ナユミマ☆四国遍路の旅

1回目【第55番】から逆打ち、2回目【第44~51番】 3回目に徳島【第1番~】区切り打ち開始☆

愛媛補完編① 松山観光港~第52番再訪

 

 2019年11月13日(水)……晴

 

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 松山観光港に来ております。

 愛媛(伊予)で到達できなかったものごとを補完する為です。  

 まず、この港からすぐの山を越えて、第52番太山寺(たいさんじ)に再訪したいと思います!

 

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 第11版(2016年4月)黄色いへんろ地図P61より

 

 昨年9月に第52番太山寺に来た時は、

 西日本豪雨による土砂崩れにより、そもそも本堂付近に近づくことができませんでした。

 

 その時の記事がこちら↓

nayumimahenro.hatenablog.com

 

 一応、臨時参拝所で納経は出来たのですが、再訪を決意、

 次は是非、山道を通って太山寺に行きたかったんですよね 三3

 

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 左 太山寺高浜道の由来碑   右 高浜トンネル方面への三叉路

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 左 高浜トンネル近くの公園  右 公園裏から登る道

 f:id:nayumimahenro:20191118121924j:plain ちゃんと遍路道はある!

 

 山中にある筈の遍路道を辿って行きたいと思います。

 ある筈……と言うのは、西日本豪雨後どれぐらい崩れているか、或いは復旧しているのか、

 わからなかった為です。  

 いろいろ調べたのですが、観光港~第52番太山寺ルートは殆ど使われていない様で、

 何も手がかりは得られませんでした。

 まぁ、11月なので、だいぶ草枯れしているだろうから何とかなると判断しました。

 道が壊れているかもしれないけど、無いわけじゃないんだし……。

 

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 9:40 登り開始

 

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 さすが愛媛、みかん果樹園の中をゆく  災害復旧工事を横目に……

 

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 パワーショベル越しに九十九島(つくもじま)

 

 いってきますと九十九島(つくもじま)に別れを告げ……たけど。

 まさかこの後、こんなことになるなんて。

 

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 舗装路の終わり……

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 「これ道じゃなくて側溝だよ……」

 

 はい、残念っ!

 道が無いのと道が壊れているのとでは、大違い。道が無いのはどうにもなりません。

 引き返します。


 私 『何処で間違えたんだろう……登り口は間違いなかった筈だし』

 

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 9:50 舗装路終点よりリスタート(笑)

 

 なんと、ぜんぜん見えませんでしたが、目の前の藪が入口だったみたいです。

 横が絶賛工事中で無ければ、もうちょっとわかりようがあったかもですが……(笑)

 

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 予想外に生い茂った藪……『大丈夫なのか?』

 行けるところまで行くことにします。どうしても無理なら引き返すしかありません。

 母親にも「無理だけはするな」とキツく言われて出て来ておりましたし。(最近まで風邪ひきだった為)

 

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 ああ、やっぱり崩落したりしていますね。

 

 f:id:nayumimahenro:20191118140534j:plain 道寸断

 

 画像に収まりませんでしたが、崩れた土砂で道が壊れていました。

 が、奥の方に薄っすらと道らしきものが……続きと信じてデコボコを越えて進みます。

 母親に「無理はするな」と言われておりましたが、ちょっと無理をしないと無理そうです 三3

 

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 左 何とか道らしきものに接続  右 あけびの実? ※カラスウリという食べちゃダメ系だそうです!

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 道端の花に励まされて……人が通らなくても花は咲いてるし、実は実る

 

 「南無大師遍照金剛、南無大師遍照金剛……」 不安な局面で何度も唱えていました。

 今回は菅笠も被らない山歩きスタイルなのですが、気持ちは『歩き遍路』なので。

 

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 左 ようやく『太山寺1.1キロ』標示が  右 遍路道だと確信出来!

 

 標示がまるで無いのが不自然で不安でしたが見つかって、ホッとしました。

 まぁ結局、荒れた山の中を進み続けるのですが……

 

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 石の道標が見えて「ああ、やっと……」

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 太山寺と奥院との分岐。ここまで来れば山を下る一方で、ひと安心です。

 

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 ですが、これ撮っていたら蜂(たぶんススメバチ)の威嚇に遭いました。そそくさと去ります。

 それからこの先は、道一本だけ残して斜面が崩れてるという箇所がありました。

 よく道だけ残ったなという有り体でしたが、そこでトレイルランしている方と遭遇しました。

 擦れ違えるところで待って、お互いに挨拶をして、やり過ごしました。

 

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 山を越えると比較的いい道  道端の随所に石仏が見られました

 

 そこから先は、ふつうに整備された山道でした。しばらく下ると……

 

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 10:25 52番太山寺 本堂裏  本堂側からだと『通行止め』になっとる……

 

 第52番太山寺の本堂裏に出ました。

 一度、道を間違えたりしたのも込みで40分ぐらいでしたね。

 ただ、↑右画像の通り、本堂側からだと『通行止め』扱いになっております。ました。

 だったら観光港側にも、そう表示しておいて欲しかったですよね。(笑)

 

 ただ、こうして登って来れた者の意見としては、

 山越えして松山観光港へ行く逆ルートはお勧めしません 三3

 山歩きに慣れてなさそうな女(私)が40分で登って来れたのなら、

 下りはもっと早く降りれそうだし簡単でしょ?……と、算段されそうですが、

 下るだけなら最終的に何処かに降りれるとは思いますけど、

 土地勘か通った経験がないと、確実に30分前後で港に着けるかは微妙なんじゃないかな~

 と、思ったもので、老婆心で書いておきます。(笑)

 

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 本堂の裏側を通ると……横にはバケツがたくさん置いてあった 何故なら本堂は国宝だから

 

