高知17日目【後編】です ✧( •⌄• )( •⌄• )✧
足摺岬西海岸側の遍路道を歩き、竜串（たつくし）に向かっています。
下は遍路道 上は新道
遍路笠の歩き遍路さんが、上の新道を通過してゆくのが見えました。
遍路道にこだわらなければ、新道の方が早いだろうなぁ……
けど、
私（達）は、私（達）の道を進んで行きます三３
しばらく、この道なりに歩き抜けますと、
27号線（新道）との合流というか分岐というか
一見 左の方が新道みたいに見えるけど……
龍宮神社へ寄るので、旧道の方へ進みます。
旧道がバス道路
急に狭くなった……と、思っていたら、丁度バスが来ました。
どんなに狭くても、集落と需要があるところを繋ぐのがバス。
こんな樹木のトンネルを進んでいくと……、
鵜の岬展望台……これだけ駐車場所があれば 車でも来れますね
鵜の岬というところに出ました。絶景の海が見れるそうですが……
木々の間からその片鱗を眺めて、通過します 三３
この春、この辺り（高知）、朱に近い赤ツツジの花が盛りでした。
とてもバス通りとは思えない、ハイキング道みたいな、
黄緑に囲まれた細い道を歩いていきますと──
臼碆駐車場 バス停の名前も臼碆(うすばえ)
公衆ＷＣ 昭和建築じゃないタイプでとてもキレイでした
目的の龍宮神社の入口に、ようやく到着しました。
12：13 龍宮神社
鳥居の時点で神々しいです……一礼して入り、
道なりに進みますと……
絶景展望所とか、（字面がいつも【絶望展望所】に見える…(•̀ω•́|||)）
神社以外にもいろいろあるみたいで、分岐になっていました。
『竜宮神社へ』↘
龍宮神社へ行きたいので、こっち一択です。
見た感じ、だいぶ下りて行くみたいですね。
木々の間を通り抜けていくと──
「お、おぉ……」
龍宮神社のお社が見えました。
逆走Ｄ氏も、「お、おぉ……」って、
なっているみたいに見えますね。(笑)
自分も、ここをバックに撮りたいなと、
思った記憶があるけれど、
Ｄ氏は先を行かれてるので無理ですね。
（勿論、撮影するので先にどうぞと私が言ったのでした＾＾）
早速ですが、龍のお姿が見えるか？……
という目で見てみますが、
うーん、龍雲も見えませんね。
とりあえず、先へ進みます 三３
下りてから、向かって左手（東）側の景色です。
数枚、画像を撮っていたので、
何か清々しく感じたのだと思います。
あの小山の上に、お社があります。
ここで一度、ふりかえって見ますと……
こんな光景です。
リアルＲＰＧだ……と、思いました。
イメージとしては、ＦＦⅩ（10）を思い浮かべました。
（私、旧スクエアのＲＰＧゲームしかプレイしてないので）
【龍神の神殿】とかいう場所で、（まんまだ…(笑)）
龍神に会って世界の秘密を教えて貰うとかの、
重要イベントが発生したり、
黒か白い方の最大魔法とか貰えるんですよ、
きっと……！
とか、考えながら、此処にいました。(笑)
お社の前に上がってきました。
画像では伝わらないですが、すごい強風が、
鳥居の付近で吹いていました。
何か……この場のいろいろに圧倒されて、
なかなかすぐに、参拝することが出来ませんでした💦
とりあえず、お社の前の、
左右と真ん前の景色を収めますと……
左
真ん前
右
あらためて参拝へ
ようやくお参り致します……（一礼）
自然の猛威に晒されるからか、
頑丈な扉がつけられていました。
此処に来させて頂けたことへの感謝……など、
お話させて頂きました。
今回の【2025春遍路】は、
どうしても今年、この時季に来たくて、
結構、強行に物事を進めてきたので……
本当に、感謝に深い頭を下げる思いでした。
