ナユミマ☆四国遍路の旅

1回目【第55~52番逆打ち】、2回目【第44~51番】 3回目に徳島【第1番~】区切り打ち開始☆

高知2日目 室戸岬~御蔵洞~第24番 最御崎寺~うまめの木

 

 2020年(令和2年)4月4日(土)通算⑯日目 晴

 

 室戸岬の手前、民宿徳増さんで朝を迎えております。

 

 天気予報は晴れ続きなので、

 海から昇る朝日を期待しておりましたが、

 この辺りの地形的特徴なのか、たまたまなのか、←こっちかな

 朝早くは雲がかかってスカッと晴れないのでありました。

 

 つまり、昇ってくる朝日は雲で見れなかったということで……↓

 

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 6:33 部屋からのビュー 朝日ver.

 

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  6:37 朝食

 

 朝食に、焼き立てのメザシ(厳密には違うかも)が出されたのは初めてです。

 焼いたばかりって、こんなに香ばしくて美味しいんですね!

 いつも、冷えてカチコチになったものを、

 仕方なくなかんじで食べていましたよ。

 その代わり、館内が煙かったです。

 ゆうべはずっと天麩羅油臭かったんですよね。(笑)

 

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  6:50 これぐらい食べれました!

 

 半身の竹輪が、妙~に旨かった記憶があります。

 

 朝食後、精算&次の宿まで送ってもらう荷物の引き渡し。

 300円で送ってもらえるサービスですが、私は当然(?)、お願いしました。

 あと、おにぎり2コ200円を依頼していたのですが、

 何故か忘れられていたので、急きょ作られることに……

 だったら1コでいいですと1コ100円にして頂きました^^

 

 そんなかんじで少し待っていたので、

 7時半を過ぎての出発になりました。

 20リットルさん(次の宿が遠いので早く出ないといけない)と、

 逆打ち色白黄色さんは、先に出てゆかれました。お気をつけて!

 

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  7:37 遠慮無きONさん

 

 この方は出発時間が重なり、同じ方向へ行くし急がない派だったので、

 何処かでまた会うかもと言ってたけど、

 終ぞ再会することはありませんでした。

 

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 朝日に、今日一日の祈りを捧げる

 

 

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 ずっと この花が咲いていた 

 

 大根の花……と、心の中で呼んでいたのですが、

 こんな、畑でも何でも無い場所に、

 これから大根が生るとは思えないので、

 おそらく違う花なんだろうな、と、思ってもいました。

 

 ちょっと調べてみたところ…浜大根(ハマダイコン)という、

 大根が野生化したもので、

 海辺や河川敷などによく自生している野草があるそうで、

 たぶん、それかな?

  

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 夫婦岩

 

 全国各地で夫婦岩と呼ばれるものを見てきたけれど……

 ここはこんなのでした。

 

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 8:27 某GS

 

 室戸岬付近(まで行けばWCはあるけど)までの、

 お手洗いPOINTを宿の方に聞いてきました。

 

 宿から1時間ほどにGSがあるので、

 まずそこが一つ目…と、教わったのですが、

 GSの人 「ここはお手洗いではないんですよ」

 私 「貸しては頂けないのですね?」

 ダメでした。

 まぁ、声を掛けた時の雰囲気から、そんなかんじはありました。(^_^;)

 GSのお客さんには違うのかもしれないけど、

 お遍路に特別なことはしないみたい。

 まぁ、客でもない者に貸さない、それが普通か……。

 

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 廃校水族館まで1㎞ 

 

 すぐ近く(1㎞先)に、廃校水族館がありますけど、

 宿の人 「あそこは外にWCはなかったと思う」

 

 それに、新型コ□ナ対策で臨時休業となっていました。

 ダメだと私も思います。

 

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 椎名漁港

 

 宿の人 「他は、漁港に借りるとか」

 私 「漁港が貸してくれますか? 

 それに、土曜日なんですが開いてますかね?」

 

 漁港の事務所は開いてないかもしれないが、

 外のWCは借りれるはずとのこと。

 ダメ元で、漁港にいた漁師さんに聞いてみました。

 すると、快く貸して頂けました!

 

 ただ、泣きたい時に泣けないタイプのお手洗いでした。

 (す、すみません…(>_<))

 でも、あんなに温和そうな人達ばかりなら、

 ここで泣きたくなることもなさそうでした。

 

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  8:43 廃校水族館前に差し掛かりました

 

 ここでは、廃校になった小学校を、

 水族館にしているそうです。

 (時間的にも)開いてないけど、どんなものか見に寄ってみました。

 意外なことに、学童を連れた家族連れがいて、何か行事で来ている風…?

 で、

 余所者に近寄って欲しくない空気だったので、

 「外から見たかっただけです」雰囲気をこちらも出して、

 退散しました 三3

 

 平時には、いい施設なんでしょうけどね。

 

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 バショウカジキ 飼育不可

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 歯があるからハガツオ  

 

 これ見ながら国道沿いを歩いただけでも、勉強になりました!

