ナユミマ☆四国遍路の旅

1回目【第55~52番逆打ち】、2回目【第44~51番】 3回目に徳島【第1番~】区切り打ち開始☆

原付遍路4日目② 第27番神峯寺 お礼参り~東風ノ家

 

 4日目①のつづきです 三3

 

 第27番 神峯寺(こうのみねじ)に、到着しました!

 

 

 駐車場から少し登って行くと、山門と鳥居が並び立っています。

 

 第27番 神峯寺

 

 2年ぶりに、お礼参りに、ようやく来れました……。

 

 前回、訪問時の記事はこちら(2020年4月)↓

nayumimahenro.hatenablog.com

 

 左:神峯の水 相変わらず旨いけど 相変わらず家へは持ち帰れず(;。;) 右:また急斜な石段

 

 石段を登ると……

 

 

 こちらのカッコイイお大師様の、正に、お導きで、

 ここまで無事に来れたのです。

 今回も感慨深かったです…。

 

 本堂

 

 第27番 神峯寺(こうのみねじ)

 御本尊 十一面観世音菩薩

 御真言 おん まか きゃろにきゃ そわか

 

 前と何も変わらぬ、後ろから明るく優しい光が溢れてくるのを感じる、

 十一面観音様のご本堂です^^

 

 願文 心願成就


 前回も、『心願成就』の写経をお唱えしました。

 その時、私はまだ、個人事業主ではありませんでした。

 

 自分のやりたいことを仕事にして、

 これからの人生を全うしたい、

 この心願が、どうか成就します様に……

 

 そんなお願いがしたくて、

 第27番 神峯寺さんの山を、麓から歩いて登って来ました。

 

 この時の歩き遍路の途中、

 新型コ□ナによる初の緊急事態宣言が出て、

 第35番をもって打ち止めとし、

 高知駅から広島へ帰りました。

 

 それから一ヶ月以上~ 家に居て、

 何も動くことは出来ませんでした。

 日本全国がそういう状況でした。

 

 

 宣言が解除された後、時間のある内に……、と、

 瀬戸内の島々を通る『とびしま海道』というところを、

 今度は歩き始めました。

 

 実は、この年の3月、

 島で仕事をデザインする、みたいなセミナーが、

 とびしま海道の島の中で開催されており、

 数回、参加していました。

 

 その時の主催者が経営するカフェや宿が、

 最終目的地の集落に、あったのですが、

 

 主催者の方に連絡するほど、親しいわけではなかったので、

 勝手に行き、宿泊し、ランチを食べ終えて……

 帰りのバスの時間まで、海辺のカフェに入ることにしました。

 

 ……そこに、偶然たまたま、

 セミナーの主催者だった方がいて、

 私の顔ぐらいは覚えてもらっていました。

 

 主催者

 「今、どうされているんですか?」

 私  

 「コ□ナで、いま無職なんですよ」

 

 すると、

 この4月にカフェが撤退して、空きが出ている場所がある、と、

 言われたのです。

 

 主催者

 「(そこで)やってみます?」

 

 私がやりたいこと……自分のCAFEを始めたい、でした。

 

 けれど、出店できる場所も、資金も、実は自信もありませんでした。

 

 だけど、いま、それをやる機会が、この時に突如、現れたのです。

 

 私に出来るのか、本当にやれるのか……不安ではありましたが、

 この機会を試したい! という気持ちは強くあって、

 すぐに、やりたい旨を伝えました。

 

 新型コ□ナ禍で、国レベルで動けなかった期間は抜かすとして……

 

 お遍路を終えて、すぐに、

 自力ではどうすることもできないことを……

 神様仏様に動かしてもらった様に思います。

 

 

 CAFEを始められる(た)ことを、

 それまで参拝していた神社仏閣に、

 御報告&お礼参りをしに、まわりました。

 

 が、四国は……県を跨いでの移動になる為、

 すぐには行けませんでした。

 

 『いつの日かきっと、必ず、お礼参りをしに行くんだ……!』

 

 それを励みに、がんばってきた2年間でした。

 

 でも、まだ2年……たった2年の間に、

 願いは叶って、

 いまも続けられているんだ……。

 

 

 2020年7月1日 謹写した写経 やっと納経箱におさめられる時がきました記念に

 

 開業届を出した日に書いた、写経でした。

 2年近くも家に置いていたものを、

 ようやく納経する時に至ったこと……感慨深かったです。

 

 

 『お遍路を始めて、やっていて、何かいいこととか御利益とか、あるんですか?』

 

 と、聞かれたら、

 参拝したその後、私はこういうことがあった、と、お返し致します。(^_^)

 

 

 左:突然ですが トイレの神様のお札&御佛籤を購入 右:今回は中吉……

 

 

 そして、願いは叶っても、その後の人生は、続いていくのです。

 

 現時点では、もっと収益を上げないと、

 生活や経営が厳しい状況です。

 続けていることで、苦しい気持ちになる時も、あります。

 

 しかし、この日に引いた御佛籤には、

 『今は難しいが将来は調う、今は苦しいが続けよ』

 ……と、ありました。

 

 今すぐは好転しないのか……(思わず、笑)

 だけど、「商売は続けよ」と、仰って頂けました。

 将来は良くなるという、お墨付きも頂きました(*^o^*)!

 

 私は間違っていないんだ、と、

 この道に進んでよかったのだと、思うことが出来て……

 お礼参りに来れて、本当によかった……。

 

 

 大師堂

 

 大師堂でも納経した後は……このままショートカットして、

 

 神峯神社へ 右:向かって左の石段を進むと、神社へ

 

 更に山の上にある、神峯神社へと登ります。

 

 前回は、先出の山門の右横に立つ鳥居まで戻り、入り直したのですが……

 今回は、すみません💦 しかし、

 

 

 前回、この注連縄が結界になっている様な……と思ったので、

 ここをくぐれば、鳥居をくぐったのと同然な気がするのです。

 ※ 個人の言う気のせいです

 

 

 15:25 神峯神社

 

 15時台……そんなに早くもない時間ですが、当初予定よりは早く着いたので、

 無事、参拝できて、よかったです。

 

 誰もいない様で、誰か一人ぐらいはいる(来る)みたいな場所なので、

 完全に無人になることはないのかもしれませんが……

 ひっそりとした山奥なので、遅い&暗い時には入らない方がいいと思われます。

 

 とても雰囲気のある狛犬

 

 ここまで参拝しに登って来るのは……これが最後になるかもしれません。

 やっぱり、高知の第27番は遠いのです。そう思って、撮らせて頂きました。

 

 

 土足では昇殿できない、とりわけ神聖な雰囲気のお社です。

 何も変わっておらず、よかった^^

 

 こうして、第27番 神峯寺さんへのお礼参りは無事、達成出来たのでした!

 

 

 ゲートちゃんにも ここまでがんばってくれた御褒美💗

 

 納経所で、何か記念になるものがないか探したところ……

 原付に着けれる御守を見つけたので、購入しました!

