2020年(令和2年)4月6日(月)通算⑱日目 晴
本日は、寺間歩きと言うのでしょうか?
札所(ふだしょ)近くまでは行きますが、
打つのは翌日にしますというところまで歩きます 三3
因みに今更ですが、お遍路業界(?)では、
お寺(札所)に参拝する = 『打つ』 と、言います。
以前、お遍路同士で、
「~まで打った」「~で打ち止め」 などと、話していたところ、
居合わせた一般の方から、
「ちょ、待てよ。お寺に行くことを『打つ』って言ってんの?」
と、尋ねられたことがあったもので。。
(こんな聞き方↑じゃなかったですけどね…☆)
6:55 朝食
今日の朝ごパンは、昨夕、□ーソンで買ったコロッケパン。
ほら、また茶色いもの食べてる……あっ、この日の昼もだ。(笑)
ま、それは数時間、数行後のお楽しみとして…。
7:40にホテルを出…る際に、
お昼に戻って来て部屋に入るのはアリ? かを尋ねましたら、
昼頃には掃除も終わってるだろうからOK というお返事でした。
そんな聞き方、答え方じゃなかったけど…(笑)
バスに乗って、昨日の打ち終わり地に戻ります 三3
8:14 立石バス停リターン
何故に、こんな何も無いバス停で打ち終えたのか…。
昨日も世話になった公衆WC
歩いて1~2分の場所に↑があるから。この先、6.3㎞先までWCないんですよ。
どうにかなるか~というより、どうにかする歩き方をするしかありません。
で、歩き始めます!
8:36 平岩
バスに乗っている時に『平岩』という地名(バス停)があるのを知りました。
確かに、平たい岩がある……これのことでしたか!
社があるということは、何かの伝承があるんでしょうね。知らんけど。
8:52
昨日から、ほぼ同じ景色が眼前に…いや、でも、確実に高知(市内)に向かっています。
室戸岬から、どんどん離れていく……淋しい様な。
けど、高知でもきっと、別のいろんな出会いが待っているはず…!
9:07
この↑潰れたっぽい(たまたま休業だっただけでしたら、すみません!)、
ザキヤマショップを目印にしていました。厳密には、その少し先で……
👉歩き遍路道標示あり
はい、ここから右、遍路道(旧道)ですっ!
私は55号線沿いにある羽根岬・公衆WCに寄らなければならない身ゆえ、
旧道を歩いても、いずれ何処かで戻らないといけないので……
このまま55号線道路を歩いても、よかったのですが。
『いつも思う……公民館のWCは、借りていいのか?』
公共施設だと認識しているので、借りていいと思うし……
地元(県内)なら、ばんばん借りてます。
(一度だけ、貸せないから公衆WCに行ってと言われたことはあります)
けど、他所だと、余所者には貸してもらえないんじゃないか、
地域の人の施設だし…と、躊躇してしまうのです。
当然、『ここで借りれたらなぁ…』とは思いながら、素通りです。
これは 一件から数分後に撮ったもの
この画像↑ 少し先を歩いている時に、
荷押し車と歩いているおばあさんと遭遇、会釈して通過しました。すると、
「へんろ道はあっちよ」 と、反対方向を指差されました。
私 「WCに行きたいので、岬の道を行こうと思ってます」
おばあさん 「公民館で借りたらいい。おへんろは皆、そうしてるよ」
え~~っ、いいの?!