 

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 面白い岩と 何かの施設が…

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 大学だったか? 研究施設のタイドプール的なものと思うのですが……

 地元で見た観光地図には載ってたけど、

 Gグルマップでは出てこないので詳細は不明。

 

 また、遭難碑がここに建っていて、

 鎮魂の思いで通らせて頂きました。

 昭和19年、滋賀丸という高知~阪神の輸送船が、

 米潜水艦に撃沈されたそうです。

 

 一般人の乗った船でしたが、潜水艦船長いわく、

 「軍隊を載せた船だと思った」……って、

 それ、詭弁ですよね?

 

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 何という名か存じ上げませんが 雰囲気のいい神社

 

 お遍路しているけど、神社も好きです!

 

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 123.1 ゴロがいい…。

 

 語呂の良さを求めるなら、123.4にしないと。(笑) 

 

 

 室戸岬ではずっと、

 左に海&右に山の一本道路を行くのだと思っていましたが、

 存外、内陸を通るんだなというか、

 海から距離を取って道路が造られていました。

 

 それで、わりとフツ~ウの僻地道なので、でしょうか……

 歩いているのに、眠くなってきました。(^_^;)

 それに、大荷物は輸送してもらったので、荷は軽くなっているのですが、

 重心と歩き方が変わるのか、腰が痛くなってきました…。

 

 そんな折り、到着しました…!

 

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 9:30 室戸世界ジオパークセンター

 

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 お遍路業界では、↑の休憩所の方が有名かな?

 外にもWCがあるので、

 館内に入らなくても休憩できる場所ですね。

 

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 室戸世界ジオパークセンター  9:00~17:00 無休

 

 私は入りましたけど。

 

 高知県に入って、

 観光施設らしい場所に立ち入るのは初めてですが、

 新型コ□ナ対策をして、

 かろうじてOPENしているという印象でした。

 

 

 【追記】 

 この記事を作成している4月下旬現在、高知県内の文化施設はほぼ全休館されています。

 

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 ジオソフトもいいけど、深層水コーヒーというものが!

 

 CAFEで、深層水コーヒーというのが飲めるみたいです。

 まだ、この先、お手洗いが心配だけど……

 私はオテアライリストである前に、

 珈琲大好き人間なのであります。

 

 その矜持があるなら、

 飲まないということはあり得ないだろう。

 と、そんなわけで、

 散財も気にしながらも飲むことにしました、

 深層水コーヒーを!

 

 果たして、深層水コーヒーは……

 まろやかで、美味しかった!!

 

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 左 お店の方が撮ってくださりました^^ 右 こっ、これは……

 

 しかし、私、痛恨のミス…!

 飲みかけ途中で、

 コーヒー単体の画像を撮るのを忘れてたのに気づきました…。

 こんなこと、滅多にしないのに。(笑)

 

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  カフェ&売店 ※ランチ 11:30~14:00

 

 ランチ時間にタイミングが合えば、

 ここで青のりうどんとか、かつおフライ定食とか、

 しかも名物なのに500円とか安値で食べられたみたいです。

 (昨日、逆打ち色白黄色さんは、そうして来られたそうでした)

 

 だけど、この時、9:45……全然、まだだね。(笑)

 まぁ、徳増さんでおにぎり1コ作って頂いたのがあるので、

 大丈夫ではあるんですが。

 

 

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 123.4を偶然、発見(遭遇)しました! 

 

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 ここでも野根まんぢう

 

 野根まんぢうが一軒の店のみならず、

 本家とか元祖だので複数存在することを、

 この時の私はまだ知らない。

 

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 10:24 室戸岬町の何処だかわからないあたりで撮ってきました

 

 高知まで88㎞、室戸まで10㎞……キリがいい。

 車への標示だと思うので、

 歩くのに何の目安にもならんけど。(笑)

 

 

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 サンフィッシュまんぼう

 

 ゆうべ……まんぼうの酢和え、美味しかったなー また、食べたい。

 

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 水芭蕉の花が、咲いて、いる…♪

 

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 「これ、(水芭蕉じゃなくて)カラーじゃないか?」 

 

 この時見た花の名前を私はよく知らない。

 

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 10:35 そんなことを思ったりする遍路道

 

 ところで… 認めたくないのですが………

 お手洗い、行きたくなってきた。

 

 「深層水コーヒーが、いまごろになって効いてきたのか…ッ!!」 と、

 ジャンプ漫画で必殺技を受けたキャラの様な顔で渋りますが、

 菅傘の下に隠れて見えないはず。(そういう問題ではない)

 

 こういう、民家がチラホラあって、

 草むらや藪の中に入っていったとしたら、

 きっと必ず誰か見ている系の場所が厄介なのです。

 民家の戸を叩いて、お手洗いを借りれる様になれば無双なのだけど……

 その扉を遂に、開く時が来たということか……ッッ!!

