ナユミマ☆四国遍路の旅

1回目【第55~52番逆打ち】、2回目【第44~51番】 3回目に徳島【第1番~】区切り打ち開始☆

高知8日目 第31番竹林~第32番禅師峰~桂浜~高知屋

 

 2020年(令和2年)4月10日(金)通算㉒日目 晴

 

 高知駅から徒歩15分ぐらい、

 かつおゲストハウス(以下GHさんにて、

 朝を迎えております。

 

 その前に、高知駅前のホテルに2連泊していたのに、

 何故、こちらに移動して来たのか……

 

 各地のゲストハウスを見て回りたい気持ちがあって、

 特に高知ではかつおGHさんは有名なので、

 是非、泊まりたかった為、

 移動してきたのでした 三3

 

 

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 有名なかつお 

 

 朝食にパンが用意されているはずでしたが、この時は無く……

 しかし、頂いたパンがまだあるので、むしろ好都合。(^_-)☆

 コーヒーとマーガリンだけ拝借しました。

 借りるって言っても、返さないからアレだけど…。

 

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 6:15 朝ごパン

 

 一昨日、居酒屋で頂いた胚芽系食パンに、

 昨日、スーパーで購入したペッパーポーク。

 

 ポークは明後日、また戻ってくるまで、冷蔵庫で預かってもらいます。

 そう、今日は一旦アウトして、別の宿に泊まります。

 そういう予定変更になった為です。\(^o^)

 

 朝食の時、昨夜一緒にならなかった4人組の内、

 早起き男性さんと相席となりました。

 今日、都会に帰るそうなので、話題は新型コ□ナのことになります。

 「帰ってからが大変ですね」 と、私が言うと、そんなでもない風でした。

 都会の人の方はすでに達観しているというのか……

 地方じゃ考えられない長ーーーーい列が出来てたとしても、

 もうしょうがない、いつものこと、並ぶしか先に進めないから、みたいな、

 冷静さがあるのでしょうか。

 

 さてと、私はお遍路です!

 

 この時の女将(かつおGHさんでは暫定女将制)、

 ここでは手芸ちゃんという仮名にしておきましょう。(※ 顔バレ防止の為)

 

 手芸ちゃんのミシン……バイク乗りにとってのバイクみたいな存在ですが、

 私の煩悩の塊・30リットルパックが入る大きさの棚がなく、

 ミシンの置き場所を明け渡して頂きまして……

 おかげで私は小型リュックのみを背負って、

 一泊二日のお遍路旅へと出かけるのでした。

  

 昨日は、高知駅南口から出て、ぐるっと回って来た為、

 ここから北口へ向かう道順が実は不明です、と、言うと、

 「何の建物かはわからないけれど、大っきな天狗のある場所から曲がる」 と、

 手芸ちゃんに教わりました。

 

 大きな天狗…? 胡散臭い様な気持ちになりながら、

 駅のある方へ向かって歩いていました。

 

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 確かに 大っきな天狗の建物

 

 何となく胡散臭いという予想に反し、めがね店でした。何故、天狗? 

 (しかも、はりまや橋がある通りにも、同じ天狗のめがね店があるのを後で見ました)

 

 さて、高知駅から、昨日の打ち終わり地・土佐一宮(とさいっく)まで、

 JRで210円でした。

 ところで、JRだと何故か通勤列車感が出ますね。

 土佐くろしお鉄道だと、ゴトゴト列車でお出かけ楽しいなって雰囲気ですけど……気のせい?

 

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 7:41 JR土佐一宮

 

 昨日は、いなかった駅員さんが『混雑時間だけ居ます』という雰囲気で、

 ホーム下で待ち受けていらっしゃいました。

 そう、ここは無人駅……いやな予感がした私は、

 オテアライリストとして、あの場所の状態を確認しに向かいました。

 すると…!

 

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  ぬーやるばーがー!

 

 土佐一宮は、お手洗いが閉鎖されております。

 えーっ、困らないの?! と、心配になるのですが、

 まぁ、この近辺お店がたくさんあるので…。

 

 では、今日はこれから、第31番札所 竹林寺を目指します。

 植物園がある山を登った上にある札所なんですが、

 まずはその麓まで、田畑と新道路が交錯した平地を、

 歩いて行く行程になります 三3

 

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 ウソみたいにわかりやすいが雑な標示 

 

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  昔は田畑だけだったのでしょうか

 

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  新道路

 

 この先、工事中だった高架道路。この時はよかったけど、

 数日後に全面通行止めになる予告が出てました。

 歩き遍路は、どう迂回したらいいのか…。

 

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 高知市街地

 

 画像では車が全く写ってませんが、

 実際は、朝のラッシュで混み合っていました 三3

 新型コ□ナ対策で高知市内への通勤は控える様に……と、言ってましたが、

 そうもいかない人の車がいっぱいなんでしょうね…。

 

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 8:20~30 ファミマで一泊二日セットGET!

 街中を縦断し終え、これからプチ登山みたいな行程になるので、

 最後のコンビニでお手洗いを済ませます。

 それと、今日明日用のお泊まりセットを入手。

 化粧水乳液洗顔など……自前のが嵩張って、小型リュックには入らず、

 お金で解決することにしました。(;。;)

 

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 この辺も昔は田畑が広がってただけ?