かくして、先出の公民館に戻ります。ました。
受付(窓口?)の職員さんに申し出たところ、「どうぞ^^」
丁度、居合わせた、これからカルチャー教室?らしい、おばあさま方にも、
「がんばってな」と、声を掛けて頂きました。
どう見ても余所者だし、このご時世なのに……親切にして頂けて嬉しかったです。
9:30 公民館・再出発
見落としていたへんろ道標示👉
右 →の方はこの景色 左 歩き遍路 お杖に見えるので影だけは『お遍路』さん
先出の荷押し車のおばあさん、いままで親切にして頂いたお年寄りの方には特に、
長生きして、(長寿が幸せなことかは人それぞれなので)ギリギリ迄、
お元気であられることを本気で願いました。
9:39 峠への登り口
こうして、期せずして、峠道を行くこととなります。ました。
9:49 峠の上から 来た方面を望む
歩かなかった岬の方を望む
珍しく 逆打ちお遍路さん
峠を通ってなければ、絶対に出会わなかっただろう逆打ち・お遍路さん。
ここで会えたからと言っても、お互い会釈だけして、会話無しに過ぎ去って行かれた。
そういう、ご縁。
峠の道は途中、草ボーボーで『ここ絶対、ヘビいるw』みたいな道を歩くことに……
4月の初めでこれじゃあ、あんまり人が通らない道なんだろうなと思いました。
まぁ、自分も、海辺の羽根岬を通るつもりでしたしね。
で、家の墓所が近くにあるらしい年配男性が、チェィ~ンと草を刈っておられました。
近づいていくけど、機械音が大きくて足音は聞こえないし、見えていない様子。
下手に近寄き過ぎると足を刈られてしまうので、
『さぁて、どうしよう…』と、思っていると、
気がついて、ニコッと避けてくださりました。作業をお邪魔して、すみません。
この方のおかげで、この区間は歩きやすい遍路道にもなることでしょう。
激坂46
画像では、何をどう見てもへのへのかっぱぐらいの緩やかさでしょうが、
結構な下り坂でした。(それを激坂と言う)
雨の日はホント、危ないやつだと思います。「気をつけてな」…ですね、正に。
加領郷(かりょうごう)の集落が見えてきましたっ
読み方知ってるから読めたけど、書けないタイプの地名。
その加領郷集落内 かわいい橋の欄干 金剛杖に見えて、実はトレッキングポールだった私の『お杖』
10:32 御霊跡(ごれいせき)
黄色い遍路地図本に載っている、御霊跡(ごれいせき)。
どんな伝説が……と、堂を回り込んで見たけれど、
地元の方用の参拝所という印象でした。WCなど無し。
……いえ、無くても大丈夫なんですよ、さ、さっき公民館に寄ってきたんだから、
お手洗いに行きたいわけ、ないんだからね…っ!
と、
内心で少し焦っていたら、後ろから、歩き遍路さんが来るではないですか!!
えっ、いつから追いついて来られたんだろう?
あ、休憩してたからか。(足指の肉刺を手当てしていました)
10:44 またプレートのデザインが変わりました 数字は何を示しているのか、謎
追いつかれて、ご挨拶。しばし、お話します。
中部地方から来られた、濃青バックパックの順打ちお遍路さんでした。
以下、濃青30さんと仮名で呼ばせて頂きます。
結構、多めの荷物を持っていらっしゃるので、
「何リットルですか?」
30リットルとのことでしたが、それにしては小さく見えるので、
「○ンベルのバックパックはスリムですよね。いいなぁ…」
で、
数日前、20リットルさんに30リットルは煩悩の重さと言われた話をしてしまい、
後で…いまでも後悔しております。
いきなり会って、30リットルは煩悩の重さなんて、
言われたくはなかったことでしょう。(笑)
「私も30リットルなので、○ンベルの小さいのに替えたい」という話だと、
話の前後から伝わっているとは思いますが……。
少しの間、一緒に話しながら歩いていましたが、
私 「私はいいですけど、歩くペースが違いますよね。大丈夫ですか?」
濃青30 「いえ、そろそろ……今日中に27番を打てなくなるので」
と、先を行かれました。
私は、第27番 神峯寺の麓まで、行けるところまで行く予定ですが、
濃青30さんは、第27番を打って、その麓の宿に泊まるそうでした。
まぁ、それが普通(の行程)ですよねぇ…。
奈半利(なはり)で2連泊する私が不思議さん。荷物を置いて身軽になれるのが利点ですが。
11:01 555 GOGOGO ゴロがいい……先を行かれる濃青30さん
人と話をしていたら、お手洗いに行きたいとか、しんどさが紛れるので良かったです。
今春はしょうがないけど、 やっぱりもっとお会いしたかったな、お遍路さんと。
11:17 更にゴロのいいやつに遭遇しました
11:27 ショップヨシダ
お手洗い的にもですが、ここでお昼を調達するつもりで寄りました。
昨日、バスで移動中に、この店の存在に気づいて、
『あれは、いい店なんじゃないか?』と、思って、Gグルマップで検索したら、
手羽先が旨いとかで好評価みたいでした。(堂々と店先にも書いてあるけど^^)
実際に来て見たところ、お遍路が休める広めの休憩所が店内にあったりして、
これはいい昼食POINT。
けど、私は泊まっているホテルが近いので、一度戻ることにしました。
本日の宿もホテルなはりです!