 (すみません、ちょっと誇張表現してます)

 

 

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 10:49 アクアファーム

 

 民家の戸を叩く前に、

 お遍路にお手洗い解放してくれてる施設の戸を開けました。

 

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 ※ 閉館日 日祝日・年末年始 

 

 そう、日曜日は閉まっているそうでした……今日、土曜日。

 一日ズレていたら、あ、あぶなかった!!

 つくづく、自分が出発してきた日を選んでおいてよかったと思いました。

 まぁ、コーヒーを飲まなければ済んだ話なんですよね。

 でも、徳増さんで朝コーヒーは我慢したんですよ。

 (飲みたかった(>_<))…なのに、うぅ。

 

  かくして、心置きなく、

 室戸岬へ向かえる様になったのでした。

 

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 11:08 津波への防御壁の高さが半端なかった集落

 

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  こういうことです

 

 風が抜けないんじゃないか、夏は暑いのか? 

 高潮の時は逆にどうなるのか、

 自分がここに住んでいたらどんなかんじか想像したりして、

 歩きました。

 まぁ、ここに限ったことではないんですが。

 (ほぼ、いつもそんな想像している)

 

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 11:12 青年大師像

 

 巨大な青年大師像がいよいよ近くに…!

 でも、私はそれより……

 

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 大師像前』なんてバス停があったんだ…ってことが気になったのです ※但し高速バス

 

 大阪なんばを7:30に出る高速バス一本で、

 13:45には、ここに着けるんですね。

 そうだ、室戸岬へ行こう…ってのが可能なんだ。

 大阪~四国は、凄くアクセスいいですよね。

 

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 青年大師像の御尊顔

 お大師様がこの地を訪れた時、19歳だったそうです。

 

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 遊歩道を歩いて行くという手もあり

 因みに、青年大師像の前から遊歩道に入れます……が、

 私は御蔵洞(みくろど)に先ず行きたかったので、直進します 三3

 

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 室戸岬の石碑 があるのはここ!

 

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 11:20 御蔵洞(みくろど)

 

 青年(19歳)お大師様が、

 この洞窟に籠もって修行をされたそうです。

 

 しかし、崩落の危険があるとかで、

 一時期、入洞禁止になってしまいました。

 

  えぇええ……残念。。(((((゚Д゚;)))))と、思っていたら、

 近年『補強工事をして、数年内に入れるようになる予定』という報道があり、

 それは是非、自分がお遍路で訪れる時迄には……と、願っていたら、

 この通り、叶いました。(喜)

 

 その代わり、かつての自然の景色は失われてしまったけれど、しょうがない。

 

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 左 必ずヘルメット着用を促す看板  右 これを被る
 

 ヘルメット……(BOXを開けた時)

 頭皮の匂いが凄かったですが、

 被らないわけにはいかないだろう。

 全然、似合わないのも知ってますが、被ります。

 

 と、ここで、ガングロなおじいさんに話しかけられました。

 

 顔黒お爺さん 「何処から来たの?」

 私 「広島から来ました!」

 顔黒お爺さん 「お遍路さんらしい格好だね」

 私 「格好だけは、一応(笑)」

 

 その、お遍路さんらしい格好というのが、これ…↓

 

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 ヘルメットver. ……オリジナル画像では顔と頭のズレ感が半端ない

 

 以前、台湾で洞窟に入る時もヘルメット着用で、

 そこで撮ってもらった写真が、

 ぴよ、ぴよ、カリメロか…!! と、

 絶叫レベルで似合わなかったもので、

 以来、安全メットは似合わないって、よくわかっているんですよ……。

 

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 遍路笠ver. この笠も似合っているとは言えないのだけどヘルメットよりマシだってことを知った

 

 ところで、地図では御蔵洞との表記なのですが、

 御厨人窟(みくろど)と、

 向かって左の穴は呼称されている様なので、

 御厨人窟と書かせて頂きます。

 

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  待望の御厨人窟……

 

 では、入ってみましょう!

 

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 五所神社なのだそうです

 てっきり、お大師様を祀ってあるものと思いました。

 で、ここに来させて頂いたことの感謝を、お伝えしたと思います。

 

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 ここでの修行中に、空と海をご覧になったそうですが、

 現在は、そういう画像をうまく撮るのは厳しかったです。

 柵とか、どうしても人工物が入ってしまって……

 

 そういう俗なことを考えるのは切り上げて、修行者として、

 お大師様に、意識を合わせてみようと試みました。 

 

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 無数の水垂れが落ちてきて 止むこと無く

 社を目の前にして、感じたことは、

 別格③番 慈眼寺の穴禅定で入った洞窟と、

 空間がソックリということでした。

 『お大師様、こういう場所、本当にお好きですね(笑)』 と、

 思わず心で突っ込んでしまいました。

 

 次、向かって右にある、

 神明窟と呼ばれている方へ入ります。

 

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 左 神明窟入口  右 御祭神は……

 

 現地では読めなかったのですが、

 『大日要貴』と読める気がしたので調べたら、

 天照大神の別名だそうです。へぇ!