 

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  遍路シールに誘(いざな)われるがまま…… 遍路道標示には本当に感謝

 

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 土佐電鉄 文珠通 乗り場

 

 ここで、『ファミマのお母さん食堂♪ スゲーうまい♪』……の、

 あの音楽が流れてくるので、

 さっきファミマに寄って来たばかりの私はスゲー驚きました。

 どうやら、お報せ音?が、ファミマのそれと同じみたいです。

 

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 これ撮ってたら スゲー勢いで後の列車が走行してきました

 

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 爆走列車 アソパソマソ 

 

 ここを越えたら、閑静な住宅地……に、

 草刈り機が白煙と轟音を上げている公園に突き当たり、

 遍路道標示を見失いました。

 

 草刈り作業中の方々が手休めした隙に、

 「竹林寺(ちくりんじ)に行きたいんですが…」と、お尋ねすると、

 あの山のあそこに見ているのがそうで…と、

 とてもご丁寧に教えてくださりました。<(_ _)>

 

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 左手に高須小学校 

 

 とにかく、小学校を左手に山を目指すことです! 

 そうしたら、歩道陸橋があるので、そこを越えて……

 

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 歩道陸橋

 

 工事中なんですね(^_^)。じゃあ、横断歩道を渡りま……って、あれ…?

 

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 この道 横断できず

 

 横断歩道がないので、陸橋があるわけですが……その橋が工事で使えないのなら、

 歩行者はどうやって横断したらいいんですかー(>_<)!?

 

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 どうにか渡らせてもらって、赤い橋に差し掛かりました。

 なんか左にガーッと行けば、山への目印かなんか出ているという話でしたが…… 

 

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 実際は、この道路の右側を歩いていたんです。

 で、ゴミ集積車がいるなぁと大回りして進んでいたら、後ろから声をかけられ……

 「お遍路さんは、あっちですよ←」

 

 右側からだと見えず、集積車に気を取られ、

 遍路標示を完全に見落としていました。

 うくく、助かりました…!

 

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 これ、な

 

 道の右、左、どちら側にいるかで、

 拾える情報が変わってくる。つくづく…

 

 私は、何もしなくてもどういうわけか他人が勝手にどんどん助けてくれる……

 タイプではないと思うのですが、

 (そりゃちょっとは親切にして頂くことが多いとは思っているけれど)

 この時ばかりは、助けて頂かないと進めなかったので、

 なんかわからないけど今朝はツイてる、ありがたい……と、思ったのでした。

 

 もう、ひとりで行けるね…? 

 

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 とにかくもう、標示通りに進む。 

 

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 09:03 竹林寺登山口

 

 登山道というか……個人が(?)斜面に作った果樹畑みたいな脇を登っていきます。

 

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 やがて、鬱蒼とした林の中にある墓所を通過……

 年を取って足腰弱くなったら行けない系のお墓だ。

 うちも母方の親戚の墓所がそうで、曾祖母はたまには墓参に行きたくても、

 周りに止められ行けないでいるのを子供の頃に見た記憶があります。

 ……後年、その墓所は移転し、その曾祖母は街中にあるロッカー墓の中で眠っています。

 

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 眺めはいい ご先祖に眺めてもらいたかったのね?

 

 しばらく、道なりに山を登って行きますと……植物園の敷地と接する場所へ。

 

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 牧野植物園との境界

 

 歩き遍路業界では有名、牧野植物園という施設に遍路道が入っているので、

 お遍路だけは通り抜けが許されているそうなのです。

 早朝でもOKらしいのですが、この新型コ□ナの折……大丈夫かなぁと思っていました。

 けれど、新型コ□ナ感染対策で立入禁止とは出ていないので、入らせてもらいました。

 

 が、私、ここで間違えたのか、敷地の中に思いっきり侵入しておりました。

 

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 竹林寺とは反対側の丘 ……ということは、方向が『逆』

 

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 さくら・つつじ園というところに出ていました。

 本来、有料の場所ですから、タダ見をしていることになります。(汗)

 

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 フクちゃん桜

 フクちゃんが何故? ……作者が高知県出身だそうです。

 さすがにリアルタイムでは知り得ない漫画ですが、子供の頃にアニメをやってました。

 絵描き歌がEDだったはずですが……覚えてないな。(歌も描き方も)

 

 施設の人に見つかって怒られる前に、遍路道に戻らないと……

 

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 ひっそりとある あやしい標示を発見! 

 

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 遍路道に復帰! 