参拝できました！
帽子に手をやっているのは、かっこいいポーズではなく、
本当に強風のためです。*.;".*・;彡 彡 彡 彡 :'ﾟ｡.*:
お社の背後の山。
海もさることながら、こちらの山も気になって……
雄大で、明るい緑色が印象的でした。
足摺岬がある東方面
釣り人の聖地でもある……？
結構、岩場に釣り人がいたり、行き来されていたり。
方々には、神社というよりも、よい釣り場なんでしょうかね。
真正面の海
足摺岬には龍がいると聞いて来まして……
私、存外、単純なので、そうと聞いたら信じたりします。(笑)
見えるのか？と聞かれたら、……見えませんでした。
けれど、風とか感じることは出来るので──
風が気持ちいい～
なんて浸ってたら……
逆走Ｄ氏 「ナユミマさん！ すぐそこに、
龍みたいなのがいますよ……」
私 「……？？」
「ファッッ！？」
ぜ～んぜん気づいてなかった！
(꒪ˊ꒳ˋ꒪)……私の目は節穴なんですよ。(笑)
強いて言うなら、
あれが『龍雲』って言うのかな……
……
さて、立ち去りがたいですが……
これから向かう、竜串へ！ 【月山神社ルート】で、旅を続けます。
どんな土地 出会いが 待っているのかな
来た道（リアルRPGなあの景色の中）を戻り、
先出の鳥居横WCや、ベンチで用を済ませて、
13：25 龍宮神社を出発しました。
結構、遅くなってしまったので、
土佐清水市街を通過して、竜串の宿まで……
行けるところまで歩きますが、
もうムリ、ダメだ～～となったら、
バスに乗って、また別日に歩き直すつもりです。
一昨日、大岐の浜までバスに乗った区間があるので、
そこを歩き直すことが確定しているので、
出来ることならば、
今日は宿まで歩き通したいのですが──
話は変わりまして、
足摺岬の西海岸側は、風がよく通り抜けるので、
体感としては涼しくて歩き易いのだそうです。
別の機会にお会いした先達さんご夫婦も、
岬の西側に宿を取って、西海岸から第38番さんに向かうのだと、
仰っていました。
東海岸から打ち戻りルートを選ぶ方が多いので、
ピンときていなかったのですが……、
自分が通過＆体験してみると、なるほど、
西海岸ルートの方が体には楽なのかな…と、思いました。
確かに気持ち良く、歩き易い道ではあるのですが……
何度も路線バスに遭遇 向こうも「この人たち先刻も見たな－」とか思っているのかな
逆走Ｄ氏、明らかにペースダウンしています。
後ろから見ていると、
バックパックを何度も持ち直しているので、
これはきっと、荷物が重過ぎるんですよね……。
「やっぱり自分で持ちます」と、言うものの──
持ちたいから持つと決めたのだみたいなことを仰って、
背負いきるとのことなのでした。(´•ω•̥`)
木々が生い茂る道を抜けて 海べりへ
真っ直ぐ行けば土佐清水に早く着けますが……
私達、ジョン万次郎の故郷に立ち寄りたいんですよね。
この先にある、中浜という場所で生まれたジョン万は、
１４歳の時に漁に出て、遭難し、最終的にはアメリカへ。
それで、
初めてアメリカに上陸した日本人になったそう……とか、
ざっくり聞いてしまうと──
流れ着いた場所がアメリカでよかったよねー
英語とか勉強出来て、日本に帰ったら大活躍で、
凄い強運の持ち主だ、とかいう話になりますが……
と、言いますか、
私は当初、そういう話として、
ジョン万次郎という人のことを知りました。
けど、長じるにつれ、
自分が同じ境遇になって、同じことが出来るかと言われたら、
まぁ、とてもとても……なので、
凄い人がいたもんだなぁ、その人の出身地かぁ──ということで、
行って見たいんですよね。
へんろ道↑