 

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 ところが、私は小さい方(神明窟)が、

 お大師様の居住スペースだったと思っていたので、

 そういう目で見てしまっていました。

 

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 お社の奥の方、あの、濡れてない辺りなら寝れたかな? とか…。

 いまは、神様を祀られてる~って雰囲気なんですけどね。

 

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 2つ共に無事、入れまして、よかったです! 

 

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 空と海

 

 この地から、空と海だけが見えたので、

 『空海』と名乗ることにした……(らしいです)

 

 普段、意識高い系の人が、

 子供に付ける名前みたいだと思っていたのですが、

 現地では、そういうことも忘れて……

 いや、そう思ってたことを少しは思い出したかな。(笑)

 

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 2020年(令和2年)の空と海……人工物があるのは仕方がない

 

 それから、遊歩道の方も気になっていたので、寄りました。

 

 

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  ちゃんと整備されたコンクリート

 

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 左 ビシャゴ岩……そんな風に名前を付けていいなら、 右 バスクリン溜まり(それ名前じゃなくて感想じゃんw)
 

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 ペラい橋。。


 引きでよくよく見ると、結構、おっかない橋。

 渡りませんでした。

 怖かったんじゃあない、横から見た方が面白そうだったからだ!

 

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 エボシ岩 平安貴族が被っていた烏帽子のことですよね、それぐらいまではわかります

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 ちゃんと整備されてはいますが、

 足が弱ったら歩けない気がします。

 段差はあるし、木道は滑り易い。

 年を取る前に来られて、よかった。

 

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  平たい遊歩道もありました

 

 岩の見学にこだわらなければ、散策することは可能です。

 

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 この浜辺で自撮り画像が欲しくなりました。

 しかし、周囲に誰もいない上、

 カメラを置ける岩なんかもありません。

 

 そこで、流木にカメラを置こうと近づくと……

 なんとも言えぬ香ばしい、磯の匂いが……

 って! (一応、閲覧注意↓)

 

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 一応、閲覧注意↓↓↓

 

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 えっ、本物…?!

 天然の海亀の遺骸が転がっていました。

 こんなの、は、初めて見た…。

 (そもそも生きてる自然の海亀も見たことないので)
 

 海亀が入らない様に角度を調整して、

 カメラを設置し、いざ……!

 

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 めっちゃ写り込んどるやないかい

 

 まぁ、これも自然ってことで。

 周りのゴミとかも含めての。

 風水的には良くないのだろうけど……

 2020年、室戸岬の自然はこうでした。

 
 

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 まず、第24番札所を打たないといけないし、

 その後に出来れば、第25番へも行きたいので、

 こんなに写真撮ったりしている場合でもないのですが……

 

 せっかく、出来ることならば晴れの日に…! と、願ってきて、

 こんなにまで美しい風景の中に居られるのだから、

 焦って去ってしまうなんて勿体ない、と、

 あえて腰を下ろすことにしました。

 

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 12:05~12:25 ここで昼ごはんとする!(民宿徳増さんのおにぎり1コ)

 

 遮るものなどない、空と海、そして、私だけ……

 

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 感謝しか、あろうはずがない…。

 

 空と海、おにぎり1コを堪能して、お遍路に戻ることに 三3

 

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 登山口そばWC  こんな最果て系観光地のWCにも『新型コ□ナ感染症について』注意喚起貼紙が…

 

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 12:31 登山口

 

 室戸岬灯台への登山口というのがメインっぽいですが、

 歩き遍路から見たら、

 第24番札所 最御崎寺への登山口です。

 

 こちらの御本尊は虚空蔵菩薩様で、

 簡単に言えば、知恵を司る仏様です。

 

 私は知恵が足りない人間なので、

 (見ていればおわかりでしょうが(笑))

 是非とも御加護が頂きたい! と、

 特別な思い入れを持つ仏様なのです。

 

 長い距離をかけて歩いて来たという感慨も極まって、

 気合いを入れて臨みます 三3

 

 そんな登山口から、ちょっとだけ登ったところに、

 不思議な雰囲気の洞窟が……。

 

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 第24番札所 最御崎寺 奥の院

 

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 一夜建立の岩屋とあります 

 

 お大師様が、一夜で建立したと伝えられるそうです。

 それが本当のことはともかく、

 明治初年まで女性の納経所はここだったそうで……

 と、その話はこれぐらいにして。

 

 私、第24番札所虚空蔵菩薩様のお寺と認識していた為、

 奥の院も当然、虚空蔵菩薩様が祀られていると思い込んでおりました。

 が、観音様だったみたいです……(^0^;) 

 

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  観音様と知らないので 虚空蔵菩薩様の真言を唱えました(^_^;)

 

 経本に書いてあるから、かろうじて読めるけど……

 虚空蔵菩薩真言は本当に難しいです。

 読むのもだし、まったく覚えられない。

 この時も、悪戦苦闘してお唱えしていたのですが……

 まさか、この後、あんなことになるとは…。

 

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 久々の山道 体じゅうにこたえます(ました)

 

 時間、約20分の山登りですが……

 ずっと平地を歩いてきた身にはズシリと堪えました。

 

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 帰りはボロッ、ヨロヨロになりながら降りた坂道……

 

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 12:54 第24番札所 最御崎寺

 

 第24番札所 最御崎寺(ほつみさきじ) です!