 因みに、下の駐車場代は、納経所でお支払いです。

 (立ち寄らなかったら払い忘れるところだったので、丁度よかった💦)

 

 

 これを見て、「一緒に第27番 神峯寺さんに行ったね~」 って、

 ゲートちゃん(原付)に言うことにします!(*^o^*)

 

 

 原付には、宿まで、もう少し走ってもらいます、

 が……

 途中、休憩に立ち寄ることに 三3

 

 前の歩き遍路でも立ち寄った、道の駅 大山

 

goo.gl

 

 新道路&トンネルが出来たので、

 交通量の激減した旧道に、

 忽然と現れるオアシスみたいだったのですが……

 

 夕方なのを差し引いても、

 ずいぶん暗く、ひっそりしていて、よくよく見ると、

 建物の中がもぬけの殻になっていました。

 

 貼紙を見ると、一年ぐらいとか、

 結構、長い改装工事に入るみたいでした。

 WCは使えましたが……かつての活気とキレイさはナシ。

 

 あの山の向こう、もっと向こうから ゲートちゃんが走って来れたんだなぁ 三3

 

 朝は、徳島の山のてっぺんの方にいたのに……

 いまはもう、高知の海辺にいるんだなぁ。

 

 当たり前だけど、いろんな土地、場所に、

 それぞれの暮らしがあるんだなぁ……。

 

 

 さて、本日、私が泊まりますのは、

 高知の海辺の市街地にある宿です。

 

 原付は玄関前に駐輪^^ 車は裏に専用駐車場があり

 もっと脇に寄せて停めたらいいのに?……荷台から荷物が出せませんよ(^_^;)

 

 

 東風ノ家(こちのや)

 高知県安芸市矢ノ丸1丁目9−28

 

 築80年の古民家をリノベーションされたそうです。

 

 公式サイト↓

kochinoya.com

 

 一名部屋『志』 トイレ・バス共同

 素泊まり  4000円

 タオル・鏡あり

 

 左:一名部屋 右:カゴが便利! こだわりを感じます💗

 左下:窓からのビュー 車道が近いため 夕方の騒音は中程度

 東風ノ家の家の中は、どこを撮っても、絵になります!

 

 生花が活けてあるのは今日び ホテルでも珍しいですよ!(経費削減されてるから)

 右:何か2~3日分のブログでも執筆したくなるスペース 人が通る方が落ち着くタイプには打ってつけ(笑)

 ……現に、有料で仕事や創作活動に貸スペースにしているそうでした!

 右:青い壁! 珍しい色の奥にあるのが 第2トイレ・洗面台と浴室 

 

 特に素敵!! だったのが、キッチン&ダイニングスペース!

 

 

 ……雰囲気があるなぁ、と、眺めていたら、

 客が使ってもいい『流し』スペースでした!

 

 蛇口が短いし、一つしかないし、店で使うには不便というか、

 これだと営業許可が取れないと思われますが(笑)、

 日常使いには事足りますし、雰囲気が素敵。

 

 キッチンは使えないので、簡単に食べられるものを買いに、出かけました 三3

 

 

  夕方の安芸の町

 

 店名に惹かれた、らーめん屋さんがありましたが……

 この日は定休日でした、残念。

 なので、その先にある、寿司チェーン店に足を伸ばしました。

 

 

 小僧寿司 安芸店

kozosushi.co.jp

 

 昔はうちの近所にもあったのですが、

 現在、広島県には一軒しかないので……

 【追記】 この記事を更新した前日、閉店した模様です(;。;) そんなのアリ??

 

 久しぶりに、どんな味だったかなぁ、と。

 

 小僧8貫 + カルビ巻き

 

 あぁ、昔、こんな味の寿司を食べたことあるなぁ……と、思う、

 懐かしい寿司でした。

 

 

 最終形態だZ!
 

 デフォルトの枕は反対側だったのですが、

 戸に、そば耳を立てて寝ているみたいだったので……逆にして、寝ました。

 

 この夜は、どんな『夢』をみたのかな……

 

 

  【2022年 5月18日(木)】 

 走行距離 113㎞

 

 08:40頃 農家民宿 歩危農園 出発~

 09:50 道の駅 大杉 到着

 11:30 たいびんび 昼食

 12:15 たいびんび 出発

 12:29 夜須駅近くGS 給油

 13:19 球場前駅 休憩

 14:00 第27番 神峯寺 到着 

 17:10 東風ノ家 到着

 

 5日目に続きます 三3

 

原付遍路4日目① 徳島・天空の朝~高知・真っ縦の坂を登る

 

 2022年 5月18日(水)……晴れ

 

 徳島県祖谷(いや)地方、

 大歩危(おおぼけ)の山の上にある、

 農家民宿さんにて朝を迎えております^^

 

 農家民宿 歩危農園 見えている小屋の中が朝夕の食事場所です

 

 朝もやの中ですが……天空を覆う白い幕の向こうには朝日があり、

 今日が紛うことなき晴天あることを示してくれています。ました。

 

 本日、いよいよ高知県に入り、

 第27番 神峯寺(こうのみねじ)さんに参ります!

 

 念願のお礼参りなので、晴れて、よかったです!!

 

 7:00 朝食

 

 畑で採れた野菜などを、ふんだんに使われた朝食です😊

  

 左:菊芋とかヤーコンとか 右:またもや他人の気がしない……女の子?の箸置き

 

 

 食事会場だった小屋

 

 厳冬期、大雨なんかの時は移動が大変そうです(^_^;)……が、

 勿論、この時は最高でした!

 

 因みに台風の時、小屋は……外板など取り外せる構造になっているので、

 畳んで仕舞い込むそうです。

 こんな山の上ですから、大風が吹いたらモロに煽られるでしょうから、

 どうしているのかな……と、思って尋ねましたら、そういうことだそうでした。

 

 左:昨日、私が来た道 これから行く道 右:あの山道を通って来たみたい

 お宿の下の斜面は お茶畑などの自家農園

 自家製茶 お土産に購入!

 

 市販の高級茶と比べると、少し独特な風味があるけれど、美味しいお茶でした。

 自家製だと仰るので、買えますかと尋ねたら、

 販売&在庫あるとのことで、家の土産に購入させて頂きました^^

 

 祖谷とか、これから向かう高知も、お茶の産地なので、

 何処かで入手しようと思っていたので、丁度よかったです!