11:45~に、ホテルに戻ったら……部屋の掃除が終わってなかった(;。;)。(というか掃除中)
まぁ、そんなこともあるよね。(笑)
ロビーで待たせてもらって、終わったというので部屋へ……すると、
他の部屋を掃除する係の方々と、鉢合わせしてしまいました。
係の方 「申し訳ございませんでした。で、この後も騒しくすると思います」
私 「とんでもないです! どうぞ気にせず、お仕事されてください。
こちらこそ、変な時間に戻ってきて、すみません」
まったく、それだよ。(笑)
12~13時 お昼休み
@90円 手羽先×2 @110円 串カツ @150円 旭松とん汁
また、茶色い物ばっか食べてる!! ……そだねー、これは茶色い。(笑)
で、評判の手羽先は……塩味タイプ。
お遍路さんは、これ目指して歩いて来て、昼にガッツリ食べて行くか、
買っておいて、夜にビールと一緒に食べたらサイコーだろうと思います。
茄子とか赤ウィンナーを揚げた、串カツも美味い……特に衣が秀逸。
ザッ・揚げ物!!というかんじで、ここ数日のフライ要求が完璧に満たされました。
他に ショップヨシダで買ったもの
さっきのショップヨシダで、郵便局マーク〠が表示されていたので、
もしかしてレターパックの扱いがあるのか尋ねたら、ありましたので、買って来ました。
これから数日間、確実に要らないものを次の宿に送付することにしました。
それを脇に抱えて、寺間歩き遍路に再出発 三3
奈半利の郵便局は……国道沿いにはなくて、
少し入った場所というレベルでもない、小さな通り沿いにありました。
この町のつくりは本当に謎。何処が中心? どういう成り立ち??
怒って言ったり思っているんじゃなく、ただただ、謎。
ごめん・なはり線の鉄橋
明日は奈半利駅から鉄道に乗って、高知市内へ移動する予定だったので、
駅で時刻表をもらって来たんですが……この後、予定変更することになったので、
結局、奈半利駅ホームに上がることはありませんでした。
なので、奈半利駅のちゃんとした写真がないです。ごめんなはりこちゃん(;。;)
13:27 田野町
川を越え橋を渡ると、そこは田野町だった。
失礼ながら、奈半利より、よっぽど拓けている印象。大型店舗が国道に沿っているから。
駅前も拓けている印象 道の駅があるからか
田野の道の駅では、お弁当とか評判らしいです。
中でも、すり身バーガーという品物が。……でも、昼過ぎたからか、見当たりません。
私 「評判の、魚のすり身が挟まったパンは売り切れですか?」
店の人 「は? …あぁ、お隣のお店ですね」
私 「! 別のお店でしたか……たいへん失礼しました(>_<)」
すりみードッグはこちらになります(間違った日本語)
すりみードッグ……魚のタラベースのすり身をカツにして、パンに挟んだもの。
イートインスペースもあり、ここでランチもよかったなぁと。
先出のヨシダショップに始まり、奈半利の町中に休憩所&近辺にほか弁と□ーソン、
そして田野の道の駅と、この付近は、お昼どころには困らない印象です。
と、ここまで書いておいて、私は明日の朝ごパンとして持ち帰りします。(笑)
13:59 水色の陸橋があって その向こうに突如、現れたWC 八幡前というバス停にて
14:10 安田町
安田と出されれば、安田レイを思い出す。大サーカスとか全然、思わない。
ちょっと位置関係がよくわからなかったけど、有り難い(*^o^*)お手洗い案内。
歩いて35~40分、行けばわかるさ。(多分)
お接待所は……新型コ□ナの影響で閉まっているというか、
普段通りには機能してなかったかもしれません。人がいなかったり、食べ物はなかったり。
14:20 太陽のお遍路
完全にピントが人外に当たっている画像ですが、なんか好き、これ。↑
左膝がいつも歪つに写っているのは、膝サポーターを緩く巻いているからです。ボコッとなる。
だけど、格好を重視してキツく巻くと、膝下がガッチガチに痛くなるので無理。
本日の海
