ナユミマ☆四国遍路の旅

1回目【第55~52番逆打ち】、2回目【第44~51番】 3回目に徳島【第1番~】区切り打ち開始☆

高知3日目 第26番 金剛頂寺~鯨の郷~なはり①

 

 2020年(令和2年)4月5日(日)通算⑰日目 晴

 

 室戸岬近くの宿、うまめの木さんで朝を迎えております!

 目覚ましアラームが鳴らなくて、(何故か翌日のその時間SETになっていた)

 6時半に歩き遍路の水泳定年さんが出発する物音で目が覚めました。

 キャー、寝過ごすところだった! 

 慌てて支度をして、7時の朝食には間に合いました。

 

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 7:00~ 朝食 

 

 こちらのリビングで、

 私が家田荘子さんの色紙を、

 高松自転車さんが椎名誠さんの写真を見つけました。

 椎名さんも、ここに泊まられてたんですね!

 

 お酒はたくさん飲まれただろうとして(笑)、朝は和食にしたのか、洋食にされたのか。

 と、言いますのも、和洋から選べるんですよ。

 

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 7:00 洋の朝食 卵は土佐ジロー

 

 私は洋食にしました。さすが、喫茶店をされているだけあって、珈琲も美味しい!

 土佐ジロー卵の目玉焼きだそうで、バランスがいい朝食内容でした。

 

 高松自転車さんは和朝食にされて、土佐ジロー卵は生玉子だったかな。

 生が食べれなければ何とかかんとかにしますって言ってたのは、別の宿だったっけ。

 私は自分の洋朝食に満足していたので、あんまり見てなかった様です。(笑´∀`)

 

 朝食後、荷物を部屋から出して、朝の散歩がてら室戸岬の海岸へ……

 

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 朝日が昇る前のスカイライン 別名、刑務所の道(2日前に出会った逆打ちお遍路さんの発言より)

 

 …を、横目に、岬へとひた歩きます。

 

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 8:13

 

 おはようございます、中慎!(中岡慎太郎像)

 昨日は海援隊の人だと勘違いしていて、ごめんなさい。

 陸援隊の隊長さんなんですよね?(前日の記事参照)

 

 しかし、今朝はもう、鯨の碑の方に関心が向いてしまっていて……

 

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 歓鯨(かんげい)… 

 

 「ちょっと、これは……(ダークなギャグだな(^_^;))」

 

 お昼に鯨料理を食べる予定だったので、複雑な気持ちになったのでした…。

 

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 中慎像の前から、遊歩道に入ります…… ました。

 

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 室戸岬灯台の真下辺りになります^^ 

 

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 『しましまの地層』と書いてある看板から、遊歩道を外れてみました。

 

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 しましまと言うより、ギザギザな岩場を越えて……

 ※ 自力で越えられないと思う箇所では越えないでくださいね、私も迂回しました(^_^;)

 

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 何か名前があるのかわかりませんが、いい雰囲気の場所に出て来ました^^ 

 

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 ここ、灌頂ヶ浜という場所だったかもしれません。(かも、って…)

 そして、変な岩場を越えて来なくても、遊歩道からフツーに出て来られました。

 実際、釣り師さんがフツーに横切ってゆかれました。

 

 そこから少し、外れた場所で……

 

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 どどーっと押し寄せる波に、手を浸してみました。 

 この辺が灌頂ヶ浜で合っているのなら、(たぶん合ってる?)

 灌頂とは、頭頂に水を掛ける行為もあるそうなので……って、私は手を浸けただけ。

 ん? でも、顔とか頭部に触った気もする…。

 勝手に灌頂っぽいことを、やっていたかもしれません。(笑)

 

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 二度(ふたたび)、灌頂ヶ浜?の浜辺。 

 

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 灯台が見えている、ということは、

 第24番札所の仏様から見守られているのかもしれません。

 昨日はお世話になりました! ま~だ、この辺ウロついております。σ(^◇^;)

 

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 私的に お気に入りスポットにて


 パーンと後光が差し込む様に撮れたら、めっちゃハッピー\(^o^)/

 だと思ったでしょうが、

 いまの私には、これぐらいで丁度いいということなんだろうなと思いました。

 キラキラした画像に収まる程の人間ではない、と。(笑)

 (※ あまりに暗いと見づらいと判断し、オリジナル画像より明度は上げてます)

 

 

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 遠くでキラキラ……キレイだな ,゚.:。+゚

 

 これ見て、元気が出る方は元気出してください!