 

 どうにか遍路道を見つけました。

 この際、咎められてもいいから、施設の方に遍路道を尋ねたかったぐらいですが、

 そもそも人が誰もいないんですよ。

 人類が滅んだ後の楽園にいるみたいでした。(ムードあり過ぎ)

 

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 「道路に出てきた……って、ん??」

 

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 何これ、食えるの?……的な。 

 

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 この世には、まだまだ見知らぬ植物があるんだなーと…。

 

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  この辺は おなじみっぽい遍路道

 

 この先の植物園施設内で、ようやっと作業中の職員さんと遭遇しました。

 施設が閉まっていても、植物の世話はしないといけないですもんね…。

 こんな時にお遍路かよ、というかんじもなく、気持ちよく通らせて頂きました。(^_^)

 

 一年前のお遍路の時にお会いした、

 納札札が(5~7回)になるほど巡礼をしている男性が、

 「高知の牧野植物園っていう場所が、何とも言えず雰囲気が好きで……

 いつか、ゆっくり見たいのだけど、なかなか、その機会が無いんだよね」

 と、仰っていました。

 そんなに何回もお遍路しているなら、今度こそはゆっくり見学されたらいいのに! と、

 私は言ったのですが……あの後、ゆっくり見られたのかなぁ…。

 その方が、何とも好きだと仰っていた場所はこういうところだったんだなぁ…と、

 思い出しながら通っていました。

 

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 今年はこんな有り様

 

 またいつか、また来年…って、当たり前に自分が知ってる未来があるとは限らないんですね…。

 

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 出口?

 

 通常時には開いてる出入口だと思われますが、閉まっているってことは……

 鍵もかかっているのかな?

 

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 開いてました

 

 今日は荷物が軽いので、よじ登って越えられたと思うけど。(そういう問題では無い)

 

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 臨時休園

 

 高知県の名だたる施設は、本日4月10日が休園・休業開始でした。

 でも、まだ、私はぴんときていませんでした。

 お遍路が目的で来ているので、観光施設が閉鎖されても、

 「へぇ、そうなんだ」……ぐらいのことだったんですよね。

 

 これが四国八十八ヶ所のことなら、

 自分の天地がひっくり返るんでしょうが……

 

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 09:35 第31番札所 山門

 

 噂をすれば、四国八十八ヶ所第31番札所 竹林寺さんです。

 

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 山門

 

 山門をくぐって、「わぁ、きれい…!」

 

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 あっ、ここは見たことある……!

 複数のお遍路さんが、「このお寺がいちばん好き」「いちばんキレイだと思う」と、

 仰っていらした札所でした。

  私も、「いちばん好きな札所は何処ですか?」と、聞かれた時に、

 誰もが納得する様な答えを出したいけれど、

 全部をまわってないうちは何も答えられない。(笑)

 

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 五重塔

 

 お塔って、私もよく撮るんですが、後で近づくことが殆どないんですよね。

 入れないって、わかっているからかな。(笑)

 

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 本堂

 

 本堂とかの画像に人が見切れるとしたら、他のお遍路さんですが、

 珍しく草除去作業人さんです。

 ずーっとズオオオオオオッ…と、轟音を立てて作業してらしたので、その思い出に。(笑)

 

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 御本尊 文殊菩薩 「おん あらはしゃ なう」

 

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 知恵がついて学力向上の願文

 

 虚空蔵菩薩様と同じく、知恵の仏様です。

 虚空蔵菩薩は思慮深さ・真理系としたら、文殊菩薩様はピンと閃くいい知恵系……

 私のイメージです。(笑) 

 ということで、いい閃きに恵まれます様に……

 と、ここで突如……!!

 

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 ピカーーーーッ!

 

 とか、冗談を言ってる場合ではございません。

 

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 新型コ□ナ終息のため、お祈りしましょう……と、あります。

 

 まったく、その通りであります。

 そのことも、真面目に祈願しました。人間ではもう、神仏の力にお願いするしかないので……

 亡くなられた方のことも、仏様に委ねるしかないのです…。

 

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 本堂にて

 

 次に、本堂と向かい合わせに建っている大師堂へと向かいます。

 

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 大師堂

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 お大師様が『弘法大師』になられて1100年…

 

 『弘法大師』というお名前は諡号です。

 死後に付けられる称号のことですが、

 お大師様の場合、80年ぐらい経ってからのことでした。

 そもそも、死後って表現を言っちゃいけないんでしょうが。

 で、

 弘法大師という名前が付いてから1100周年で、

 今年はいろいろあるみたいです。

 

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 たまにはポーズ取った風

 

 お遍路の場合、棒立ちの方がちゃんとして見えるけど……

 

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 休憩所にて 

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 休憩所があるとのことだったので、入ってみました。

 ここは納経所と独立しているので、入り易かった。

 

 私は御朱印を集めていないので、

 普段、寄らないから気づかなかったのですが、

 納経所が休憩所も兼ねていて、

 何ならお茶やお菓子が頂けるところもあるみたいですね。

 かなりのお茶菓子をスルーして来てしまってますね、私は。(笑)

 

 得する為にお遍路しているんじゃない、徳を積む為にしているんだ!……から、

 別にいいんですが。(^▽^)

 

 さて、素敵なお寺さんですが……ずっと長居は出来ません。(結構、いたけど) 

 

 来た階段を降りていると、末社的ないろいろなものが気になり、立ち寄ってみました。

 

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 一大集合地状態 

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 明治32年までは、この辺に本堂があったそうです。

 どおりで清々しいっていう気がしました。

 

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 桜はなく つつじが咲いていました

 

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 神社

 

 その向かい側に、神社。何故、境内に神社がって問いに、

 昔は神仏合祀だった為、ここにありますみたいなことが書いてあったかな?