この辺り、釣りが有名なんですね? でも、これは川釣りのように見えるけど…
14:35 安田
橋より左は海で、
右は、完全に川。
安田川……鮎おどる清流
なるほど、さっきの絵は鮎釣りを描いていたものなんですね。
この先、輝るぽーと安田という小じんまりした道の駅に寄りました、が、
昼過ぎでコロナ対策の所為か、ひっそりして、画的にしょうもないので画像は割愛します。
14:47 安田まちなみ交流館・和
そこから1~2分のところにも、お遍路休憩所が。
こちらは、内部見学は有料だけど、お手洗いは借りれるそうで……
そこまで尋ねておいて、ただ帰るのも何だったので、お借りしました。
お手洗いだけは現代風に改装済みでした。
外のベンチで時刻表を眺めていると、職員さん?と通りすがりの住人の方に、
どうやって帰るのがいいか相談に乗ってもらいました。(笑)
ごめんなはり線の鉄道もバスも一時間に一本ペースだし、乗る場所が離れているので、
3時の鉄道に乗れなければ、30分後のバスに乗ればいい☆みたいなことが出来ないのです。
結局、バスに乗ることにしました。今日もかなり楽して、早めに帰宅\(^o^)/
いいけど、ツケが回ってくることになるよ…。
道中、土佐鶴の本社工場らしいところを通過しましたが……画になる景色は無し。
何も撮りませんでした。
15:14 第27番札所への分岐
まっすぐ第27番札所へ行くのなら、☞通りに右へ進みます。
が、荷物を預けたいのなら、このまま真っ直ぐです。
地場産品直売『神峯』
こちらの売店↑で、荷物を預かってもらえます。
私は宿に荷物を置いて来ているので身軽だし、今日は札所まで行かないのですが……
すると、「だったら明日、荷物を預かりますよ」と、言われました。
え~っ? あ、そうか……そうしたら、ホテルに荷物を取りに帰らなくていいのか。
朝は7時半過ぎには開いているとのことでしたので、よく考えますと言って、撤退。
15:20 歩き遍路さんが通過
とっても見づらいでしょうが、遠くに歩き遍路さんが写っています。
この時、15:20……日没18時半ぐらいなので、これから登っても、余裕のはず。
それなのに、私は帰ります。(笑)
第27番札所 神峯寺さんは、今回の2020春遍路で一番楽しみにしていたお寺なので、
昼遅くに疲弊して登って、帰り道を焦るかんじで行きたくなかったんですよね。
朝の清々しい時間に行きたい! そう思っていて。^^
15:30 唐浜東バス停
明日、またバスで戻ってきて……って、僻地バス路線は運賃が割高!
今後、バスに頼る行程は、時間的にも金銭的にも控えた方がいいなぁと思うのでした。
かと言って、無理して歩くのも考え物ですけどね…。
15:45のバスに乗って、16時にホテル最寄りのバス停に到着。
鉄道だったら、奈半利駅から20分ぐらい歩くことになっていたので、
この日は本当に楽ちん♪でした。
ホテルなはりの浴衣 & 部屋付けのリンスインシャンプー
ホテルに帰着、16時から大浴場利用可能なので、早速、入りに行くと……
何か見覚えのある気のする、ピンク色のゴムを頭に付けた女性が……
女性 「あれ? ……昨晩もいらっしゃいませんでした?」
私 「ですよねー…(^_^;)」
時間も(ゆうべと)全然違うのに、お遍路の鉄則『会う人には会う』が、
こんな場所でも…。(笑)
さて、2日目の今日は夕食を付けていたので、18時にレストランに行きました。
まぐろ定食 レストランだと2100円相当(お遍路プランで宿泊)
これも、お酒に合いそう……だけど、連日、バス代で散財しているからなぁ…。(笑)
じっと酒MENUを見る。。(笑´∀`)
お酒の味は好きなのだけど、具合が悪くなるのでたくさん飲めない、私。
宿で飲めば部屋にすぐ戻れるので、ホテル飲みはいいチャンスなのだけど……
と、
ふたつ隣の席の男性が、「…フゥ~ッ」と、感慨深げにお酒を飲まれています。
まだ、外は明るい18時過ぎ……こんな早い時間に、
結構なピッチで酒を嗜んでいる一人客は、おそらくお遍路に違いありません。