 そんな気持ちで、撮ってきました。パワーのお裾分けです^^

 

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 この木何の木? ウバメガシ

 昨日の記事から、海と岩場、浜辺ばかり掲載していましたが、

 森みたくなっている場所も多いんですよ。

 木道になっているので、普通に散策できますが、滑り易く段差があるので、

 年取って足が悪くなってからだと辛い印象。来たい方はお早めに(^o^)。

 

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 室戸岬、昼間と朝に訪れることが出来……贅沢に過ごすことができました。

 これも、そういう行程を立てた自分のおかげ。(笑)

 無事に来れたのと天候に恵まれたのは神仏のおかげ。(^^),゚.:。+゚

 

 ところで、もっと広い岬だと思っていたのですが、

 先端は徒歩30分ぐらいで通過できるという、意外なコンパクトさでした。

 あと、如何にもファミマとかありそうなのに、コンビニはおろか、店がない。(笑)

 

 高知の双璧、西の足摺岬の方はどうなっているのか、楽しみです。

 今回の2020春遍路では辿り着けない、まだ遠い先ですが…。

 

 

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 9:40 東坂本バス停からバスに乗車

 

 宿に戻り、荷物を背負って、昨日の打ち終わり地へ。

 

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 9:52 室戸バス停

 バスを降り、西の方を向いていると、

 (お遍路が行く第25番 津照寺は)逆だよと教えてくださりました。

 この辺のバス運転士さんは本当に親切ですね。乗客の方も好意的でした。

 バスの姿が見えなくなってから、歩き始めました。※ 第25番は昨日、打ち終わってます

 

 で、それからすぐのコンビニに立ち寄りました。お手洗いもですけど(笑)、

 車道脇を歩いている所為で、喉がイガイガして痛くなるので、

 のど飴代わりにミルキーを買ってママの味に癒やされながら歩きました。

 

 『まさか、新型コ□ナに感染してないよね??』 と、

 お大師様、薬師如来様に、お縋りする気持ちで歩いていました…。

 

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 10:22 あの山 先端の岬へ行く予定

 

 第26番札所があるであろう、目前の山に近づくにつれ、

 何処かで逸れないといけないはずなんですが……

 

 そう言えば、さっきから全然、へんろシールを見かけないな? 

 遍路道と外れたところを歩いている様です。

 

 一本別のところにある道を、

 「アーーイッ!(目)」と、拡大ズームして見ると、

 それらしい看板があるのを見つけました。

 

 何だろうと思い、道路を横断して近づいて見ると……

 

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 10:30 遍路道は旧道です

 

 西へ1㎞、橋を渡って信号を右折 

 ……結果、書いてある通りだったのですが、

 私はマニュアルとか取説とか、

 書いてある通りのことがわからない人間(つまりアホ)なので、

 ちゃんと、この通りに行けるか心配でしたが、

 

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 10:40 この橋を渡って、右ですね?

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 左 併行している新道  右 川の水が本当にキレイでした

 

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 お遍路さん休憩所&トイレ プレゼンテッド by ミタニ建設工業

 

 何より、この休憩所&トイレが目印となりました。

 因みにシャワーもありますが休止中でした。(新型コ□ナ以前からだと思われます)

 

 以降、アホでもわかる道を通って、第26番札所 金剛頂寺へ向かいます 三3

 

 

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 10:56  歩き遍路は直進 

 

 自転車とか車の方は向かって右へ道なりに行く様ですが、

 歩きの人が通っても問題は無いです。

 

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 20分弱の山道でしたが、↑しか画像を撮ってませんでした。

 フル荷物を背負っての山登りがキツかったのだと思われます。

 (昨日は民宿→次の宿へ荷物を輸送してもらった為、軽装だった分。。)

