2019年11月13日(水)……晴 (松山 最高22.2℃最低11.4℃)
第52番太山寺(たいさんじ)から、逆打ち歩き開始です。
実は、第52番札所~道後温泉の区間が抜けていたんですよね。それを補完します 三3
第52番前の大きな道路(三叉路)
初めての区切り打ち(2018年9月~)では、
第55番から第52番への逆打ちで、
『逆からでも標示があるので、わかります!』みたいな発言をしていたのですが……
それは、たまたまそういう区間だったというか、
殆ど海沿いだったから大丈夫だったんですよね。
しかし結構、従来の歩き遍路道を外して歩いていたことが、いまならわかります。(笑)
そんな私が再び、逆打ちで歩きます 三3
遍路とあんまり関係なくて長^_^;い内容ですが、
それもまたよしとおつきあいくださりますと、私は嬉しいです。
先出の三叉路では、この道を選ぶね↑
通学路らしい、この道を進んでいくと……突き当たりに、
片やカリフォルニア風、片やオールド日本家屋
結構、ギャップを感じる風景に出会えます(笑)。この並びのすぐ傍にある……
ここを右ね→
ここからヘンな小道に入ります。
ところで、これ亀ですよね?^^
愛媛らしい果樹畑の景色
なんか書いてある……?
山頭火……へんろ首(笑)、石 ぐらいしか読めないけど。山頭火かぁ……。
分岐が来たら右→ 分岐の度に右→
田んぼと宅地が広がる地域なので……好きな道をカクカク曲がって行けばいいのかなぁ。
ここは左←
ここら辺で、いっちょ踏切を越えます 三3
踏切を越えて
わざと、こういうエフェクトかけました。^^
赤い橋も渡って
ここも赤だけ際立つエフェクトをかけたかったんですが、
赤茶色はREDとカメラが認識しない様で、できませんでした。(笑)
184号線らしいバス通りに出た……途端、
お遍路キャララッピングの、いよてつバスが去ってしまった 三3
もっと近くで撮りたかったなぁ。
12:50 あなたとコンビニF
第52番を出発して3キロ、45分くらいですが、
先のお手洗いから一時間ほど経過しているのと、
お茶を補充する用事もあって、コンビニに立ち寄ります。ました。
これ↑ が今回の荷物なんですが、この後、
バリィさんは(とてもいい意味で)いじられまくり、
呉海自カレー2019バッジは見事なぐらい、どなたもノーリアクションでした。(笑)
この辺から、交通量と同時にストレスも増える街中を通過していきます、と……
ポンジュースの本社だ!(期せず遭遇)
道路を挟んだ、↑画像向かって右が工場みたいで、なんというか鋭い?、
オレンジの匂いがしていました。
瀬戸内海の島嶼部で、みかん工場に行ったり近くを通ったりは何度もありますが、
そこではもっと甘い匂いがしていたと思うけど……
どんどん市街地へ。。
が、何とか遍路道を歩けております。
この先のショッピングセンターにある百均で買物をしてから、
予め立ち寄りたかった珈琲店へ。
遍路道沿いにはあるのですが、意識して歩いていないと見つからないかも……、
196号線道路脇に、ひっそりと佇んでいらっしゃいます。
そらしと珈琲店
松山市姫原3丁目1-30 木曜日定休 9:00~22:00LO
※ ランチは予約必須とか(確かに)
13:40 そらしと珈琲
ランチTIMEも終わりの頃なので、そろそろ空いていると思ったのですが……
帰る気配のない女性客で満杯でした。席が空いたら連絡をくださるということになり、
店の外で待つこと10分……奇跡的に出てくださる客がいらっしゃいました。
待ちに気づいていて、早めに切り上げてくださったのなら女神ですね。(;O;)
ブラジル 550円 季節のロールケーキ(和栗)400円
美味しかったです。が、繁盛時のカウンター席で一人では、あまり長居は出来ないかんじ。
まぁ、お遍路の時は長く休憩していたら逆にしんどくなる(笑)ので、丁度いいです。
山越交差点という箇所で、ぎゅい~んと曲がって川沿いを進みます。
松山大学の御幸キャンパスがありました。
この辺は学生さんと古くからの住民がひしめき合っている界隈ってかんじでしょうか。
春は桜並木がウリと見た……さくらを冠したアパートが建ってるので(笑)
左 松山城がだいぶ近くに見えてきた 右 ロシア兵墓地、一草庵、護国神社方面へ☞
☜ 一草庵への標示
左 小道の奥まった先に…… 右 どう見てもWCの建物
『分け入っても分け入っても青い山』の人ですよね、
少し興味が湧いて調べてみると、どうも御手洗いな建物が表示されます。俄然、興味が湧きます。
このまま道後温泉(観光地)に入ってしまうと、お手洗いに困ることがあるんですよね 三3
※ 朝~夜22時ぐらいなら椿の湯付近で『みんなのトイレ』というのが利用可(2019年11月時点)
いい雰囲気なので、唐突に古民家CAFEを経営したくなります(笑)。
当然でしょうが鍵がかけられ閉まってまして、土・日・祝の9-5時のみ公開みたいです。
(※ 7・8月は~5:30、11~2月は~4:30、年末年始は休業とありました)
資料展示スペースは半屋外、いつでも出入り可?(たぶん)
左 元妻のサキノさん……金子み●●かと思った(笑) 右 在りし日の大街道一丁目らしい
昭和15年10月11日 脳溢血、心臓麻痺により死亡 右 四国遍路していた頃の山頭火氏
旅をしていたのは知っていたけど、四国遍路をしていたのですね!