 

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  結構、参拝客がひっきりなしでした

 

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 本堂

 

 御本尊 虚空蔵菩薩

 「のうぼう あきゃしゃきゃ らばや おん ありきゃ まりぼり そわか」 

 

 『心願成就』の写経を書いてきました。

 まずは、画像を撮らせてください…って、

 

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 何故か、何枚撮っても、うまく撮れません。

 「納経が先だ!」 と、言われているかの様…。

 

 納経も、ちゃんと致しますから、

 ひとまず撮らせてください…と、願う私。

 

 いつもと言うか今までは、そうしたら撮れることが殆どでしたが、

 この時は何故か、そうならなくて……

 何とか、まぁいいかレベルの画像(↑とは別)を撮り終えて、

 般若心経をお唱えし始めるのですが……

 

 般若心経は何度も唱えているはずなのに、

 うまく唱えられません。

 グダグダ……という表現がメチャクチャ合うかんじ。

 

 「のうぼう、あきゃ、しゃきゃ? らばや? おん……」の、真言も、

 カミカミで、まったく唱えられませんでした。

 また、それを大目に見てくれるという空気も感じられませんでした。

 

 難しいので苦手なんですよ、という言い訳も通じなさそうで、

 遠くから歩いて来たお遍路、という評価も全然なくて……

 

 空海(※私に伝わる様な表現をされており、実際は別の名称っぽかった)でさえ、

  何千何万回と唱えて修行したのに…… おまえは…」

 

 みたいな……

 

 「本当に知恵を授かりたいのなら、自分で努力しろ!」

 

 ということか、と…。

 

 内心、私は、

 遠くから歩いて来たのだな、よしよし、

 虚空蔵菩薩真言を授けてやろう……と、

 何故だか急に唱えられる様になった、ぐらいの奇跡を、

 たぶん願っていたのです。

 

 けれど、ここの虚空蔵菩薩様は、

 スパルタかと思ったぐらい(実際、その単語がよぎった)

 厳しめでした。

 ※ 個人の感想です

 

 どういうわけかわからないけど、

 厳しめに見られていると感じた時から、

 何度も何度も真言をお唱えしました。

 が、

 それ以上やっても、おまえは上達しない、

 その程度だという空気を察し、

 また、周辺にいる人達が引き気味の空気を醸し出してきたので、

 残念ではありますが、切り上げることにしました…。

 

 

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  大師堂

 

 うぅ…敗北感、みたいなのを感じながら、

 大師堂に移動し、納経します。

 ……こちらでは、比較的いつも通りに唱えられました。だと思います。

 

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 本堂 いまなら無人(お寺の方がいますが) 

 

 私 『……いまなら、参拝客は誰もいない』

 

 お寺の方がいるだけですが……

 その方がいちばん、呆れているんじゃないかという気がしました。

 そんなに下手くそなのに、

 いつまでも唱えている客はおまえぐらいだ、ぐらいの。

 そんなに必死に唱えたって、御利益がもらえるわけないのに、みたいな。

 

 私 『いや、ここで不完全燃焼みたいな気持ちで去りたくない…!』

 

 変な火が私の心に灯り、自分が納得できるまで、

 真言を唱えることにしました。

 アホですね。

 

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 「のうぼう、あきゃしゃきゃ、らばや……」 

 あ、いま、いいかんじで読めた。

 

 じゃあ、3回連続でちゃんと読めるか?

 3回続けて、きちんと唱えられたら、いいだろう。

 

 そんなルールを設けますが、これがなかなかクリア出来ません。

 また、参拝客がやって来て……

 『全然、読めてないじゃん……この人、下手だなぁ』

 気の毒な人を見る空気を出してこられます。

 

 ……

 ……

 何とか、これでクリアしてもいい、というお唱えが出来ましたので、

 よしとします。

 長かった…。(゚´Д`゚)

 

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  何故か十一面観音像(だったはず)

 

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 参拝客もだけど……観光客も結構、ひっきりなし  

 

 御蔵洞や遊歩道では全くと言っていいほど、

 観光客を見なかったのに……

 と、

 私も観光しないといけないんでした。

 

 すっかり、忘れるところでしたが、

 

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 室戸岬灯台を見に行きます!