 

 平地は歩ける重さ(軽さ)にして歩いていますが、山に入ると、無理でした。

 私は左肩側の筋が弱いのか、担ぐところに緩衝材を巻いていないと、

 角材で思いっきりぶっ叩かれたぐらいに痛くなるんです。

 荷物の重さに関わらず、いま背負っているパックが支えられないみたいです。

 

 お遍路装備にアホほどお金をつぎ込んでしまう形になりますが、

 バックパックだけは買い換えないとダメだな…と、痛感していました。

 

 数日前、20リットルさんにも、

 「30リットルは大き過ぎ、煩悩の塊」と、言われましたし…。(しつこい(^0^;))

 

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 11:14 第26番札所 山門前

 

 丁度、山門から出て来た母娘をやり過ごす為、

 荷物を下ろして待機していると…

 

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 足下のコレがかわいかった^

 

 お母さんの方は会釈、娘さんの方は無視を決め込んだ様でしたが、

 突然、目線をくれました。

 パックに付けていたバリィさんが気になったみたいです。

 若い娘は本当にマスコットが好きなんですね~(笑)

 

 因みに、子供が無愛想だったりするのは気にしないことにしてます。

 そういう子には、こちらも挨拶とかしませんから。

 自分だって、いつもいつでも満面の笑みで大人と接してたわけじゃないから。

 そういうのが苦手な子、そういう心境の時もあるから。

 大人は、自分が敬われたいから、或いは自分が安心したいから、

 そういうのを求めるんでしょうけど、子供にそれを押し付けるのは酷。

 また、そういうことを気にする人間に傑物はいない。(笑)

 

 

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 11:15 第26番札所 山門 

 

 この山門をアホが通りますよ。

 しかし、朝からアホアホ言ってますので、そろそろ止めますね。(笑)

 

 

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 第26番札所 金剛頂寺(こんごうちょうじ)です。

 

 金剛頂寺さんは(四国八十八ヶ所霊場では)珍しく公式サイトをお持ちなので、

 貼らせて頂きます ↓

kongochoji.jp

 

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 「聞いていた通り、立派な本堂です」と、言っているげな自撮りをする私(わたくし)

 

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 本堂 

 

 御本尊 薬師如来 「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」

 

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 こちらの薬師如来様には、

 妹の身体健全・病気平癒を祈願する写経を奉納しました。

 が……

 妹は別に病気ではありませんでした。

 

 お遍路に行く前、検査で引っかかったという連絡を受けた母が心配していて、

 「だったら、がん封じで有名なお寺さんに行くから、写経しておく!」

 ということにしたのですが、

 再検査の結果、悪いものではなかったそうで。

 

 でもまぁ、嫁いだ妹とは言え、両家に欠かせない人物なので、

 妹が末長ーーーーーーーーーーく無事に長生きできる様に、お願いしました。

 

 併せて、お願いしておきたいのが、こちら…

 

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 がん封じの椿 これにナデナデすると……

 

 がん封じの椿だそうです。境内にあります。ました。

 なんでかはわからないのですが、撫でると、がんが封じられるそうです。

 

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 こちらは、「家族全員の分」と、ナデナデしておきました。

 

 まだ全然若いカップルが、「?」という顔で見ていたのですが、理解したらしく、

 この後、ふたりで撫でさすっていました。

 

 ところで、最近は、お寺デートするカップル多いですねー

 神社はまだ、わかるんですが……私が若かった頃は考えられませんでした。

 (そんな時代)

 彼氏が仏教関係者か密教かぶれで、彼女が仕方なくつき合ってあげる、

 ぐらいじゃないと、なかったと思います。

 (ホントにそういう時代だったんですって!)