 

 Go to トラベルキャンペーン実施中 宿泊したので もらえました

 

 宿に到着して、クーポンを頂いたのですが……

 宿に来るまでに、土産は購入してしまっていました😓

 

 しかも、使えるお店は殆ど夕方には閉まり、

  早朝は開いていないのです。

 

 だけど、大歩危駅の近くの食糧品店だけ開いているそうで……

 1,000円分だけ頂いて、山を降り、立ち寄ることにしました。

 

 大歩危(おおぼけ) 観光タクシーが待機する、思ったより人気(ひとけ)のある駅でした

 

 谷になっているので、宿まで、列車の動作音が聞こえ響いていたのですが……

 こうして見ると、まぁまぁ近いですね。

 

 歩危マート 8:00~18:30

 店頭に、祖谷名産・硬豆腐、こんにゃくなど置かれており、

 車で来ていたら、購入して何処か休憩地で食べたと思うのですが!

 原付の荷台がいっぱいなので……

 

 お茶だけ欲しかったので、それだけで濁そうとしたら(お茶だけに)、

 「お釣りが出ないのに勿体ないですよ!」と、言われ、

 

 徳島名物・すだちのお酒を2本追加、それでも足りないので、

 結構、高値のするオツマミ部門から、いか燻製を選出しました 三3

 こららは知人男性へのお土産です😓

 

 左:しかし、なんだって……こうもオヤジくさいラインナップ(^_^;) 右:対極的な かわいいスーツケースの女子旅 

 

 酒瓶は衣類の間にねじ込み、いかくんは荷台の隙間に貼付ける様に収納……

 後でよく見たら、いかは中国製だったので、申し訳なかったです。(^0^;)

 

 では、予定外の買物をし、想定外に遅い時刻となりましたが……

 高知へ向けて、出発! 

 

 道中の画像はないので……急ですが、約一時間後、

 

 9:50 道の駅 大杉 到着 

 

 故・大杉漣さんを彷彿し、「れんれん」「れんれん」と、胸中で呟きながら、WC休憩。

 

 左:杉の大杉 右:高知パッケージの自販機 いつの間にか 此処は高知県

 

 昭和の歌姫、美空ひばり関連で有名みたいなのですが、何でか、わからず……

 大きな樹木自体は好きなので、

 少し足を伸ばして行って見ようかなとも思ったのですが、

 ちょっとそれどころではない時間になっているので、パス 三3

 

 大杉を見て、帰って来たとしての出発予定時刻よりも、10分ほど遅くなっているんですよ。

 

 自販機の画像とか撮ってる、いじっている場合でもないのですが……

 

 くろしおくん 初めて見る顔……なるほどNEWキャラなんですね!

 

 でもって、こちらは人物編。

 

 

 このメンツの中にいる、声優さん……すごいな。(*゚д゚*)

 右下の人は、サンドイッチマンの富澤さん? かと思ったら、ジョン万でした。

 

 大杉漣さんは「れんれん」、

 ジョン万次郎は「ジョン万」って、言いますよね?

 (ゴチでのあだ名が「れんれん」だったのです)

 

 道の駅を出発して、また、32号線を道なりに……しばらく行くと、

 高知の耕作地帯、宅地に入って参りました。

 

 こうなってくると、ちょっと厄介です。

 道が狭い、似た様な景色が続くので、曲がるべき角がわからない、

 そもそも分岐だと気づかない……

 

 東に向かっているのに、太陽が右後ろにズレてゆくので、

 (太陽は前、もしくは右前にあるはず)

 間違った方角へ進んでいることに気づきました。

 

 

 こうなってきたら、スマホを出して、グーグルマップで検索です。

 やはり、別方向の道を進んでいました。

 

 この辺り ニラ臭がするんですが これは稲ですよね??

 

 2年前の春、歩き遍路で通っているので、何となく土地勘があります。

 が、

 それによって感慨に耽っていた為、目印を見落として、

 空港の傍まで南下してしまっていました💦

 55号線の道まで戻り、少し進むと、市街地らしくなってきました。

 大規模店など目印になるものが多いので、何もない平坦地よりは楽。

 

 

 そして、この辺りは2年前に、歩き遍路で通ったことがあり……

 

 スタジオハンズ たいびんび 高知県香南市赤岡町487

 

 赤岡あかおか)という町の、へんろ道上にある、お店です。

 

goo.gl

 

 

 近くに『絵金蔵(えきんぐら)』という、

 お江戸な絵の展示館があります。

 おへんろさん、寄って行かんかね、みたいな看板を、

 見た(る)方もいるはず……

 

 私が見た時は夕方で……新型コ□ナ初年度で臨時閉館っぽく、どのみち入れず。

 

 左:お店の横に駐車場 右:歩き遍路道です!

 

 こちらのお店も、とても気になったのですが、

 やはり夕方近くだったので、残念ながら通過したものの……

 次に通る機会があれば、立ち寄ってみたかったんですよね!

 

   

 たい焼きカフェ 店内飲食も可! ※ 訪問時 

 左:定番のあずき、餡は手作りだそうです! 右:香南市特産のニラ入りもあるよ!

 

 たい焼きはテイクアウトすることにして、

 昼食……中日(ちゅうにち)そばなら出来るということでしたので、

 赤岡名物・中日そばも食べてみたかったので、お願いしました。

 

 左:本業は絵師さん(デザイン事務所) 右:中日そば たぶん500円ぐらいかと

 

 うどんの汁に、中華そばなので、中日そばというそうです。

 

 これとほぼ同じものが、

 我が地元(広島)にもありますが、大体、和中華(そば)と呼ばれています。

 

 目玉焼きが鯛の形になってる! のも、目玉?(笑)

 

 この、そばがツルツルしていて、美味い!!

 

 赤岡製麺所一箇所だけで作られているのか? 

 尋ねましたら、数ヶ所で製造されていて、

 各々、お気に入りの『そば』があるそうです。

 

 気軽にスルスル食べれて腹持ちがいいし、

 鯛焼きは行動食にもなるので、

 お遍路で通られた際、こちらに立ち寄られてみては如何でしょうか?

 

 こうして、

 鯛焼きの焼き上がりを待ち、中日そばを食べても、

 12時15分には出発できました 三3

 

 予定より45分も縮まったので、ここで余裕が生まれ……

 いざ、出発と、エンジンをかけた時に、声をかけられました。

 エンジンを切って、後ろを振り向くと、近所に住んでるらしき若いおじさんでした。

 

 「広島から来たの?」

 しばし、お話しました。

 

 ナンバープレートが『呉市』なので、気になったみたいです。

 何でも、高知の一地域に、広島に近い方言があるそうです。

 

 高知 「~~じゃき」

 広島 「~~じゃけん」

 みたいなことでしょうか? と、言うと、

 高知でも、「~じゃけん」と、言ってる地域があるのだそうで。(^_^)

 

 

 その後、夜須(やす)駅近くのGSで、給油。

 

 ガソリン代が高いの~~

 高知県内は一律価格と決まっているのか?