それにお遍路なので、やっぱり遍路道へ 三３
ここいらで本当に さらば足摺岬
ここからは、小さな集落の中を通って行きます 三３
ここはドウショウ坂 かわいい🐸オブジェ ちょこちょこ見かけます
どうしょう(｡•́ - •̀｡)……みたいな意味で合っているのか、
別の漢字があるのか、方言なのか？？？
ドウショウ坂を抜けると──
ジョン万の壁画がある中浜小学校
第二次大戦時の防空壕だそう 昔はよくあったけど、現在でも穴が剥き出しは珍しいかも…
小学校や防空壕を通過して、脇道に逸れて……しばし歩き、
いよいよ、ジョン万（中浜万次郎）生誕の地へ……
14：30頃～ ジョン万の里
ジョン万、ジョン万、と略称してきましたが、
生誕地でも「ジョン万」呼び認定されてるんですね？
こちらは、中浜万次郎氏に敬意を払って撮らせて頂きました。
WCもある、観光案内所エリア……？
お手洗いはこちら↑
と言うより、公民館のお手洗いを、外向きに開放されて、
使わせてもらうかんじでした。
ジョン万の生家（復元）までは徒歩２～３分とか 三３
ジョン万の生家（復元）
中は自由に入って見れるそうなので……失礼します。
復元でも、立派ですよね。
無人お土産売場もあり
ジョン万を、大河ドラマにしようとされています。
私達の地元（広島・呉）は、
急きょ観光地化された云々を経験しているので……
この地に、観光バスが入る様になったとしたら、
あれが、これが……みたいなことを考えてしまいます、
ました。( ˊᵕˋ ; )
生家の復元を見た後は、本当の生家跡地を見に行きます 三３
ちょうど藤の花の時季でした
この藤が咲いている場所が生家跡ではなくて……
こちらが本当の生家跡
現在は、他所様のお宅みたいなので、
ちょっとだけ撮らせて頂きました💦
これから向かう土佐清水市街の方にも、
ジョン万資料館（＆WC）があるみたいなので、
時間や機会があれば寄って見たいです。
【結論：寄れませんでした】
中ノ浜峠というバス停みたいです
ちょっと道を間違えつつ、此処に出て来ました。
遍路道標示は、山の中に入っていくみたいになってますが……
午後遅い時間だし、舗装路の方を進むことにしました。
ちょうど日陰で歩き易かったです☆
山間を抜けると、海沿いの道に。
対岸に見えるのが、土佐清水市街ですね。
土佐清水の街中に入る前に、こちらの百均に寄ります。
この旅の途中、衣類の圧縮袋が破れてしまいまして、
荷物が膨らんでしまうのも、重くなる原因だと思うので、
急ぎ、調達することにしたのです。
ここで寄っておかないと、しばらく百均ないみたいですし……
あと、WCにも行きたかったので──すが、
こちらのお店、（貸す）WCはないそうです。
その代わり、最寄りの公園のトイレを紹介してくださいました。
そんなに切迫してないけれど、こういう道の信号待ちは、
何だかとても、もどかしかったです。(笑)
やがて、教えてもらった公園に差し掛かりましたが……
公衆トイレ……トイレ？ ちょっと微妙だったので……
実は、ちょっと遅くなっても、ここでお昼を食べようと、
下調べしていた施設だったんですよね。
まぁ、夢でしたね…… 昨日に続き、２日連続昼飯抜きでした。
【結論：この翌日も昼飯抜きです】
16：15 おさかなセンターWCを出発しまして……
土佐清水の街中……街……？
規模としては、街と言うより、町ぐらいのかんじです……。
清水プラザパル
此処は、この辺りのバスの、ハブになっている場所……
（いきなり広島で言うな）
明日、バスに乗って、ここで乗り換えるので、
通過する際に、下見しておきたかったのですが、