 ……が、場所がわからず、納経所で尋ねました(^0^;)。

 

 駐車場から来た人にはわかるみたい、なので、

 駐車場に出る道を探せば、

 案内看板が見つけられると思います^^

 

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 13:40 室戸岬灯台

 

 幸いなことに、誰もいませんでした。

 一時(ひととき)の間、灯台を独り占めです。

 

 一瞬、ヤッターと思ったけど、

 虚空蔵菩薩様に厳しくされた気がしていた私は、

 正直、ヨロヨロな気持ちで歩いていました。 

 

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 そんな私に、お大師様が、「大変だったな、ご褒美だ(笑)」と、

 仰って頂いている様な気がしました。

 ……そんな気のせいがするぐらい、疲れたんだと思います。(笑)

 

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 左 室戸岬灯台が何処にあるかわからない方へ(笑)  右 サングラス……この後、あんなことになるとは(;。;)

 

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 室戸岬の西側 こんな景色だったんですね  ひたすら海 そして船

 

 気にして撮ってなかったけれど、水平線が丸い様な気がします。

 

 しばらく、独り占め出来ていましたが……

 (恋人の聖地で独り占め出来たのって、幸運なのか?(笑))

 家族連れが、ヘンな人がいる、

 自分達だけで見たいのにテンションで降りてきました。

 なので、私は去ることにします 三3 

 

 最御崎寺の山門前を一礼、通過し、

 登ってきた山道から降りました。

 

 車道であるスカイラインから下りることも出来るし、

 私も当初、そっちを歩く予定だったけれど、

 昨日、逆打ち色白黄色さんが、

 「同じ景色の繰り返しで、刑務所(の服務作業)みたいだ。

  逆打ち順打ち両方とも歩いたけど、

  山道を上り下りした方がはるかにいい!」 

 とまで仰っていたので、

 そうなのか、刑務所を歩くよりいいなと思い、

 その通りにすることにしました。

 

 そうして、山道を下っている道中……

 『…のうぼう、あきゃ、しゃ』 と、虚空蔵菩薩真言が、

 頭の中で、拙くも繰り返されていました。

 

 「のうぼう、あきゃしゃ、きゃ……?」

 「あきゃしゃきゃ、……??」

 

 何とか、唱えたい。

 けれど、本堂で、あれだけ唱えても覚えられなかったのだから、

 多分、私には無理なんだよ、覚えられないんだよ?

 

 けど、頭の奥で、あの言葉が響いてきました。

 

 「お大師様でさえ、何千何万回と唱える修行をしたのに」

 

 「のうぼう……あきゃしゃきゃ、らだ…らば? ありきや、おん、まり……」

 

 誰もいない山道で、辿々しく、思い出せる文言を呟き続けました。

 

 やがて……『あれ… もしかしたら、覚えられるかも…?!』

 

 結論から言いますと、

 この時は一部間違っておりました(苦笑)が、

 覚えることには成功しました。

 

 虚空蔵菩薩様に授けて頂けた……と、言うより、

 自分の努力で強引に漕ぎ着けた、みたいなかんじもします。

 で、いて、見守って頂けてた様な気もします。

 

 室戸岬という、

 自然の厳しい場所にずっといらっしゃる仏様ですから、

 ほんわか~と言うよりは、

 厳しめだったのかもしれません、と、私個人的に思っています。

 

 でも、自分はそうは感じない、そんな仏様じゃない!……と、

 言う方もいらっしゃるかと。

 まぁ、例えですが、Aさんという生徒と、私という生徒がいて、

 学校の先生や指導者は、まったく同じ接し方はしませんよね?

 印象は違って当然なんじゃないかなぁ……うーん、まぁ、もういいや。(笑)

 

 岬の真下まで降りてきました。

 

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 14:10 中岡慎太郎

 

 中岡慎太郎なのはわかるんですが、(書いてあるから)

 何者なのか、わからない。……海援隊の人だったんですね。

 違いました、陸援隊の隊長だったそうです

 

 高知各地某所で、

 『グループホーム 海援隊』という看板を見る度に、

 「暮れ、なずむ、まちの~ 光と、影の~なか♪」 と、

 何故かモノマネ調で脳内再生されていた、という、

 私の脳内はその程度の認識レベルなので、

 わからなかったのも無理ないかもしれません…。

 

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 ここにも野根まんぢうが! 

 でも、野根まで車なら数十分の距離だし……

 あってもおかしくないか。

 

 何なら、高知駅のキオスクにもありますからね。

 この時の私は知らないのですけれど。

 

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 14:24 スカイライン

 

 中慎の像の場所から、

 20分もかからないぐらいで来れたんですが……

 

 その移動している間に、サングラスが壊れてしまいました。

 しかも、手にして歩いている時に空中分解…!(;。;)

 

 だけど、これからが本格的に必要なのに……

 (歩く方角がずっと真西になるから)

 本気で困ったなぁと弱るのでした…。

 

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 これは新道

 

 遍路道は旧道の方ですので、こっちじゃないよ、YO!