 

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 日吉神社の説明

 

 あっ、そう、これこれ。画像がありました。反射して殆ど読めないけどw

 

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 親子狛犬の案内

 

 一瞬、左右の狛犬が親子ってことかと……ではなく、それぞれが親子になってる狛犬

 

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 右側 子供を守る やさしい親 

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 左側 子供を戒める 厳しい親

 

 ……らしいんですが、私は逆で、左側の親の方が大らかで優しい印象でした。

 いやだ~ってする子供を、はいはい、ふふふ(^^)…みたいな余裕を感じるというか。

 どっちにせよ、犬はかわいい。……犬?

 

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 虚空蔵菩薩

 

 虚空蔵菩薩様のお堂がありました! 知恵の仏様つながりでしょうか?

 是非とも、参拝させて頂きたい……

 

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 御本尊 虚空蔵菩薩
 

 御真言が書かれていません。が、数日ぶりとは言え……もう、暗唱できるはず。

 

 「のうぼう あきゃしゃきゃ らばや おん ありきゃ まりぼり そわか」

 

 今更ですが、自分が持っている経本が↑の区切りになってるんですが、

 

 「のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん ありきゃ まりぼり そわか」

 ……かも、しれません。

 

 更に今更ですが、竹林寺さんのサイトもあるので、貼っておきます↓

www.chikurinji.com

 

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 10:32 竹林寺山門前 歩き遍路はここから山下り 

 

 わかり易く山門前にあった、次の札所への道です。

 

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 その脇にあった 錫杖お大師様像

 

 錫杖(しゃくじょう)って、かっこいいですよね!

 金剛杖ではなく錫杖だったら、自分も買っていたかも…。

 でも誰一人、そんなの持っている人を見ないので、

 お遍路が持ち歩くものではなさそう……?

 

 ……ちょっと調べたら、

 いまは誰でも買えるので、僧侶じゃなくても使っていいそうです。

 でも、魔を祓えるとか、湧き水出せるとかの能力がない限り、恥ずかしい気もします。

 逆に、それ以外の使用方法を知らない。

 

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 苔たり欠けたりした石の段組み 

 

 昔ながらの石段で不揃いなので、なかなかに歩きにくい道です。

 出来たての頃、草鞋とかの時代は歩き易かったのかな?

 

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 五大山小学校近くの

 

 山下りが終わると小学校の脇に出てきました。

 『お遍路さんへ』と、何か書かれたものがズラズラと並んでいました。

 ……お遍路さんへって書いてあるんだから、何か書いてあるじゃなくて読んでやれよと、

 急に心を入れ替え、読んでみると。

 「遍路道の近くにいながら、なかなか声をかけられませんが、がんばってください」

 とか、書いてあった様な…… 

 そ、そうか。ありがとう^^
 

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 絶賛工事中

 

 数年、十数年後に再び、四国遍路をすることがあるとすれば、

 前は工事中だったよなー、こういう風に出来たんだぁ……とか、思うんだろうな。

 もっとも、覚えていればの話ですが。(笑) 

 男性はよく、こういうのを覚えてますよね。

 

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 へんろばしを目印に

 

 へんろばしっていうのがあるのに、その橋を渡って来ない、歩き遍路…。

 すみません。

 (でも、黄色い遍路地図本の歩き遍路ルートがそうなっているので…)

 

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 10:59 遍路橋

 

 

 道なりに、しばらく進んでいくと、高架をくぐる箇所があって、そこに……

 

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 Gグルマップ的には『カフェ・喫茶』

 

 CAFEがありましたので……少し早めのランチで立ち寄ることにしました。

 

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 烏兎匆々(うとそうそう)

 8:00~15:00 月曜日休み 長居お断り(だそうです)

 

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 お昼は11時半~とのことで、10分ほど早い為、入口で待っていました。

 少し早めに入れて頂けました。撮影許可を取って、入店しました。

 

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 室内のMENUにも、『長居、ご遠慮ください』。

 執拗に書いてあるところを見ると、ここはそういうお店なんですね。

 後でお尋ねしたところ、お遍路さんは、たまに寄られるそうです。

 お遍路さんは長居しないでしょうから、いいのではないでしょうか。(^_^)

 

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 ナポリタン 750円

 

 甘めで、子供の時に食べた時ぶりの感動かも。

 凄く美味しかったので、伝えました!

 「久々に、こんな美味しいナポリタン、食べました」

 

 ナポリタンって、市販のや外食だと味が濃かったり胡椒辛過ぎたりして、

 本当に旨いのに出会うのは、簡単ではないんですよね。(持論)

 

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 アイスコーヒー 200円

 

 ストローが紙製なのが、好感持てます。

 

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 暑い日のアイスコーヒーは旨いなぁ……

 私の場合、お手洗いが心配になりますが、

 次の札所までは3㎞ぐらいなので、多分、大丈夫でしょう。(笑)

 

 大丈夫だったんですが……やばい、もう喉が渇いてきた。

 って、なるぐらいの日差しの下、緩やかな坂の道を歩きます。

 

 途中、武市半平太という人の生家が見えてきましたが、

 武市半平太が何者なのかわからないので、画像もないし、スルーです。

 

 そうしてそのまま道を登ってきますと、左側に分岐が。

 

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 左 肉眼ではもっと遠目にトンネル  右 坂道の頂点辺りで←標示が出てます

 

 トンネルを抜けると、そこは……

 

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 ……って、あれ? ここは……うちの近所?!