 街中でも、郊外の個人店でも、山の中のGSでも、値段は同じでした。

 私はいっそ気楽だと考えるのですが、

 消費者からしたら、自由競争価格と、どっちがいいんですかね。

 

 

 穴内(あなない)辺り 55号線

 

 原付遍路ブログPC版のヘッダー画像候補用に撮影。

 歩き遍路道は、線路向こうの海沿い。

 

 この辺り あの海辺を歩いた時(2020年4月)の記事はこちら↓

nayumimahenro.hatenablog.com

 

 

 原付遍路ブログ PC版 ヘッダー画像候補 ナンバー2

 

 悪くないのですが、少々、海が遠いんですよね。

 結局、この記事のサムネイルに使うことになり、

 ヘッダーには、この後、別の場所で撮影した時の画像が選ばれました。

 

 

 

 高知県安芸市にIN ごめんなはり線の球場前駅にてWC休憩

 

 阪神タイガースのキャンプ地だそうで、トラのレリーフが。

 私の原付もトラっぽい色ですが、名前はライオンズゲート号、という、ね。

 

 だいぶ、第27番 神峯寺さんに近づいて来ました!

 

 このアングルは逆打ちじゃないと見ないかと

 

 神峯寺さんへの道は数パターンあって、この道は、私、初めて通ります 三3

 

 左:ハワイ島を彷彿とする広大な……荒地 右:看板が出てきて 見覚えがある(前回通った)遍路道

 

 こんなに遠かったっけ?……と、

 初めて通るのに不安になるほど、距離を長く感じる新道路でした。

 歩き遍路さんをチョロチョロとお見かけしましたが……よく通るなぁ。

 (私が前に歩いた別ルートと、距離は同じぐらいだそうですが)

 

 左に歩き遍路道 今回は右の車道

 

 さて、いよいよここから、『真っ縦』の異名を持つ坂道です。

 

 ぶっちゃけ、2速でも、かなり強くアクセルを握っていれば、

 案外、登れるんじゃないか? と、思っていました 三3

 

 結果……

 これまで、この原付で22000㎞近く~走行してきましたが……

 

 『1速で、こんなに長い距離を走ったのは、初めてだぞ……!!?』

 

 1速でないと、とてもじゃないけど、登れませんでした。

 通常、1速で長く走行する方が難しいのです。

 

 本当に『真っ縦』でも直線なら、もう少し競えたかもしれませんが、

 道がクネクネ曲がっているので、まぁ無理です、無理でした。(´・ω・`)

 

 14:00 第27番 神峯寺 駐車場(有料) 到着 

 

 『これより上には、お寺の駐車場はありません』という看板が立ってます。

 

 バイク・自転車ぐらいは入れるのでは? とか、思わなくもないのですが、

 昨日、別格15番さん事件があったばかりなので、

 これより上にはない、という文言を見た以上は、駐車場に停めました。

 

 バイク・自転車ぐらいは入れそうではありましたが、

 どのバイクも、この駐車場に停めておられました。

 

 ところで、この日陰↑はベストな位置(ベスポジ)だと思います(^^)

 

 ベスポジに駐輪できたところで、②に続きます 三3

 

原付遍路3日目② 大歩危~農家民宿 歩危農園

 

 3日目①の続きです!

nayumimahenro.hatenablog.com

 

 

 別格15番 箸蔵寺(はしくらじ)の山を下りて……

 

 192号線、池田町市街には入らず、

 町を周回する主要道路を走行 三3

 この道は普通に交通量が多くて、

 久々に、コワイ気持ちで走っていましたが、

 

 268号線に逸れ……たのも、束の間、

 32号線を進みます 三3

 

 高知へと抜ける道ですので、

 こちらもそこそこの交通量、かつ、トラックなども走る道でした。

 

 大歩危小歩危へ 

 

 徳島県大歩危(おおぼけ)・小歩危(こぼけ)への道は、

 左手にしばらく、吉野川の流れが続きます。

 

 この川の色が……独特な、深いエメラルドグリーンなんです。

 

 何処かの道沿いに停めて、景勝を眺めたり、

 愛車(原付)と川をバックに撮影したい! と、

 チラッチラッ気にしてみるのですが、

 

 そんな余白は道幅にはなく、

 どの車もわりと飛ばして来る 三3 ので、

 原付と言えど、ちょっと停めてみる……ということは、

 出来なかったのでした。

 

 そうそう……

 四国に入っての印象なのですが、

 四国の追い越し……センターラインが白色の場所でも、

 対向車が見えている場合、

 原付でも追い越さないんですね。

 

 道幅が広くて、車線内での追い抜きは可能……で、

 あったとしても、です。

 

 本州では、線から出ずに追い越す、追い抜ければ、

 原付などは越されていきます。

 

 対向車がいる限りは追い越しをしない、

 そういう、

 四国ルール(マナー)なんでしょうかね?

 

 なのに、この道で突然、

 無謀な追い越しをしてきた後続車がいて……

 

 何故かトンネルの手前で、追い越しをかけてきたのです。

 

 「えっ、無理じゃ……ね?」

 

 案の定、暗いトンネルの向こうからは、

 大型トラック2台が迫っていました。

 

 ブブブッブァアアーーー!!!

 

 久々に聞いた、大型トラックのバカでかいクラクション音。

 トンネルの中なので、これがまたアホほど鳴り響きます。

 

 ビュッ……! と、大急ぎで左車線に入る車……でも、間に合わないかも?!

 

 トラックの角に接触して、クラッシュ! するか、

 ハンドル操作が崩れて路肩などに激突、するとか……

 

 こういう場合、

 後ろを走っている私(の原付)に、

 危険が及んでくるんですよね……。

 

 幸い、追い越した車は、そのまま走って行きましたが……

 

 観光地に向かう道なので、県外からの車だったんでしょうか?

 

 何処の県なら、よりにもよって先が見えないトンネル手前で、

 追い越していいことになるんですかね(´・ω・`)? 無茶だよ……

 

 

 14:52 RiverStation West-West こんなところに○ンベルが……

 

 予定していた休憩場所に着きました 三3

 

 有名アウトドアショップ、大手コンビニや、

 小洒落たギフトショップ(土産物屋とは言わない)があったりして、

 ちょっとお洒落な休憩が出来る(?)施設です。

 

goo.gl

 

 私は旅先の○ンベルで、旅人モードでリュックを試し背負いするのが、

 (普段より厳密なジャッジが出来るので)

 ちょっとした楽しみになっているのですが、

 

 ここは場所柄か、リバーアクティビティ、キャンプなどに特化していて、

 リュックは申し訳程度にしか置かれてませんでした。

 まぁ、そこにある物を背負いましたけど。(笑)

 

 この施設は、川の景勝を楽しめるゾーンは『有料』になっていました。

 

 そこへは入らず、先出のギフトショップに入りまして、

 徳島土産を買って、その場で発送し、出発しました 三3

 

 

  5月だったので?……鯉のぼり 

 

 その先にある別の施設で、景色を見下ろせる場所を見つけたので、

 そちらに立ち入らせてもらいました^^(無料です)

 

 今日は特に山道をがんばった原付 ゲートちゃん

 

 

 実は私、大歩危に来るのは2度目……なんです。

 

 前回も5月頃だったので、

 川に鯉のぼりが下がっていたのですが、

 年中あるわけじゃない……のか、あるのか??