 私はこの道沿いの宿を予約しているので、このまま行きますが……

 

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 うまめの木 高知県室戸市室戸岬町4103

 一泊二食付き 7400円(へんろ割200円)

 浴衣・コイン式TVあり タオルは浴室にあり

 洗濯はお接待。

 完乾きタイプの乾燥機ではない様で、後で部屋干しになりますが、

 部屋のハンガー数が多いので、そう困ることはないと思われます。^^

 

 公式サイト↓

umamenoki.com
 

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  というお部屋でした 他に西、とかあり^^

 

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 左 2階浴室からのビューも↑とほぼ同じです  右 窓からのビュー

 

 昼間は喫茶店として機能されています。(ました)

 民宿徳増さんから荷物が届いている確認などして、

 「第25番まで、行けるところまで行って、バスで帰ります」と、言って、

 また出掛けました。

 

 因みに、バスは旧道を通るし、最寄りのバス停は『東坂本』と教わりました。

 

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 まだ新道

 

 (サングラスが壊れて、無いから)眩しくて、歩きづらい!

 そろそろ旧道に逸れたいです。そして、ここで逸れました。

 

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 旧道 いいバイク停めてますね、そりゃ撮りますよ(笑)

 

 いい雰囲気の、古くからの住宅通りです。

 何か鹿児島辺りに似ています。

 

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 こんなのは沖縄っぽいというか…?

 

 でも、あんまり画像を撮ってませんでした。

 生活密着型の風景過ぎて、悪いと思ったのかな?

 

 土佐日記で有名な紀貫之が停泊した……碑が建っている辺りで、

 (何故か意地でも写真は撮らないと思ったので画像はなし)

 再び、新道に出ました。

 道の駅に寄って見たかったのです。あと、お手洗い。(笑)

 

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 15:00 道の駅 とろむ

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 『あんな遠くにある、アレぇ~?』

 

 最近よくある、道の駅と言いながら、

 道から離れた場所にあるタイプのなんですね。

 「何故、道の駅を道の傍に造らない!!」 と、

 憤慨している人がいたら……

 

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 15:05 …5分もかかってやん(笑´∀`)

 

 文句言いながらも立ち寄ってますから、

 嘲笑ってやりましょう。(笑)

 

 新型コ□ナ対策でか半分営業っぽく、閑散としておられましたが……

 「道路に戻るには、(あの遠回りな)来た道を戻るしかないんでしょうか?」

 という質問に、

 とても親切に近道を教えてくださった、いい道の駅さんでした!

 当分、苦しい経営が続きそうですが……

 コ□ナが終息したら、皆さん行ってあげてください!!

 

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 もはや遍路道でも何でも無い、防波堤沿い 

 

 ぼちぼち、普通の道に戻ることにします。しました。

 

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 たまたま、語呂のいいのを見つけました^^

 

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 15:40 第25番への分岐 手前

 

 旧道か新道かわからないけど、

 西へ西へと進み続けたら、ここに辿り着きました。

 (どのみち合流して、ここに至ります)

 

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 左 ヤマザキショップでお茶を買い足し  右 そのザキヤマ前の道を直進

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 水彩画みたいだと思いながら撮ったからか、こんな↑画像。

 

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 昭和中期ぐらいに迷い込んだ様だ。。

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 ここでも野根まんぢう お遍路さん、お弁当ありますですって

 

 金目(キンメ)鯛は、

 昨晩、民宿徳増さんで食べたからいいのですけど、

 室戸岬町の名物だそうです。

 

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 15:53 

 

 第25番札所 津照寺(しんしょうじ)

 

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 本堂への階段 誰が言ったか「竜宮城みたい」 誰も見たことも多分行ったこともないだろうけど

 

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 本堂

 

 御本尊 楫取(かじとり)地蔵 「おん かかかび さんまえい そわか」

 

 中は撮影禁止というか……

 監視カメラ作動中と脅かされており、撮影できません。

 

 ここは船の楫の『楫取』と名が付くだけあって、

 海上安全の伝説があり、交通安全の御守りやグッズが目につきました。

 

 トンネル等で役立つ反射だすきが売られていたので、

 欲しいと思いましたが、

 ここで買うのは何か違うと思って、止めました。

 

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 獅子は黙って 海を見続ける

 

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 大師堂

 

 今日の内に第25番まで打てたらいいなぁと思ったけど、

 本当に打てたのでよかったです。

 バスも、予定より一本早いのに乗れそうでした。

 まぁ、『一本早い便も狙える?!』と、思った辺りから、

 足早に行動していたのもありますが。(笑)

 

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 16:27 室戸岬ジオパークセンター方面 室戸バス停

 

 本日の打ち止め地はこちら! 