 

 一瞬、地元に戻って来たのかと思ったぐらい、

 見知っている風景に似た場所に出たので、思わず笑ってしまいました。

 

 古くからの遍路道に、新しい住宅地が造成されて、こうなったんですね。

 

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 石土池 

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 左 この辺に住んでいればお散歩コース?  右 この向きは違うだろう(確信犯的に撮った(笑)) 

 

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 歩き遍路は👈でいいんですよ! 

 

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 車さんは左に行っちゃダメで、右らしいです。

 大きな道路がのびているので行けるんじゃないか? って、なりそうでしたけど……

 

 歩き遍路道に入っていくと、

 狭い坂に、一度では曲がれない角があって、

 その先はずっと細っーい道と、なっていて、

 こりゃ確かに無理というか、

 余所者に入り込まれたら迷惑ですねという道でした。

 

 私は狭いところを運転するのが苦手なので、

 普通の人より騒いでるのかもしれませんが、

 一応、書いておきましたからね!(笑)

 

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  12:47 登山口

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 車の方は広い道を通ってください、と

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 車は左の車道、歩き遍路は右を通って行けます、と

 

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 マムシ出るかもしれません、と 

 

 どうして、マムシばっかなんですか、お四国は。

 アオダイショウとか無毒のヘビじゃダメなんですか。(;。;)

 

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 気持ちのいい道……木の根のぐにゃぐにゃが若干、気持ちよくない。(笑)

 

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 一緒に山(参)道を登っている気分になってますか?

 ……なってますか、そう、でしたら息が上がって苦しいですよね。がんばれ! 

 

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 も、もう少しだ……

 

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 はい、お疲れさまでした by 禅師峰寺  この看板の圧がすごい↑(笑)

 

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 12:58 仁王門 何気に広島の人が施主さんだった(石柱に名あり)

 

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 仁王門

 

 さっきの竹林寺を編集している時に気づいたのですが、

 そこは仁王像がいても、『山門』でした。

 お寺によって、『山門』『仁王門』と、表記が違ってるんですね。

 これまでは気にしなかったので『山門』と書いてきましたが、以降は注意します。

 で、ここは仁王門です。

 参考資料 NPO四国おへんろ倶楽部発行『四国八十八ヶ所霊場案内』冊子

  

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  自動 手水システム

 

 自動で止まるって書いてなければ、自動手水って気づかなかったかも…。

 で、書いてあっても不安になるぐらい、なかなか止まりませんでした。(笑)

 

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 お不動さんの、背後の石がマジでカッケー!! (本当に格好いいですの意)

 

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 石が凄い、天然? こういう加工なの? と、思いながら石段を登りました。

 

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 第32番札所 禅師峰寺(ぜんじぶじ)

 

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 こちらのお大師様もカッケーです。(格好いいですの意)

 

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  本堂

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 御本尊 十一面観音菩薩 「おん まか きゃろにきゃ そわか」 

 

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 左 灯明は午後4時半まで  右 イスラム調の提灯?が素敵 

 

 灯明時間に門限あり。

 私は(マッチ・ライターで点火できない為、滅多にしないから)あまり関係ないですが、

 こだわる方も多くいらっしゃるでしょうから、載せておきますね。(^.^)

 

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 13:10 大師堂 (あの時計は合ってました^^)

 

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 こちらの大師堂の中が…… 

 とても明るく鮮やかで、台湾の寺院を彷彿とさせるほど。

 

 写真を撮らせて頂いていいものか迷ったのですが、

 (禁止と書かれてない限りは各自の自由だと判断していますが)

 迷うぐらいなら、いっそ、記憶に留めようと思って、ガン見しました。

 記憶にあるもので合っているか自信がないですが、とてもキレイな祭壇でした。

 

 それから……

 

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 桜の花びら 

 

 こうして手にしているということは、これ、頂いたのかな?

 

 実は、今回の2020春遍路で、

 桜の花びらを2枚ほど持ち帰っていたんですよ。

 何処でもらったのか……3箇所に心当たりがあって。

 でも、神仏域のものは持ち帰ったらダメだったと思い出し、

 一ヶ所では手放した記憶が…

 けど、ここで捨てた気はしないので、これは頂いたのかなぁ…。

 

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 お大師様、どう思われます?

 

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 桂浜方面  境内より

 

 とてもいい眺め。天気のいい日に来れて、よかったです。(*^o^*)

 これから、この炎天下をずっと歩くのだと思うと、ちょっと辛いですけど。

 

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 遮るものが何も無いのが見てわかる道(>_<)

 

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 反対側方面 納経所前より

 

 はるか遠くの辺りは、歩いて来た道だろうと思って眺めました。

 

 さて、この時13時半過ぎ。

 高知と言えば、桂浜……

 行ったことがないので、観光しに寄ろうと思います!