 一度、立派な山門を通って来たことがある者からしたら奇妙な気分ですが……

 

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 第52番札所 太山寺(たいさんじ)

 

 本堂裏(厳密には横)側からIN、到達しました~~

 が、これではやっぱり気分が盛り上がらないので……

 

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 山門をくぐり直してINしました。

 

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 本堂(国宝) 

 

  御本尊 十一面観音菩薩 「おん まか きゃろにきゃ そわか」

  前回、ここで納経できなかったので、あらためて納経することにしました。

 半年ぶりのお遍路ですが、読経が下手になってました。と、言うか……

 

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 最近、写経をしていたので、写経の時と区切りが違うので、調子狂っちゃったんですよね。

 カラオケだって機種が違うと上手く歌えなかったりするじゃないですか。(笑)

 

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 大師堂

 

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 大師堂からの眺め

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 本堂、大師堂を参拝したので、他所を見に行きます。

 

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 鐘楼堂(室町時代文化財

 

 ここ、なんか有名らしいですよね。確か地獄絵図だったかな……

 

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 左 正面に閻魔様の絵 そして紐  右 鐘楼の紐の上には当然、鐘

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 鐘楼入って向かって左側:仏様の世界絵  正面:閻魔様の審判絵

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 向かって右 ベタな地獄絵 それを見ている脇の木像がなんか怖い(;_:)

 

 「あの世なんかあるわけないから地獄もあるわけない!(笑)←ここ重要」……って、

 よく言ってる方がいますけど……何処まで本当に思ってるのかなぁ? 

 心の中に天国も地獄もない人、天罰を恐れない人は、どう自分を律しているのだろう。

 こういう地獄絵みたいなのを見ると何か思ってしまいます。

 

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 三途の川。。

 

 逆に、私は三途の川があるとは信じてません。花畑も。

 あるわけないと言うより、それをすっ飛ばした先に関心が強いのかもしれません。

 そこは、自分にとって心地のいい明るさの世界か、それとも暗~い世界なのか。

 さすがに神様仏様に囲まれる世界に行けるとは思ってません。(笑)

 そんなことはともかく、その人が信じている通りに世界は見えるのだろうから、

 私は死後、三途の川と花畑のない世界に逝くのだろうし、

 あの世はないと思っている人は、そこで終わりなんでしょうかね 三3

 

 さて、第52番札所に来たら、訪れたかった場所がもう二ヶ所ありますので、

 その一ヶ所へ向かいます。。と。

 

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 尻尾に何か着せてる^^  心なしかポーズをキメてくださった気が……^^

 

 お稲荷さんの狛狐に赤い尻尾カバー(?)が!……尻尾に着せてるのは珍しいな。

 と、思ったのですが別に普通だったら、すみません。

 

 稲荷堂の隣、(思っていたより)奥にありました! のが……

 

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 聖徳太子

 

 大昔、伊予の国に聖徳太子が訪れているらしいんですよ。

 聖徳太子自体、実は存在しなかったんじゃないか説がありますが、私は実在を信じています。

 ですので、是非、ここは訪れたかったんですよね。

 

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 聖徳太子の頭の賢さにあやかるべく『合格祈願』に特化しているのですね。

 私もまぁ、大体その様なことを祈願しました。

 お堂の中は、撮影禁止とも書いてないし、像にお願いして撮れたらOKかと思って撮ってみると……

 

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 肉眼だと真っ暗でよく見えなかったのですが、画像で見るとお顔がよくわかりました。

 おお、さすが賢そうな御尊顔ですね。撮らせて頂いて、ありがとうございます^^

 

 それから、次の目的地に向かう為、聖徳太子堂の脇からでも帰れるけど、

 わざわざ山門を通って帰ることにしました。

 

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 急階段なんですが、『ここを登って来て参拝したかったなぁ……』

 緑の中に吸い込まれていく感覚がして、よかっただろうなと思うからです。

 皆様には松山観光港側からではなく、ふつうに山門(二の門)から入って来られることを、

 強くお勧めします。

 まぁ、今回の記事を読んで、同じルートで行こうと考える人はあんまりいないでしょうけど。(笑)

 

 そして、そんな私の願いを叶えてくださったものか……

 「あっ、カメラのキャップがない!……さっき自撮りした時に置いてきたんだ」

 忘れた物を取りに戻る為、急階段を登って山門をくぐってINすることに。

 思いがけず、すぐに願いが叶いましたね。(笑)

 

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 本堂(国宝)前にて 今回の装備はこんなでした

 

 個人の記念写真で、ブログに載せる気はなかったのですが、

 なかなか大変だった自撮り画像なので、載せちゃいます。(笑)

 

 さて、あらためて下山して行きますと……

 

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 本堂に行く道 納経所の前

 

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 目の霊仏 一畑薬師

 

 前回、ここまでは来れたので、その時に見たのですが参拝せず帰りました。

 後で、有名なお薬師様だったと知り、再訪時には是非、立ち寄りたいと思っていたんです。

 

f:id:nayumimahenro:20191118162655j:plain 一畑薬師 

 

 目、めの字を、年の数だけ書いて奉納すると、目の御利益があるそうです。

 

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 左 納め札の裏に書いて来ました  右 専用の用紙があったみたい?  

 

 家族も巻き込んで、年の数だけ『め』の字を書かせました。

 父の分がないのですが、父は、こういうのは面倒くさがって書かない人なので、ないのです。

 でも、目が悪くなったら困るので、家族身内全員分を祈願して来ました。

 

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 12:01 山門(二の門)出発 三3

 

 これが本来の入口、山門です。

 今日は、これから逆打ちで、道後温泉まで歩きます 三3

 実は、その区間が抜けていたんですよ。どなたにも指摘されませんでしたけど。(笑)

 

 ②に続きます!