 

 

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 大師堂 

 

 ここからは、微笑ましくない系のお話です。

 

 昔、1200年くらい前(結構、昔ですね)、この山には魔物が出ていたそうで……

 

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 それを、お大師様が調伏したそうです。

 そして、そんな内容が描かれた貴重だと思われる絵が……

 

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 こんなかんじ↑で、気軽に展示されています。ええんでしょーか、これで…。(笑)

 

 さて、第26番札所を打ち終え、

 普通に進むなら、次は第27番札所 神峯寺ですが、

 私は不動岩という、お大師様が修行された岩場に行きたいので、

 そちらに向かいます 三3

 

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 宿坊の前をまっすぐ通過すると ココ↑

 

 また、寺のどっちから出ればいいのかわからず、納経所の方に尋ねると、

 「宿坊の前をまっすぐ行って、突き当たりを進んでください」

 ……私は、言われた通りのことが理解できないア○……あ、言っちゃだめなんだ。

 

 そもそも、宿坊の場所がわかりづらいと言われている、お寺さんなんですが……

 宿坊は、まぁ、わかりました。

 先出の20リットルさんは昨夜、ここに泊まられていたんだなという目で見ながら、

 その前を通過、まっすぐ……

 

 

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 指図されている方へ、方へと進んで行きます。

 

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 カーブミラーにわざと見切れる私(わたくし) 

 

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 ここ↑は、危うく田んぼの畦道の方を歩くところでした。

 まぁ、先が切れているので、イヤでも気づいて、軌道修正したでしょうが。

 

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 標示がないと、絶対わからないです。いや、二分の一の確率ですが。

 

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 途中、道じゃなくて、小川になってました。地味につらい。

 

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 また分岐 

 

 ぶっちゃけ、どっちを通っても、第27番札所に向かえる道でした。

 ただ、不動岩に行くかどうか。

 更にぶっちゃけ、不動岩に寄らずにまっすぐ向かった方が、楽でもあるのです。

 

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 だが、私は不動岩を経由したいのだ!!

 お大師様が修行され、御蔵洞は本当はこっちだったんじゃないか? とも、

 言われている場所らしいのです。

 それは是非、行って見て、感じてみたい!(のです)

 

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 不動岩よ、待っていてくれ!……って、動かないから不動岩。大丈夫、きっと動かず待ってる。

 

 ところで……人ん家の裏庭、個人の畑の縁、みたいな場所も通過します。

 遍路道あるあるではありますが、そんな場所を、日本全国、いまや世界から来た人々が、

 通っていくなんて……ちょっと面白いです。

 

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 神社の前なんかも横切ります。

 

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 わかりづらいと思いますが、眼前には真っ青な海!

 ザザーンと波の音、海風が吹き上がってきたりします。

 

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 雨の時はイヤになるだろう、滑り易い下りです。

 そもそも、雨の日に山道を歩くなんて……お遍路でなければ、することないですよね。

 普通の山歩きなら、雨なら延期するだけなので。お遍路の道は厳しい。(黄色い遍路本より)

 

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 車道に出て来ました!

 

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 12:27 不動岩入口

 

 車道があるということは、車で乗り付けられるし、何ならバス停もあるのでバスでも。

 山道なぞ通らなくても、簡単に来ることが出来るのです。

 これぞ、まっこと、お遍路の道は厳しい、です。看板にはそんな風に書かれてませんけど(^o^)

 

 

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 不動岩 不動明王のお堂

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 昔は、さっきの第26番札所があった山は女人禁制でした。

 ゆえに、女性はここに参拝したのだそうです。

 魔物が出る、おっかない山だったから? 

 男性にとって修行の妨げになるから……かなぁ。

 

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 お大師様の足跡!!

 

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 画像ではわかりにくいと思いますが、

 「ビッグフットでいらっしゃったんですね^_^;」…って、かんじでした。

 

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 不動明王のお堂の横から 海へ 

 

 室戸岬の遊歩道と似ています。スケールはスモールだけど…。

 

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 それよりも御厨へ 

 

 私の関心は、お大師様が寝起きした? 説のある洞を見ることです。

 まず先に、そちらに向かいました 三3

 

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 若き日(19歳)のお大師様のお宿(推定)

 

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 いまはこんな

 うーん、わからん…。修行されていた様子も、寝起きされていたかも。。

 