 

 ところで、有名な『かずら橋』は、

 ひとつ山を越えた、別の道路沿いにあるので、

 32号線の川沿いをずっと走っていても、見つかりませんよ~

 (昔、この川沿いに見えてくるのだと思って待ち構えていた、私(笑))

 

 32号線の川沿いを走っていくと、

 今日の宿泊先への分岐地点に差し掛かりましたので、

 そこから山道へと登って行きました。原付が。

 

 先刻の恐怖 再び 

 こんな風に、何気ない分岐で間違って、

 とんでもない酷道を行く羽目になったので……先刻のトラウマが甦ります。

 

 しかし、無事、本日泊まる宿に到着しました!

 

 屋根があるところへ原付 突っ込ませてくださりました(^▽^)

 

 農家民宿 歩危農園(ボケのうえん)

 徳島県三好市山城町上名1938

 

 山のだいぶ高いところにある宿です

 

ooboke-kudo1938.com

 

 左:2階のいちばん眺望の良い部屋 右:いちばん眺めの良い窓からのビュー

 

 個室 トイレ・バス共同

 一泊2食  7000円

 タオル・部屋にデカ鏡・TVあり 

 

 新型コ□ナ対策で一日一組限定になっている模様。

 お風呂もWCも貸し切り状態で快適~でした。

 そのぶん、淋しくはありますけど……

 いい意味で放っておいてくれる宿でした。

 

 夕食は母屋と別棟、バーベキュー用みたいな小屋にて……

 

 夕食 ひらら焼き

 

 ずっと食べたかった祖谷名物が揃っていて&食べれて、大満足です!

 

 以前、祖谷に来た時に食べた、

 『でこまわし』という、芋、こんにゃく、硬い豆腐の刺さった、

 甘しょっぱい味噌焼き串が美味しくて…

 

 今回、四国山地を越えて祖谷を通る際、どうしても食べたかったので、

 こちらの宿を選んだんですよね~😊

 

 アメゴ、阿波尾鶏、降臨,゚.:。+゚

 

  アメゴも、以前は塩焼きで食べたのですが……初めて味噌焼き味で😉

 

 左:お茶っ葉の天ぷらとか 右:徳島名物 そば米汁💗

 

 山の斜面に畑があり、そこで採れた野菜や山菜などを使った、

 お料理の数々……たいへん美味しく頂きました。

 

 ウマーー

 

 長い時間をかけて食事し、

 近年久々に、美味しいものを食べ過ぎて、苦しくて、寝る……を、

 やってしまいました😅

 

 最終形態だZ おフトゥンは自分で敷きます お腹いっぱいで横になってて 気がついたら深夜22時過ぎ……

 

 昨晩は川の傍に泊まり、

 今晩は川を見下ろす、山の上に泊まり……

 そんな徳島の夜を過ごしたのでした。

 

  【2022年 5月17日(月)】 

 走行距離 95㎞

 

 07:50 民宿岡田 出発~

 08:45 たからの里 さいた 到着

 09:25 別格17番 神野寺 到着

 11:17 別格15番 箸蔵寺 到着

 13:30~ 箸蔵寺 出発

 14:52 RiverStation West-West 到着

 15:50 歩危農園 到着

 

 明日は高知入り、いよいよ第27番 神峯寺さんへ、お礼参りです! 

 

原付遍路3日目① 別格⑰番 神野寺~⑮番 箸蔵寺

 

 2022年 5月17日(月)……曇のち晴れ

 

 徳島県三好市のレジェンド宿にて、朝を迎えております。

 

 朝食は6時……と、歩き遍路には有り難いのですが、

 (次回、歩き遍路で来る時には、6時朝食、7時出発が私は理想だと思うので)

 原付遍路者には少々、早い……。(笑)

 

 白米が旨い!

 

 朝食を待たずに出発された方がお一人、

 他3名の方も、食後すぐに出発して行かれました。

 

 さて、私は本日、

 別格17番 神野寺15番 箸蔵寺を、打ちに参ります 三3

 

 民宿岡田さんから、別格15番 箸蔵寺に向かう方は多いので、

 そのノウハウは最新のものが用意されていました。

 

 白地郵便局で左折し、267号線を行きなさい、とのアドバイス

 

 8時に出てもいい、ぐらいでしたが、

 まぁ、前倒しに動いた方が(時間が増えて)選択肢が増えるよね、と、考え、

 7時40分ぐらい……と、

 レジェンド宿においては、だいぶ遅めに出発 三3

 

 朝の片付け開始のお忙しい中、

 ご主人とお嫁さんお二人に見送って頂きました。

 呉市から黄色い原付で来て、かわいがってもらえたので、よかった^^

 

 ご主人は学生の時、広島にいたそうで、呉をご存知でした。

 

 広島から、こちらの地に移り、宿を……

 最初は道路を造る工事関係者の為に、始められたそうです。

 後に、高速道路も通ることになったので、

 常に宿泊される方がいた、と。

 それで、古くから長く、続けられているんですね。なるほど。(`・ω・´)

 

 ご主人のお人柄に、ホワホワした気持ちで走っていたら、

 左折するべき、郵便局を見落としていました。

 ……が、

 丁度、黄信号となり、通り過ぎる寸前で気づくことが出来ました😅

 

 昨日も、見落としていたポイントで赤信号になって停まり、

 うっかり通過せずに済んだことがありました。

 

 助けて頂けてるんだなぁ……と、感じました。

 間違う時は間違うんですけどね。(←本日の伏線)

 

 左:267号線 川を右手に進みます 右:徳島自動車道の真下にて

 

 徳島自動車道の下をくぐります。前に何度か高速バスで通っています。

 よもや、原付で真下を通過する時が来るとはね。

 

 新道(32号線)に入って、トンネル~束の間の外界~トンネル~が続き、

 長ーいトンネルを抜けると……

 

 たからだの里 さいた 宝とか財とか福々しい名称だと思ったら、ここは香川県財田町

 

 道の駅 たからの里 さいた で、お手洗休憩。

 9時前だったので、お手洗以外、殆ど開いてなかったのですが……

 まぁ、もっとも、店が開いていても……

 

 荷台は荷物が満杯!

 

 今回の遍路の荷物……荷台のフタが閉まる、ギリギリいっぱいです💦

 

 お接待で宿から頂いた昼食の弁当ですら、

 何とかギリギリ入った状態なので、

 せっかくの讃岐(香川)土産を買う機会ですが……今回は断念、

 また今後、来た時に、買わせて頂きますね!