 まだ早い時間なので、ウキウキでした。……この時は。

 

 登ってきた山道を下り、暑いビニールハウスの間の道路を進みます 三3

 

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 ビニールハウス通りが終わると住宅地に…

 

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 気になる山崩れ 

 

 土砂崩れなのか、伐採でああなってるだけなのか……ドキッとします。しました。

 そんな山の斜面を横目に進んで行くと、トンネルの出口に出ました。

 午前中、竹林寺さんのある山の麓から伸びていた道路の先に出たのですね。

 

 その道路を横断し、歩いていると……

 

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 突然、何だと思われるでしょうが、千円札のお接待を頂きました。

 へー、よかったじゃん、お遍路は時々もらえるんでしょ? という話ではありません。

 

 この時の私は……

 白衣は着てないし金剛杖じゃないし、サングラスをかけていて、

 自分でも思う、ガラの悪いお遍路気取りみたいな格好で、歩いていたのです。

 

 そこへ、自転車を押した老婆が通りがかり、何か仰いました。

 「お賽銭、あげる…」

 へっ?……最初、意味がわからなくて、

 財布を取り出している仕草で、やっとわかりました。

 そうとわかると、ねだる様に待っているみたいで気が引けるのですが、

 お賽銭を渡すと言っているのに、立ち去る方が失礼…だと思い、待ち続けていました。

 

 結果、差し出されたのは、

 お賽銭と言われて思う様な100円、200円ではなくて、

 なんと千円札だったのです!!

 

 こんなに多く頂けない!……年金受給者の千円がどれほど高額なものか…と、

 戸惑う私に、

 ご自分も息子さんに連れられ2度ほど遍路をしたので、つらさがわかる、

 何か買って食べて……と、仰るのでした。

 

 「では、お賽銭として、お預かりしますね!」

 

 サングラスを取って、お礼をしました。

 裸眼で見たお婆さんの姿をよく覚えておいて、お婆さんの分も代参することを誓いました。

 

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 そんな、千円です。

 

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 14:23 ふれあい広場三里

 

 第32番札所を出て1時間ぐらい……そろそろお手洗い&休憩しようと思います。

 

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 左 とてもキレイなWC  右 靴下まで脱いで乾かす!

 

 しっかり休憩もして行かないと、いいパフォーマンスが出来なくなりますからね。

 

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 ……それにしても、

 他にもっと、ちゃんとしたお遍路さんはいるのに……

 私なんかで、よかったんだろうか。

 

 お預かりした千円の使い途についても、考えていました。

 今日は札所を打たないので……明日、打つ札所は残り3箇所です。

 千円を3で割って、300円をお賽銭にし、

 余り100円は、好きなものを食べてと言われた分で、お茶を買うことに決めました。

 

 全部、取っておいて、最後の札所で賽銭にするという方もいるし、

 全額、言われた通りに好きなものを買って食べる方もいるでしょう。

 私は、自分が思う、最善の使い方をすることにします。

 

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 海沿いの道路を歩くことにしました。桂浜に向かうのに、間違いようがないだろうし。

 

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 14:59 桂浜への黒潮ライン

 しかし、この道が……ビュンビュン、トラックがぶっ飛ばして行きます 三3

 海沿いの観光地への道のはずなのに、まるで主要道路の国道並み……

 

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 この後、左側の歩道に移動しました。

 なんでか左しか歩けない気がしたんですよね。

 このまま右でも行けました。

 が、

 桂浜に寄らず、第33番 雪蹊寺まで行かれる場合は、右側をお奨めします!

 詳細はこの後で。

 

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 15:11 浦戸大橋

 

 浦戸大橋を渡ります 三3

 

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 人が乗ったら、全部ボキボキ折れていきそうな気がする、下の支え。

 

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 歩行者のみなさん 車道に降りないで下さい

 

 たまたま何も通ってませんが、車が暴走して来るので、

 おっかなくて、とても降りられません!

 

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 橋の下は……お墓?

 

 あれ、お墓かな? 高知の墓が、というより、

 この辺の墓はあんなかんじなのでしょうか。

 って、お墓じゃないなら、すみません。

 

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 途中、グゥイン↙って下がってる……のは錯覚で、実は手前が登り坂でした。

 

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 かつおGHの暫定女将、手芸ちゃんは、

 ここを自転車押しながら渡ったそうです。

 歩道が狭くて大変だった、と。

 この幅では、そうでしょうね…。

 

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 登りになっとるやんw

 

 手芸ちゃんは高所が苦手だけど、

 登りになっているところへ自転車押す方が、つらかったそうです。

 私は高所は苦手な方じゃないけれど、

 足の付け根がむず痒くなりながら、歩きました。というのも……

 

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 東側のビュー

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 西側方面のビュー

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 高知港方面

  

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 この鉄のフェンスが後付けに見え始めて、

 当初は低い柵しかなかった……という状況を想像したら、※ 想像です

 あはは、笑える´∀`みたいな……

 ↑の画像、反対側の歩道を、自転車漕いで登ってくるおじさんがいました。

 昭和時代の人ってホント、強いですよね。(?)

 

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 海が近い!