 自分のブログなので、好き勝手に『感じた』『気がした』ことを書いていますが、

 別に、そういう能力があるわけじゃないので、わからんものはわからないですね。

 

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  この洞からの眺め

 

 ここからも、『空と海』……見えます。

 

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 昭和21年(1946年)の南海トラフ地震で、

 岬が90~120㎝ほど隆起したそうです。

 「あっ、岬が90~120㎝ほど隆起してる…!!」って、よく気づけたなと思います。

 どうやって測ったのか。

 

 それと、1200年前と今では、6.5㍍隆起しているという調査結果があるそうです。

 (元ソース 第26番 金剛頂寺サイト『空海金剛頂寺』より)

 

 ということは、洞は6.5㍍ほど下にあったということで、

 「それって波打ち際じゃん! 寝泊まりも修行もできないんじゃ?」

 ……ということで、何処で修行してたか謎なのだそうです。

 

 けど、キャンパーの方なら……

 波が入らないギリ安全な辺りにテント張りません?

 別に不可能じゃなくありません? と、思ったりしてます。

 いや、お大師様はキャンパーじゃないけれど…。

  

 まぁ、自分のブログなので好き勝手に、思ったことを書いてるだけです。(^o^)


 

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  波見もいい (※ 花見のように波を見ること……出典元:椎名誠さんのエッセイ)

 

 打ち付ける波を見ながら、思慮に耽るのもいい……

 そんな風に修行したなら、気持ちはわかる気がします。

 

 

 不動岩を後にして、55号線道路の歩き旅に戻ります。

 

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 紅茶&カリーの店 シット□ト 

 

 鯨料理店が閉まっていたら、ランチ第2候補だったカレー屋さん。

 後方の看板に関心があったというわけではない。

 

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 本日、お世話になる宿の看板。見てから行くと、何かいいこと……あるかな?(笑)

 

 さて、道なりに行くと見えてきました。道の駅……併設のレストラン。

 今日のお昼はここで、鯨料理を食べます!

 

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 12:50 鯨の郷

 

 食遊 鯨の郷 室戸市吉良川町丙890-11

 公式サイト↓

www.kiramesse-muroto.jp

 

 

 日曜日の13時前……ピークは外していると思うし、

 新型コ□ナの影響で外食のお客さん少ないかも、と、思いきや、

 結構、いらっしゃっていました。

 しかも、大人数グループなので、外の待ち席がズラズラと埋まります。

 あぁあ、密着しちゃダメなのに。(苦笑)

 でもまぁ、10分くらいの待ちで席に通されました。

  

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 鯨料理メニュー

 

 名物に手を出さなければ、普通の価格で食事も出来ますが……(観光地あるある)

 せっかく、その土地の名物を味わう機会があって来ているのに、食べないなんて。

 というわけで、

 

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 鯨ステーキなんてものを注文します! 当店のお勧めマーク入ってますしね。

 

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 鯨チャップ定食なんてのも、(お値段的にも)惹かれましたが……

 いやいや、せっかく産地に来ているのだから、チマチマした肉片じゃなく、

 塊の肉を堪能したいじゃないか?!

 

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 なんと! 上には上の、鯨御膳なんてものがありました。2600円(税込み)。

 但し、ステーキやチャップなどではなく、刺身、たたき、さえずり……

 もっと別の意味で、大人になってからなら選ぶかもしれません。(笑)

 

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 こういう、リーズナブルめなものもあります。

 

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 鯨ステーキと、牛ヒレステーキが同じ値段なんですね。あ、ヒレカツもか…。

 

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  鯨ステーキ定食 2000円

 

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 左 こういう眺めを横目に  右 お遍路優待? いい席をありがとうございます!

 いや、お遍路だからってわけではなく、たまたまなんでしょうが、

 一人客でも、窓側の大テーブル席に通してくれる太っ腹さに感激しました。

 同じく、感激したのが……

 

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 鯨のステーキ!