 

 まぁ、この道の駅には、(歩き遍路では)もう寄らないと思いますが……。

 そんな、たからの里 さいた を後にして……

 

 満濃池(まんのういけ)を目指すかんじで進んで行くと、

 

 別格17番 神野寺(かんのうじ) 入口の横には停車スペースが

 

 素っ気ない入口だけど、別格17番 神野寺です☆

 

 その脇に、駐輪できそうなスペースが……

 ここ、置くなとも書いてないし、置いていいのかな? と、

 一旦は停めて、荷物を出していたところ、

 微妙に斜めっているので、危うく原付が転倒するところでした💦

 

 諦めて、満濃池(まんのういけ)の駐車場に停めることに……

 

 満濃池

goo.gl

 

 あらためまして、その畔にあります別格17番 神野寺です☆

 

goo.gl

 

 本堂

 

 別格17番 神野寺(かんのじ)

 本尊 薬師如来

 真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

 

 本堂で納経した後は、大師堂……ですが、

 このお寺さんは大師堂がない、と、聞いていたので……

 

 本堂で納経後、お念珠の玉を頂く(購入)

 

 大師堂代わりと噂に聞く、お大師様像の元へと、

 満濃池を見渡せる高台の上へと登りました。

 

 ゆるい勾配の上へ

 大師堂……?

 

 大師『堂』って、言っていいのかな?

 

 

 ……賽銭箱があるので、大師堂と認定しました。※ 個人の認定です

 

 広大な ため池なんです

 

 『世界ふしぎ発見』で、

 お大師様が帝に発注(?)されて、故郷のため池を改修し、

 更に小麦の栽培方法を伝えて、食べれるものを増やし……

 それが、讃岐うどんのルーツだという回を観ました。

 なので、大体、そんなかんじで認識しています。

 

 凄いですね、お大師様……と、いったところで、

 別格17番満濃池を後にしました。原付で。

 

 

 私、鉄道運がないんですよね……ピシャッと撮れない

 

 平日でしたが、撮り鉄らしき方々が、行く先々にいらっしゃいました。

 

 讃岐の長閑な景色の中を行く

 

 これで、讃岐(香川県)の旅は終わりです。

 

 讃岐と言えば、讃岐うどんですが……

 何か有名店が、この近くの山中にあるみたいでしたが、

 朝ごはん食べて間がないし、原付なので自分は動かないから腹は減らないし、

 お接待の昼食弁当も持っているし、で、

 勿体ないんだろうけど、スルーすることにしました 三3

 

 来た道を戻って、たからの里 さいた も通過し……

 

 今度は新道(32号線)ではなく、

 旧道と呼ばれる5号線を走行してゆきます。

 昔ながらの山合いの峠道ぐねぐねですが、交通量が殆どないので、

 トコトコ走って、山合のUカーブをぐーんと曲がって、と、

 道なりに登って行くかんじです。

 

 徳島県三好市に戻って来ました 三3

 

 そんな旧道の峠道……かつては交通量も多く、賑わっていたのでしょう。

 大箱系昭和遺物(閉店した店)が道沿いに散見されます。

 それらが出来た頃、高度成長からバブルへの時代感、そして衰退……

 店をやり始め、働いていた人達は、いま、どうしているのかな……。

 想像していたら、何か虚しくなります。ました。

 

 そんな気分で、峠の坂道を下って行くと……

 

 

 別格15番 箸蔵寺さんへは、

 ロープウェイで登るか、徒歩で山を登るか、なのですが、

 お寺までは、当然、車道がついているのをマップで確認しました。

 

 せっかく、原付で来ているのだから、

 原付で登って行ってみることにしました!

 

 ……これが、まさか後に、あんなことになろうとは。

 

 いわゆる天空の村が横目に……なるぐらい、高いところを走っているのですね

 

 丁の字分岐 左 真ん中 右……右へ行くと、集落が

 

 集落を抜けると、いっきに林道らしくなりました。

 

 

 画像だときれいに見えるかもしれませんが、

 尖った石など散乱しており、かなりパンクが怖いです……

 カブのタイヤはチューブタイヤなので、もしパンクしたら、

 押して進むことが出来ないそうなのです。

 

 念の為、バイク保険にも入っていますが……

 原付は、救助に来てもらえば、最寄りのバイク屋さんに輸送してもらえますが、

 人間は保険対象外なので、(こんな山中でも)歩いて下りるしかないそうで。

 

 ところどころで箸蔵寺→の看板が出ているので 『往き』は迷わないと思いますが……

 

 

 もうすぐで、到着~!

 

 

 ……えっ? チェーンがしてあります。

 が、鍵が掛かっていないので、自分で外して入るタイプの場所かと思い、

 入って行きますと……

 

 

 ロープウェイ駅(上)

 

 入って行ったところで呼び止められ、注意されました。

 この時は、たまたま、清掃業者さんの車が出入りするので、

 鍵が解除されていただけで、入ったらダメだったそうです……。

 

 悪気はなかったのですが……軽率でした。

 せっかく登って来たけど、降りるしかないのか……と、

 しゅん、と、なっていると、

 「お参りに来たのだったら、外の邪魔にならないところに停めておいたら?」 と、

 業者の方に言ってもらえましたので、……その通りにしました。

 

 入口付近はダメなので、もっと離れた場所で……

 

 本当に、原付にも申し訳がなかったです……(T-T)

 

 しかし、ここは四国……お寺の近くで、お遍路に理解がある土地だったから、

 大目に見てくれる対応をしてもらえたのだろうけれど……

 日本の他所だったら、こんなものではなかっただろうと思われます😔💧

 

 それでは、あらためまして……

 

 「ようこそ 箸蔵寺」という小坊主さんの看板

 

 ロープウェイ駅(上)です。

 普通にロープウェイで登って来たら、ここから始まりますので、

 私もここからです。

 

 中門 立派だと思ったら、国の有形文化財で明治初頭の建立とみられるそうです

 

 山に向かって 広大な境内の様です

 

 ロープウェイなどで上がって来ても、

 ある程度の階段は登らないとならないみたいで、

 覚悟を決めて、石段を登っていきます 三3

 

 

 しかし、段の左端に、

 般若心経の文字が刻まれており……

 これはいいですね!

 意識がそちらに集中し、しんどい気持ちが削がれます。

 

 鳥居 『金毘羅大権現

 

 『大権現』とは、仏様が神様として現れたもの……

 仏様を、神様として祀っている神社では、

 大権現と表記されていたりしますね。

 

 鳥居があって、手水があって、賽銭箱があって……神社かと思ったら、

 仏教の真言が書いてあるので、

 はらえたまえ、きよめたまえ……なのか、そうじゃないのか、

 私も結構、戸惑ってきました。(笑)

 

 真言が書いてあれば、その通りに、お唱えすればいいんですよ^^

 

 

 文字を見るので、足下の方を見ていたら、

 シマヘビの頭らしきものが、ちらっと見えましたが……

 私、ヘビが苦手なんですよね。

 察したものか、ひゅっと首を引っ込めて、出て来ませんでした。

 

 で、黒い蝶々がやたら飛び回ってくれていました。嬉しい😊,゚.:。+゚

 

 

 本堂

 

 別格15番 箸蔵寺(はしくらじ)

 本尊 金毘羅大権現

 真言 おん くびらや そわか

 

 こんぴら だいごんげん……って、あの、

 香川県の金刀比羅(こんぴら)さんと、関係が……??