 明日は、向かい側のバス停から再開します。

 

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 16:53 東坂本バス停

 

 で、明日の朝、

 ここから出発するバスの時刻表をスマホで撮影していたら……

 反対方向へ行くバスが来てしまって、

 「乗りません」アクションをしたのですが、

 停まられてしまいました。

 

 私 「すみません、乗りません」

 運転士さん 「よかったら、時刻表、あげましょうか?」

 え、いいの? ……と、

 バス車内の中ほどに置いてある配布用のを、

 わざわざ取りに行ってくださるではありませんか!

 というワケで、時刻表GETだぜ!(^_^)v

 そこまで親切にしてくださる運転士さんも初めてでした。

 ありがとうございます!

 

 17時~に宿に戻り、一番風呂を頂きました。

 夕食は19時前ぐらいになるということで、

 ずいぶんゆっくり出来ました。

 

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 17:55 お茶TIME 菓子は自前^^

 

 あぁあ……ジャンクなもの食べてスミマセン。

 ずっと、コンビニ空白地帯を歩いていた反動でしょうか……

 フライドチキンとか、

 ジャンクなものが食べたかったんですよ。

 そして、これがウマかった!!(;。;)

 

 でも、こんなのばっか食べてたら、

 味覚がバカになるのはよくわかりました。

 口の中がしばらく、この(添加物の)味なんですよ。

 あはは^^

 

 

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 18:13

 

 この辺り、だるま夕日が見れる名所ということで……

 気象条件と時期によるらしいけど、ダメ元で狙ってみました。

 

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 18:23 土星夕日

 

 雲が出て来て、やっぱりダメってことはわかっていたのですが、

 日没の瞬間まで粘っていました。

 土星みたいな夕日、これはこれでいいもの見れた?(笑)

 

 やはり19時ぐらいに、夕食でした。

 呼ばれて、1階の居間みたいな食堂で頂きます。

 私以外に、男性がお二人でした。

 

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 19時過ぎ~ 夕食 お酒の肴になるものばかり!

 

 ホウボウの焼き魚だそうで。

 ホウボウを焼いているのは珍しいと同席の方が仰ってました。

 が、私にはホウボウという魚自体が珍しいので、

 煮てあっても刺身だとしても珍しいです。(笑)

 

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 クロムツ、タイ

 トビウオ、アジ だそうです。

 トビウオの刺身、これも私には珍しいです。(゚ロ゚)

 

 私以外のお二人は酒を飲まれているので、

 そのテイでお料理が出されていきます。

 んん、でも、私も飲みたくなってきた…。

 

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  ※ 訪問時のラインナップと価格

 

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 玉の井という日本酒を冷やで頂きました。

 同席のお二人にもお裾分け^^。

 

 桂月というお酒を、こちらも頂きました。

 常温の方が旨いとのことで、常温で。

 

 多分ですが、男性は桂月、女性は玉の井の方が好みかもしれない。

 桂月は日本酒~らしい味、玉の井は喉越しがいいという印象でした。

 

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 魚汁

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 天麩羅 

 

 アシタバと、春野菜の何か(よく聞く名前ですが失念)、

 ウドだそうです。

 アシタバって…結構、匂いとクセがありますね。

 あることしか覚えてないけど。

 「ウドの大木と言うし聞きますが、ウドという木があるんですか?」

 と、聞いたら、

 あれは木ではなく草なのだそうです。へぇー

 

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 私は変態なのかなぁ……

 日本酒を飲んでいても、平気で白飯が食べられるんですよね。

 まぁ、日本酒も白米も『米』だから、かなぁ。(笑)

 

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 食事終わりに撮影 世界水泳か前東京オリンピック会場の番組をやってました

 

 東ぃ~(部屋の名前) 埼玉から来た定年退職者さん

 西ぃ~(部屋の名前) 高松から来たサイクリストさん

 仮名を付けるなら、前者は水泳定年さん。

 水泳の番組を横で放送してたから。

 後者の方は、高松自転車さん。

 仮名というか、人の名前じゃないやん、それ。(笑)

 

 品良く、お酒が楽しめて、(←凄く大事(笑))

 料理の量も、内容も、出てくる速度も丁度いいかんじで、良かったです。

 

 今日は、いっぱい書いたなぁ。

 

  【2020年4月4日(土)】 

 室戸岬の気温 最高19.3℃ 平均15.5℃ 

 歩いた距離 たぶん約26キロ強?

 

 07:40頃 宿 出発~

 08:40 椎名漁港(WC)

 09:30 ジオパーク(WC)

 10:50 アクアファーム(WC)

 11:20 御蔵洞 到着

 12:55 第24番 最御崎寺 到着

 14:30 うまめの木 立ち寄り

 15:05 道の駅とろむ(WC)

 15:55 第25番 津照寺 到着

 16:39 室戸バス停 バス乗車

 17:00 お宿 到着

 

  高知3日目に続きます!