そんな風に思って、お声を掛けさせて頂きました。(逆ナンパではないです(笑))
やっぱり、お遍路さんでした。但し歩きではなく、車遍路だそうでした。
左 中トロを含む刺身 右 マグロの皮酢
左 マグロのたらこみたいなの(名称不明) 右 わた天
マグロをいろいろ味わえる定食、特に『わた天』というのを楽しみにしていたのですが、
何というか……中国の揚げ菓子みたいな甘さ。
「衣に味が付いているので、そのままお召し上がりください」と、言われたのですが、
すみません、わさび醤油にひたひたに浸して食べてしまいました……そうすると、旨し。(笑)
ふたつ隣の席の男性、Nさんとは、
お遍路は程々のペースでやればいい、無理し過ぎると修行ではなく苦行になる、
という様なお話をしました。(^o^)
それから、
「今回の2020春遍路は行けるところまで行きたかったんですが、
薬師如来様×3になる札所で新型コ□ナの消滅祈願をして、帰るつもり」
……というお話をしました。
自分のけじめの付け方として、この時点で、そういう行程に決めていたのです。
Nさんは結願まで、あと一週間ぐらいで行かれるそうですが、
私は、まだ当分、先……いいな…。
けど、いまの社会情勢では、歩き遍路は88番まで行けるかどうか…?
【追記】
4月半ば過ぎ、四国八十八ヶ所内で閉山や納経所を閉める札所が出る。
17日~ 全国に緊急事態宣言が拡大されたのを受け、
八十八ヶ所霊場会では、全霊場の閉鎖を検討するも、各地の状況をふまえ、
札所により対応は異なることとなる。
通常通りもあれば、閉山とする札所もあったが、大多数は納経所のみ閉鎖となる。
以降、参拝者には自粛を呼びかけ、以降、実質『お遍路は自粛』となりました。
食事終わり、
Nさん 「結願まで、無事に行けます様に……」 と、
席に近づいて来られ、ただ事ではない気がして、こちらも立ち上がると……
錦の札、金の札!!(撮影許可は頂きました)
なんと、取り出されたのは、まさかの錦の札・金の札でした。
相当、回られているのは、お話から伝わってきていましたが……
また、たまにこういう機会があるとは聞いていましたが……
自分に、こんな早くに頂けることがあるとは、夢にも思いませんでした!
錦の札は100回以上、金の札は50~99回巡礼されている方が使用されるもので、
札所の納札箱から盗まれ、転売されるほど価値の高いものなのです。
それだけの回数を巡礼している人の納め札だから、功徳があると思われているそうで。
けれど、Nさんは、「その、納めた人間の『業』をもらうことになる」からと、
盗む人に遭遇した時や、欲しいという人には差し上げているのだそうです。
うわぁ、こんな時に限って自分の納め札を持ち合わせていない(>_<)!
(宿泊料込みの夕食なので財布も持って来てなかった(汗))
でしたが途端に、自分のなんかただの白い紙屑に、本心から思えてしまい、
「○○(本名の苗字)と申します、ありがとうございます!」 と、
申し上げるのが精一杯でした。
絶対、結願まで行くし、修行はしても苦行はしない、
楽しんで進むお遍路になる(こんなこと公言したら怒られるかもしれないのだけど)と、
あらためて心に決めた夜だったのでした。
夜桜とマグロ……思い出深い夜となりました
【2020年4月6日(月】
室戸岬の気温 最高15.8℃ 平均10.9℃
歩いた距離 約18~19キロ
07:40 ホテル出発
07:45 法恩寺通バス停 乗車
08:05 立石バス停 下車
9:30~40 羽根公民館(WC)
10:40 御霊石
11:30 ショップヨシダ
11:45~13:00 ホテルなはり昼休憩
14:45ぐらい 輝るぽーと(WC)
15:05 和館(またWC)
15:30 唐浜東バス停
15:45 バス乗車
16時過ぎ~ ホテル帰着
18時~ レストランで夕食
高知5日目に続きます! 明日は第27番札所 神峯寺・神社を訪れます(^▽^)!