 

 その、こんぴらさん奥の院になるそうです。

 

 箸を使う人(=国民みな全員)を救う、とお告げをされたので、

 箸蔵寺という名前になったとか。

 

 写経を納め……る箱がない!!(゚ロ゚)

 

 そう、何故か、写経を入れる場所が見当たらなくて……

 そうこうしていたら、お寺の方がみえられたので、尋ねると、

 なんと引き受けてくださりました!

 親切な方に引き合わせてくださって、ありがとうございます。

 

 福々しいかんじのする御神籤 

 

 おみくじ、何か気に入ったので引いてみました。

 いいことが書いてあるなぁと思ったら大吉で、大黒天さんが入っておられました!

 昨日、別格16番で、大黒天さんのお社を参拝したので、

 ここでこのご縁があったか、と……嬉しくなりました^^

 

 それから、大師堂と思われる御影堂へと移動します。

 

 不動明王様……ここは四国36不動霊場でもあります

 

 無事に山を下りられる様、お祈りしたのですが……

 そのおかげで、こうして帰って来れているんですけどね。(^_^;)

 

 花盛り……は過ぎた花が いっぱい なんていう花(の木)なんだろう?

 

 御影堂(大師堂)

 

 中を覗いて見ますと、お大師様像が鎮座されており、

 「お大師様、山を原付で登って来ました! でも、ホントは……」みたいなことを、

 お話させて頂きました。

 お大師様とは同行二人で、ご存知なので、「うむ、うむ」と、

 聞いてくださっていた様な……(笑)

 

 それと、こちらのお堂に写経箱が……あったのね。(^0^;)

 先ほどの方は、「御影堂にありますよ」とは、思ったかもしれないけど、

 何も言わずに引き受けてくださったのですね……感謝です。

 

 12:50ぐらい 昼食 民宿岡田さんのお接待弁当

 

 そろそろ昼ご飯を……何処で食べるか迷いどころでしたが、

 本殿近くの休憩所で、広げることにしました。

 

 気になる中身は 梅でした 

 

 民宿岡田さんは徳島県……徳島の宿で出される梅干しは、

 何故か、近年まれに見る昔ながらの酸っぱいやつなので、

 ちょっと用心したのですが、現代風の塩っぱさ控えめの梅でした。(笑)

 美味しく頂きました^^

 

 

 また、『お礼参り』に来たいなぁ……

 その為の、気力・体力・財力があることを願って、名残惜しいけど下山しました。

 

 薬師如来堂横の 修行大師像

 

 掲載はしませんが、薬師堂と天神社にも参拝しまして……

 これで、後はお念珠の玉を買って帰るだけ、かと思いきや、

 

 ぼけ封じ観音

 

 そうそう、ぼけ封じ観音様に立ち寄るのを忘れていた!

 

 年老いた両親は健在ですが、

 最期付近で話が出来ないまま、お別れするとなると寂しいので、

 どうか、両親が死ぬまでボケません様に……と、祈っていたら、

 

 頭がしっかりした様子の老夫婦像

 

 そうそう、こういうことですよ!

 

 

 護摩堂 最初は本堂かと思ったほど立派 ※ 個人の感想です(実際、立派ですが^^)

 

 こちらは、しっかりお護摩を焚いてくれそうだ……と、思い、

 急きょ、護摩木も奉納したのですが、

 なんと毎日の朝晩、護摩祈祷をされているそうです!

 すると、この日の夕方にはもう、焚き上げてくださるのですね🔥

 

 願文は『事業繁栄』……

 個人事業主として、『商売繁盛』は願っておりましたが、

 某所で、『事業繁栄』という願文を出していた女性がいらして、

 そんな、上には上の願文があったんだ……

 私もいつか、それでお願いしてみたい……と、思っていたので、

 ちょっと向上心を出して、願ってみました。(笑)

 

 親玉 と 念珠の女玉

 

 2022年(令和4年)現在、別格二十ヶ寺念珠の『親玉』は、

 こちらの別格15番 箸蔵寺さんにて授与されています!

 

 普通の念珠玉は、一ヶ寺一個 ですが、

 集めた20個の玉をまとめる『親玉』は、

 その時に当番になっている霊場で手に入れるのです。

 

 無事、入手も出来ましたので……帰ることにします。

 

 無事、山道を下って帰れます様に……とも、願って、

 原付で降りておりますと……

 ……

 道を間違えてしまいました。

 

 行きは通ってないと思われる道に入ってしまったのですが、

 Uターンできるだけの幅がない上、路面が荒れていて、折り返せません。

 急坂だったので、原付を押し上げることも無理だと判断、

 

 ……これはもう、下って行くしかない!

 

 そうして、恐怖の15分間が始まったのです。

 

 軽い土砂崩れの様な道が、延々と続きます。

 途中、覆い被さってはいないけど、車高のある車はくぐれなさそうな倒木があり、

 道も片側崩れている箇所がありました。

 

 それらの画像を撮っている余裕は無し、というか、

 もし、そんなものを撮影していたら、

 無事では済まなかっただろうと思います。

 

 『山道を下るまで守ってはやるが、この罰は受けなくてはならない……』

 

 そんな神仏の意思を感じました。

 やはり、入ってはいけないところへ入ったペナルティは、

 受けなくてはならなかったみたいです。(>_<)

 

  この道です!

 

 駐車場がありません、道が狭くて危険です、

 ロープウェイを利用してください、と、看板が出ています。

 ……往きの時に、こっちの道を選んでいたら、どうだったかな😥

 

 

 今回の、私のこの体験は、決してネタではなく、

 こういうことになるから、皆さんは注意してくださいね、という気持ちから、

 掲載させてもらうことにしました。

  

 『せっかく、原付で来ているのだから、行けるところまで原付で行ってみたい』

 

 それは、悪気がなかったとしても、ただの自己都合です……。

 普通に来ていれば、普通に有り難い&嬉しいで済んで、

 普通に帰れていたのに……

 修行させて頂きました。

 

 ロープウェイ駅(下) 年中無休

 

 次に『お礼参り』で来る時は、ロープウェイもしくは徒歩で登ります!(*^o^*)

 

 

 今回の記事は長くなり過ぎたので、

 さすがに①②に分けることにしました。

 

 ②へ続きます! まだ続きます!!