 しょっぱい、あんかけ状のソースで、意外な味付けだったんですが、これが旨かった。

 肉は、とにかく鯨は鯨という味でした。(^_-)☆

 

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 ウマーです。\(^o^)/



 この食後、国道55号線 × 旧道を、ひた歩きます。

 意外なことに、約1時間ぐらい、一枚も写真を撮ってませんでした。

 日祝しかやってないっぽい古民家ハンバーガー屋さんとか、

 ちょいちょい印象に残っているのに…

 

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 14:24 とある浜辺

 

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 本気で、潜水艦がいるのかと思いました。↑

 でも、ホントにあれがそうなら、座礁している様なものかな?(笑)

 

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 そんな、吉良川(きらがわ)という集落に差し掛かりました。

 

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 「くじらの尻尾みたい」

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 座礁した潜水艦」(じゃないってば)

 

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 「知ってる? 花は、植えないと咲かないんだよ」
 

 地元の人が植えた花に歓迎されている様で嬉しく、吉良川の集落に入ってゆきます。

 

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 「お遍路、現る」

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 記事のサムネにしたい(真ん中に写ってないから駄目)
 

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 こういう町並みを撮る時に気をつけたいのは、

 いわゆる観光地の写真を撮らないこと。お膳立てされた物に乗っかりたくない。

 

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 時代劇のセットみたいだ…。

 

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 でも、無理です。この桜↑だって、何処かから切ってきて、水に浸けているっぽかった。

 思いっきり、観光地写真です。(笑)

 けど、私はそんな観光地、嫌いじゃないんだな。

 道後温泉街とか大好きです(*^▽^*)

 

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 これは……本気で懐かしい! 

 子供の頃、ショッピングセンターで、このタイプのアイスのプレート↑を、

 よく眺めていました。(羨望の眼差しですね)

 

 けど、うちは貧乏だったので、買ってもらえませんでした。

 バニラはともかく、ラムレーズンとかチョコミントとかブルーハワイとか、

 未知の食べ物でした。

 

 子供の時の貧乏は、何の学びにもなりません。……私はそうでした。

 ですが、安いラクトアイスは買ってくれてた親への感謝の気持ちは、あります。

 

 本当に欲しい物は、なかなか買ってもらえなかったけど、

 当時の父親の安月給で、子供3人分の誕生日プレゼントやら、ケーキやら、

 クリスマスもケーキ、(サンタさんの)プレゼント、

 お正月のお年玉……なんかを用意するのは、容易なことではなかったはず……と、

 いま思うと。

 

 ……って、私はいま、駄洒落を言ってしまったんじゃあないのか?

 

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 この赤いポスト↑、収集してないので、郵便物は入れないでって書いてありました。(笑)

 

 

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 また、歩行者と自転車なら渡っていいタイプの橋。本当に、大丈夫なのか?…(笑)

 

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 しかも、橋の下は普通に車が通ってるし……(笑)

 

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 何となく、昭和に紛れ込んでしまった錯覚を起こす景色…。

 

 ところで最近、WCの写真載せてないね。どうしたの?

 ……どうもしません。あれは、好きで撮ってるわけじゃあないんですよ!(>o<)

 

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 噂をすれば はいWC\(^o^)

 

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 勿論、お手洗いの間隔に気をつけて、歩いていましたよ。

 次は6.3㎞先かぁー、キツいなーーー(>_<)

 

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 15:14 フル荷物……これを背負って歩くのはなぁ。。

 

 今日の宿を予約している奈半利(なはり)の町まで、約12㎞。

 私の足で3時間。

 18時過ぎに宿に着けるだろうし、日没時間的にも問題はないけど……

 今日は日曜日。

 たまには早く切り上げて、安息日にしてもいいじゃないか?

 と、いうことで……

 

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 立石バス停

 

 明日は、このバス停に戻ってきてから再開します!

 

 

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 15:55 法恩寺通バス停

 

 やっほう、バスは早いですね 三3 12㎞など、ものの18分ぐらい。。

 

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 バス停から2分ぐらい、看板の←先に見えている、あれが……

 

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 16:00 ホテル着

 

 ホテルなはり 高知県安芸郡奈半利町乙593-1

 一泊素泊まり(シングル) 5800円

 二泊目まぐろ定食夕食付き(シングル) 7500円

 朝食は前日にフロントで申し込めます(案内あり)

 浴衣・タオル・TVあり 大浴場あり※タオルは部屋から持参

 公式サイト↓

www.hotel-nahari.com

 

 

 ここに、今日からなんと2連泊します!