……ちょっと思っていたのと違っていましたね。
スーパーに横付けしているだけ、と言うか……
さぁさ、バス乗り場も確認出来たし、
後は粛々と……行けるところまで歩きましょう、と、
土佐清水の中心部を通り抜けようとしていた、
まさにその時────
正面から来た、年輩の女性に急に話かけられて……
女性 「福田家の女将です」
私達 「ファッッ？！」
朝、出発して来た宿の福田家さんの女将さんでした。∑(ﾟﾛﾟ*)(ﾟﾛﾟ*)
入院されている、おばあさまのお見舞いに行き、
買物して帰ろうと、車で走っていたら──
まだ、こんなところを歩いている私達を発見した、
ということです。
女将 「いまから竜串まで歩いてたら夜中になる！
車で送ってあげるから、お乗りなさい」
おぉお……ありがたい……けど、お忙しいでしょうし、
お宿の方は、大丈夫なのでしょうか。
聞けば、今日は、たまたま宿泊客がいないそうで。
なら、と、お言葉に甘えさせて頂くことにしました。
この辺から車でワープしました 三３
おぉ～う……やっぱり車は速いなぁ。
だけど、車であっても、結構な距離を走ります 三３
時間もガソリン代も申し訳ないなぁと思う半面、
この距離を今日一日で歩けるつもりだったんか……と、
地図上で立てた計画の甘さを痛感しました。
福田家の女将さん、本当にありがとうございました🙏
17：09 ホテル南国 到着
そんなワケで、いきなりですが、ホテル南国さんに到着です。
味彩の宿 南国
一泊二食【定食メニューチョイスプラン】 7500円
2階某所に浴衣＆タオル置き場・共有冷蔵庫あり
男女共用WC 但し改装されていてキレイでした
大浴場 シャンプー・リンスは『椿』
洗濯機 無料 コイン乾燥 30分100円
こちらの２部屋、好きな方を使っていいそうでした。
逆走Ｄ氏と部屋を見て、私は『くろしお』のお部屋に。
館内は靴を脱いで下履きに……その名通り南国風で揃えてありました＾＾
窓からのビュー
うん、良さそうなので、
明後日の宿泊予約も、させて頂くことにしました。
バスに乗ったり、車に乗せて頂いてワープした(笑)ので、
もう一泊しないと、行程が繋がらなくなったためです。
そして、お風呂の後、夕食を。
私達は、定食メニュープランの宿泊だったので、
到着時に、こちらのメニューから注文していました👇
私はオムライス。
お魚＆白飯の和食が続いていたので……洋食もいいでしょ(*´ڡ`●)♡
逆走Ｄ氏は、豚の生姜焼きを。
少し分け分けしましたが、こちらは野菜もふんだんでウマーー
明後日の夕食もこちらなので、
その時は私も豚しょうが食べようかな。(笑)
この日は、私達しか宿泊客がいなかったので、
支配人？ ホテルの人と言うか……
私達の間での通称「南国さん」と、いろんなお話をしたり、
この宿やこの辺のお話を、沢山お聞きしました。
先出の、私が入った『くろしお』のお部屋は、
衣装部屋として使われたとか…… へ～～
ここが衣装部屋だったのか～
南国さん、結構いろんな芸能人が来てるみたいです。
モーニング娘。にも、詳しかったです。
いまは引退したメンバーが来たそうですが、いい娘。だったそうです。
そっかぁ～～ ( *´•ω•`*)
【2025年4月21日（月）】
10:10頃 民宿福田家 出発～
11:00～11:17 雪寿庵さん接待所（WC）
11:28～ 松尾アコウの木 出発～
12:13～13:25 龍宮神社（WC)
14:30頃～14:48 ジョン万の家（WC)
16:15～ おさかなセンター（WC）
～ 福田家女将さんの車でワープ ～
17:09 ホテル南国 到着
明日は、バスに乗った区間を歩き直しに行きます 三３