 

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 15:28 浦戸大橋 渡り終えたところ

 

 私は桂浜に寄るので、このまま、先に見えている階段を登りますが、

 次の第33番札所へ直行される方は……

 

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 ↑ ガードレール左端に、へんろ道標示あり

 

 道路向こう、反対側が遍路道でした。ガーン(´・д・`)。。

 というわけで、浦戸大橋を渡られる際は、お気をつけください。

 

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 いまここ こういう状況です 

 

 私は桂浜に行くので、示されるままに松林の中へと入って行きました。

 

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 ちょっと荒れた道でした……あんまり人が通らないんだろうな。(笑)

 

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 高知県立(!)坂本龍馬記念館

 

 なんか見たことがある建物の下に、出て来ました。

 坂本龍馬の資料館みたいです。

 ちょっと寄って見てもいいと思っていましたが、

 新型コ□ナ対策で閉館になってました。あらら、残念。。(´・ω・`)

 

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 まぁ、それはしょうがないや。桂浜龍馬像が見れたら、いいや。

 

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 ……と、早く桂浜に下りたいです。地図を見て、降り口を確認。

 

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 浦戸城跡…?

 

 地図で見て、降り口になっていると思われた箇所は行き止まりで、

 浦戸城跡とありました。が、どう見ても井戸の様な……これが城跡??

 

 この龍馬記念館の敷地内からは降りれない様なので、お隣の旅館に向かいます。

 

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 左 やたら立派なプレートと  右 価値がよくわからない石組み

 お隣の旅館でも、浦戸城跡と遭遇しました。

 私、そんなにそこまで興味ないんだけどな…(^0^;)

 

 ここからも、ショートカットできる道なんかはない様なので、

 旅館の玄関前、大きな道路から出ることにしました。

 

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 桂浜荘の玄関前

 

 これが浦戸城だったのか……

 

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 天守跡入口

 

 けど、林の中を入って行かないと、結局、見れんのかい! 

 すみません、そこまでするほど関心ないのでスルーします 三3

 

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 龍馬記念館前バス停

 

 このバス停から、高知駅裏にあるかつおGHに帰って、

 翌朝のバスで戻る行程も考えたけど……郊外線は運賃が高いのです。

 時刻に縛られるのも懲り懲りだったし、

 今回は、道なりにある宿に泊まることにしたのでした。

 (宿にこだわらなければ、それがいちばん楽なんですけど…ね)

 

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 海はきれい

 

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 想像した通りの桂浜の風景

 そう、私はこんな↑ 平地にどーんと広がっているのが、

 桂浜だと思っていたのです。

 けど、桂浜がある方向じゃないのに気づき、来た道を戻りました。

 当然、いま見た浜は桂浜ではありませんでした。

 

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 桂浜は何処なんだっ、ちょっと苛立った気持ちでした。

 ぐねぐねと狭い遊歩道を下ってゆき……

 ようやく出て来たのは……こじんまりした浜辺。

 

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 15:52 桂浜

 

 えっ… うそ、これが桂浜……??

 出て来た場所からの角度が悪いのかもしれないけど……

 「これだったら、徳島のその辺にある海辺の方が……ごにょごにょ」

 

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 桂浜水族館

 

 桂浜水族館なるものがあるということは……やはり、ここが?!

 

 水族館は、この社会情勢下も営業中らしく、

 「アアァーン(アに濁点)」「オオ~ッ(オに濁点)」など、

 海の生き物の鳴き声がスピーカーで流されていて、

 人も、アイスクリン屋さんもいない浜辺に、虚しく響いていました…。

 

 水族館隣のWCで、お手洗い後、

  「……で、坂本龍馬が見当たらないんですが??」

 

 私、桂浜の浜辺に立っているものだと思っていたのですが……(同意見多数)

 

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 16:02 坂本龍馬

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 浜辺ではなく、小高い丘に立っているんですね!?

 えっ、いつから? ←近年の津波対策とかで移動させたのだと思ったのです。

 が、昔からだそうです……長年、だまされて(?)ました。

 

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 逆光ならば それを逆手にカッコ良く

 せっかくなので坂本龍馬とは一緒に写りたいと思ったけど……

 像が高過ぎて自撮りでは角度が合わず、無理。辺りに人は皆無。あきらめました。

 

 この後、土産物屋街に下りて行ったのですが……

 観光案内所は閉まっており、土産物屋さんは開店休業状態でした。

 

 こちらはお遍路の格好をしているので、

 「あの人達は立ち寄っても、荷物になるから土産は買わない」 と、

 バレている様で、商魂を奮い立たせる気は微塵も無いご様子でした。

 うぅ……気の毒としか思いようが無い。

 

 いまは、そういう時期だと……いやな時に来てしまったなと思いつつ、

 早々に去ることにしました 三3

 次の札所、第33番 雪蹊寺(せっけいじ)まで、

 これからまだ、歩かなければなりませんので。

 

 桂浜までの道は、なんだか思っていたのと違っていて、

 迷ったのもあり、遠くて感じて、疲れてしまいました…。

 

 

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 16:18 桂浜駐車場付近

 