 

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 あっ、これは見たことがある!……有名な? オブジェ 

 

 禁煙(当然)、シングルルームです。

 

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 シングルのはずなのに、ベッドが二台……なわけじゃなく、右は鏡です。(笑)

 

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 窓からのビューが、素敵です^^

 

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 きゃー、あのお遍路マグロが見えます!

 

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 もう少しマシなビュー。(うそです、マグロが見えて嬉しいです!)

 

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 アメニティが……よさこい龍馬茶なのが、好感が持てます。(味は普通)

 普通のシティホテルとして何の問題もありません。

 

 が、夕食と明日の朝食は付いていないので、買い出しに行きます 三3

 

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  ほか弁夕食も候補でしたが……ワケあって、結局、○ナカスーパーまで

 

 足の肉刺(まめ)手当て用の絆創膏を補充しないと……なのですが、

 この絆創膏じゃないと、という品がコンビニに置いてなかったので、

 奈半利駅の裏にあったスーパーまで足を伸ばすことに 三3

 

 日曜日の夕方、それなりにお客さんは来店している様でした。

 

 目当ての絆創膏GET、お茶はスーパーのが安いので買うけど、

 他の食料品は特に安いということもなく、ポイントもつかないので、

 コンビニに戻って買物をし、ホテルに帰りました。

 

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 長かった一日が終わる……何となく日曜日の夕方っぽい、寂しい夕陽

 

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 心なしか 黄昏れ石像群

 

 しかし、奈半利という町のつくりは謎。

 どうして、駅の近くにホテルがないのか?(おかげで往復、遠かった^_^;)

 

 ごめんなはり線が通って、駅が出来たのが後発だったとしても……

 町中に宿がないって、企業とか産業がないのかな? 知らんけど。

 

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  18:44 夕食TIME

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 まさかのマグロ、ライトアップ\(^o^)/  真夜中は消灯してましたw

 

 夜のお花見気分で……

 

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 ちょっと油断すると、すぐ茶色い食事になる私の嗜好↑。

 結局、スープを買うのなら、ラーメン買えばいいのに……残り汁を洗面所に流すのがイヤで、

 汁なし油そばにしたけど、やっぱり汁物も欲しかったという。(笑)

 

 茹でこぼしはいいのだけど、

 カレーとか色のあるものを洗面所に捨てるの抵抗あるの、

 私だけでしょうか…。

 

 

 食後、ちょっと複雑な行き方をする場所にある大浴場&洗濯会場へ。

 (浴衣で行けるからいいけど)

 

 洗濯機35分 200円、乾燥機30分 100円……

 自宅にある人間からしたら、

 結構、する(洗濯にお金かかる)なぁ、と。

 

 けど、30分でこの時は乾いたせいか、安くついたな…と、

 後で思うのでした。σ(^◇^;)

 

 画像はないですが、女性用大浴場は最大2人しかいなくて、

 広く使えてよかったです。

 露天風呂もあって……3日後はスーパームーンという月を眺めました^^

 居合わせた見知らぬ女性に勧めるぐらい、良かったです。

 

  【2020年4月5日(日)】 

 室戸岬の気温 最高15.6℃ 平均11.℃ 

 歩いた距離 約13キロ + 朝の散歩と夕方の買い出し

 

 6:30 起床

 7:00 朝食

 7:40 朝の散歩

 9:20 宿 帰着

 9:40 東坂本バス停 乗車

 10時前 室戸バス停 下車

 10:42~50 うらしま前ミタニ休憩所(WC)

 11:15~55 第26番 金剛頂寺

 12:25~40 不動岩

 12:50~13:45 鯨の郷 昼食

 15:15 立石バス停近く公衆トイレ

 15:37 立石バス停 乗車

 15:45 法恩寺通バス停 下車

 16時頃 ホテル到着

 

  高知4日目に続きます!