資料によると、お四国の左半分は行ってないそうですけど。
そして山頭火は、こんな句も詠まれていたそうです。
『どうしやうもないわたしが歩いてゐる』
……え、私のことですか?(笑)
『水飲んで尿して去る』
……最早、他人とは思えませぬ。(笑)
休憩も兼ねて、たいへん勉強させて頂きました。
繁華街通りだけど……れっきとした遍路道
逆打ち歩きに戻ります。もう、道後温泉に程近いです。
ほぼ16:00 道後温泉本館前
目的地の道後温泉、本館前に到達しました 三3
もっと早く着こうとすれば出来たことは、書くまでもありませんよね。(笑)
予約している宿のチェックインが17時~だったので、あんまり早く到着しても困ったので。
2019年~7年間の予定 DE 本館は絶賛工事中
北側の、火の鳥が掲げてある下が現在の入口で、一階のお風呂(神の湯)には入れます。
夜に入浴しに行きましたので、その話はまた後に。
古代 大国主命と少彦名(すくなびと(のみこと))
それぞれ道後温泉に入浴したと言われています。勿論、この建物でということではなくて。(笑)
別の場所の資料によると、596年に伊予の国に来た聖徳太子は、
「平等無差別に恩沢を施してるなんて、理想の国の様だ」と、褒め称えたとか。
さすが、目の付けどころがそこなんですね。
そして聖徳太子は本当に伊予に来たんだ!(^○^)
本館横の『玉の石』も工事柵の中。。
少彦名が温泉に入浴後、「元気になった♪」と、飛び乗ったという伝説の石です。
石にお湯をかけると病気平癒の御利益が?……で、去年、お湯をかけていたんですが、
今年は工事柵の中に囲まれてしまって、当分それはできなさそうです。(;O;)
ならば、湯神社の方へ参拝しましょう 三3 裏手の(駐車場のある)山に登ります。
火の鳥ラッピングアート 魅せる工事……とかいうコンセプトだったかな?
階段の途中から、全体が見下ろせます。これはいいアイデア。^^
左 石の飾り?かと見たら本物の鳩!でした 右 湯神社
私、このコンビの愉快な珍道中というのが好きで、参拝させてもらってます。^^
伊佐爾波(いさにわ)神社 2019年亥年Ver.
勿論、この地の神様にも御挨拶……
今年の神在月(出雲で神様会議)は11月13日までだったので、
もしかしたら御不在かも……まぁ、参拝履歴は残るかな?(笑)というかんじで、
参拝させて頂きました。
航海安全、出世開運、縁結びや子育ての御利益もあるそうです。
七五三の時期ですから、平日の夕方でしたが家族連れで賑わって?ました。
その後、少し早かったんですが、道後のお土産店街で夕食を食べることに。
うなぎ小椋 道後店
11:00~20:00 木曜日休み
昨年、店頭で売ってる焼きおにぎりを買ったところ、美味しかったので、
今年も朝ごはん用に & 今年こそ店内でうな重を食べるぞ! と、決めてたんですよね。
左 店頭で買ったおにぎり2種 右 うな重と牛重のお店
いちばん安くても1900円……ですが、お遍路初日なので精力をつける為に奮発しました!
うな重 木(半本) 1900円
関東風か関西風なのかわかりませんが、外は香ばしく、中身はやわらかくて、美味しかったです。
肝吸い❤も付いていました。
それから、予約していた宿へ 三3
道後のゲストハウス、ふじやさんです。
各ベッドにランプ、コンセント2個あり 貴重品ロッカーなし
女性ドミトリー 一泊2300円
左 洗面台は一つ、お湯は出ません 右 キッチン使用可
共同スペース 12時消灯
2泊のうち一晩、共同スペース開催、宿めしの回が当たったので参加しました^^
塩ちゃんこ鍋 1000円 19時~
美味しかった&楽しかったです。何が当たるか、宿めしの日に当たるかは運次第です!(笑)
宿の公式サイト☟
左 宿でクロックスサンダルを借りる 右 今治タオルマフラーGETだぜ!
夜、温泉に入りに行くのに、ワンピース風ルームウェアとクロックスで出かけたのですが……
ぶっちゃけ、お店の人が引いた目で見ていました。
えっ、なんで? 他のお客さんも浴衣に、何なら裸足に下駄じゃないですか!?
ルームウェアにサンダルもそれと同じ、『寝間着姿』でしょ?
何にせよ、スゲーずぼらな人が来た、みたいな目をひしひしと感じます。ました。
なので、二晩目はクロックスは止めて、トレッキングシューズで歩きました。
他人は人の足元を見て来ますからね、これでどうだ!(笑)
左 『本館』の火の鳥ライトアップ編 右 違う日に『飛鳥之湯』にも入りました
本館 工事中の現在は建物北側が入口
温泉の建物に入ってから、入浴中の画像はさすがにないのですが……
本館の湯は、予想を上回る良さでした。さすが、古代からの湯どころだけあったんだ!(笑)
いい意味で、ずーっと入っていられる『まろやかさ』みたいなのを感じました。
景観がいい、泉質のいい温泉は他にもいっぱい入ってもきたけれど、それとはちょっと違う。
公衆浴場とか古い施設がガチ苦手な方はキビシイかもしれませんが、
まぁまぁ大丈夫かなという方なら、是非。(笑)
本館北横にある『玉の石』 夜はライトアップされていました↑
この翌日、松山から徳島へ高速バス移動し、徳島遍路の続きをするのですが、
次回はブログの構成上、『愛媛補完編③』となります。
つづきます!