 駐車場のゲートにいた係の方に、

 私 「雪蹊寺(せっけいじ)さんに行きたいんですが、わかります?」

 ※ 第33番と言うと伝わらないかと思った為、寺名で言いました

 係の人 「雪蹊寺さん、わかりますよ(^_^)」

 私 「海沿いの道を戻るのと、このまま真っ直ぐ行くの、どっちがいいですかね?」

 係の人 「そりゃ、真っ直ぐの方がだいぶ近いよ! でも、遠いよ!」

 

 遠いのはしょうがないですが、遠回りだけはしたくなかったので、

 このまま真っ直ぐ、集落の中を通ることにしました。それが正解でした。

 

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 浦戸大橋の真下

 

 まさか、真下を歩くことになるとは……渡っている時は思いもしませんでした。

 

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 橋の下には神社が… 

 神社さんを跨いでいたのですね。失礼しました…<(_ _)>

 

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 浦戸大橋をふり返って

 

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 ポッ、ポ、ポ、ピーン ♪

 

 デイの送迎車が、おじいちゃんを送り届けにくる午後4時過ぎ……

 皆さん、如何お過ごしでしょうか? 

 『ナユミマ☆四国遍路の旅』! 

 本日は、高知県桂浜を過ぎた辺りからお送りします!

 

 えー(えに濁点)、私はいま、

 第33番札所 雪蹊寺さんを目指して歩いています。

 

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 皆さん、雪蹊寺さんって、ご存知ですか?

 この辺の方はよく知っておられて、

 「この道で合ってますか?」って、尋ねたら、

 「わからなくなったら、聞いたらええ。この辺の者は皆、知っちょうけ」って、

 地元の方が教えてくださるんですよ。

 私、もう、感激しましてね……

 と、

 いきなりラジオDJ風に行を稼いだところで……

 

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 第33番札所 雪蹊寺さん前に出ました!

  

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  17:09 高知屋 

 

 高知屋 高知市長浜658番地

 一泊二食付き 7150円

 タオルは浴室 浴衣・TVあり 洗濯はお接待 

 

 まだ17時過ぎと早いので参拝しておこうかな、

 (※ 私は御朱印を集めてませんので、17時過ぎても参拝できます)

 と、思った矢先、

 宿の戸がガラッと開いて……予約している客とバレた様で、

 「どうぞ」と、声を掛けられてしまいました。

 入らざるを得ない雰囲気。(笑) 

 じゃあ、参拝は明日にするか……。

 

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 2階 廊下の窓から ホントに札所の真ん前!

 

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 金剛福寺という部屋(だったはず)

 この日の客は、なんと私一人! 

 けど、おかげで一番風呂、何もかも私ファーストに過ごせました。(笑)

 

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 夕食

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 鰹のタタキ

 

 自家製だというドレッシングが、物凄く美味!

 かつおは、やわらかめだけど、ドレッシングに絡んで合います。

 

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 真ん中の魚の煮付けも、煮物も、美味しかったです。

 女将さんが料理、若い女性の方が掃除を担当されているそうです。


 

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 最終形態だz

 

 本堂に足を向けて寝ないんだZ!

 

 今日は金曜日、『ダウンタウンの本気でハシゴ酒』のゲストは、

 TMRの西川君でした。

 政界に進出する?…とか囁かれているそうで、

 本人はしないとか言ってる途中で寝落ちしたので、

 結局、本当のところはどうか不明。

 

 西川君は、好きだし善い人と思うけど、

 HOT LIMITをリアルタイムで見てる世代からすると……微妙。(笑)

 ヘンな芸能人議員よりは全然いいと思うけど。

 (脳内では特定の人を指しているのですが、政治的なことは書かない主義なので濁します(*^_^*))

 

 寝落ちする前に、高知新聞を借りてきて広げて読みました。

 

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 主な県内施設は軒並み休館

 

 日曜市は時短はするものの、継続するのね……それにはホッ。

 観光の為だけに、もう一泊することにしたので、

 何処も行くところがないんじゃあ困る……

 しかも、日曜は雨予報なのです。(>_<、)

 

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 新型コ□ナの足音がペタペタと…… 

 

 これが高知の現状か……

 地元新聞に目を通すのが、いちばん手っ取り早く知れますね。

 歩き遍路をしていると、そんな余裕はなかったですが。

 楽しみにしているテレビを観てる途中で寝落ちする程度には……疲れていますもんね。

 

  【2020年4月10日(金)】 

 高知の気温 最高19.0℃ 平均13.8℃ 

 歩いた距離 約24キロ

 

 07:33 高知駅 出発~

 07:41 土佐一宮駅 到着

 08:20~30 ファミマ(WC)

 09:03 竹林寺登山口

 09:33 牧野植物園 脱出

 09:35~10:35 第31番札所 竹林寺

 11:20~12:10 烏兎匆々(ランチ)

 12:37 禅師峰寺登山口

 12:47~13:32 第32番札所 禅師峰寺

 14:15 トンネル出口

 14:20~35 ふれあい広場三里公園(WC)

 16:15 桂浜

 17:10ぐらい~ 高知屋 到着

 

  高知9日目、春遍路2020最終日に続きます!