 

原付遍路2日目 別格⑬番~⑭番~⑯番~民宿岡田

 

 2022年 5月16日(月)……曇ときどき晴れ

 

 愛媛県新居浜のホテルで朝を迎えております^^

  

 宿泊者にはパン&ドリンク朝食付き ↗は お茶ではなくてオニオンスープ

 

 競合が多い地域で、充実おかずの朝食があるホテルと、

 どちらにするか迷ったけど、

 焼き立てパン&ドリンク 朝食付きならいいか……と、

 このホテルを選んだのですが、

 パンは6~7種類のみで、想像以下のミニサイズ。(笑) 

 

 普通に美味しかったのでいいんですけどね^^

 

 朝ごパン後、原付で出発です 三3

 

 

 新居浜の市街地を抜けると 思った以上の山合の峠道だった

 善根宿(ぜんこんやど)

 

 『善根宿』の文字が飛び込んできました。遍路者として見逃せないかんじです。

 まだ新しいらしく、

 私の持ってる黄色い遍路地図(2016年11版)には載ってません。

 

 いまこの辺り 走行中 三3 歩きだと一泊二日~かかる区間……いつか歩いて遍路する予定です!

 

 11号線、相変わらず大型トラックが絶え間なく走ってます 三三3

 

 運送トラックはプロですから、追い越すのも巧いので、いいのですが。

 何とは言い(え)ませんが、運転が横暴な業種と車種の経験則があります……よ😁

 

 ところで、この道だからなのか、わかりませんでしたが、 

 四国は原付バイクの数が少ない様な……交通量のワリに走ってないんですよね。

 大型バイク(ツーリング系)は、見るんですが……。

 

 左:7の緑茶が好きですが、四国は店舗数が激少な 右:また手書きの行程表を頼りに

 

 ちょっとお手洗休憩です。だいたい一時間置きかな。

 原付は風を受けるので寒いからか、そのぐらいになるんですよ(^_^;)。

 

 

 また、伊予三島とか四国中央市街地から、

 都会の道になって、車線変更とかが厄介です。でした。

 

 何とかクリアして進み、(でも実は間違えたのでムリヤリ軌道修正しました、白線だったし💧)

 

 今日最初の目的地、別格13番 仙龍寺への道を登って行きます、

 原付が。

 

 道はきれいな山中の細道

 

 昨日のお寺で、「明日は13番へ行く」と、言ったら、

 「あの山道は危ないよ……まぁ、気をつけて(*´∀`*)」 と、言われたので、

 ちょっと、いえ、かなりビビっています。

 本当に雨の日じゃなくてよかった!!

 

 第65番 三角寺からも歩く道はあるけど 危険だからダメ絶対って他のお遍路さんに注意された時のメモ

 

 仙龍寺さんへの分岐等で、画像を撮りたかったのですが……

 走行中、特に右折シーンでは無理でした。

 

 堀切トンネルを出て、はいっ、すぐ!に、右折なので、

 その危なさを喚起する為に撮りたかったのですが……

 端に停車させることは可能でしたが、カメラで撮ってたりしたら、

 居合わせた車の注意を引いて、逆に危険かな…………自分が、と、

 判断したので止めました。

 人は自分の為なら、危険を冒さずにいられるものです。(笑)

 

 こんなところにバス停が! 本当に運行しているの?

 一日二便 平日のみですが、上等ですね!

 

 ところが、こんな僻地の山中(失礼)でも、

 比較的若い人が住んでいそうな家が、あったりするんですね。

 全然、四国中央市への通勤圏内なんでしょうか。さすがに車通勤だと思いますが……。

 

 更に進んだ先……『別格本山 奥の院 仙龍寺』の青看板が見えて、到着しました!

 

 仙龍寺入口 麓の道沿いに砂地の駐車場あり ブルーシートにドキッとしますが 工事中?

 

 原付なので、(車みたいに擦れ違いが難しくないので)

 上の境内まで登って行こうと思っていたけれど……

 

 実際に急坂(目視45度)を目の当たりにして、止めました。

 スーパーカブですが、50ccなので、そぉんなに馬力がないんですよ。

 

 低速(1速)で登ることは可能かもしれませんが、

 低速なぶんバランスを崩しやすく、ここで転倒したら、

 シャレにならない大ケガをしそう…………原付が、と、

 判断したので止めました。

 私は原付の為なら、危険を冒さずにいられるものです。(笑)

 

 こんなところで、今さら何ですが、

 原付の名前は『ライオンズゲート号』、

 通称「ゲートちゃん」です。

 

 買った当日、宇宙のライオンズゲートとやらが開いていたそうで、

 それに因んで名付けたので、

 仮面ライダーとは関係ないんですよ。

 (そもそも、どう関係するのか私わからないんです(^_^;))

 

 仙龍寺 境内

 

 結構、車で登って来られてますね……大きい車なのに凄いなぁ。

 

 

 別格13番 仙龍寺

 本尊 弘法大師

 真言 なむ だいし へんじょう こんごう

 

goo.gl

 

 お寺の公式サイト↓

www.okunoin-senryuji.com

 

 手水が滝の水? そもそも滝の流れの上に造られている!!

 自分は原付で来て、歩いて登って来たけれど、

 この取り囲んでいる山中を通って来るルートも、あるんですよね……。

 ※ 現在、通行可能かは不明です

 

 まぁ、危険な山はいくらでもあるんでしょうけど、

 何というか、こちらの山の雰囲気は特殊なかんじがして、

 ここを通れる(と思って歩ける人がいる)ことに驚きです。

 

 靴を脱いで上がる 以上

 

 境内には、必要最低限のことしか表示されておらず、

 このご時世(コ□ナ禍中)、消毒薬など一切、置かれていないのが潔い。

 

 納経の前に……お手洗に向かうことにしますが、

 こちらもバリアフリーなど、まるで存在しない時代の建物感が凄いです。

 

 左:当然? 男女共用。しかし意外にも(?)水洗でした 右:洗面台……これ、水道じゃない!!

 

 WCは想定内でしたが、

 手を洗う処が水道じゃない(蛇口、水道管がない↑)のには、

 さすがに驚きました!(*゚ロ゚)

 

 以前は宿坊をされていたそうですが、

 現在は(コ□ナ禍になる前から)やっていないのは、

 人手不足とか採算の所為かと考えていましたが、

 ここに泊まれるガッツのある現代人がいないからではないか……と、

 思ってしまいました。個人の感想です(笑)

 

 何かもう 外の空間に 自然に 剥き出し過ぎる!!

 

 手摺りに干された雑巾が、何度も朽ちるまで洗っていた頃を彷彿とさせ、

 小学校の低学年までは、こんなの使ってたなー…と、思い出しました。

 

 中学年ぐらいになると、あんまりボロ過ぎる雑巾だと、皆、嫌がって、

 掃除をしなくなったので、

 先生自ら、「もう、捨てていいよ」とか言っていた様な……

 

 本堂こちら←

 

 この角を曲がると、売店(授与所)になっており、

 その前を通って、奥にある御本尊の前に着きました。

 ……また、本職に納経を聞かれるタイプの本堂なんですね😓

 

 左:剥き出しの岩の合間に御本尊 右:お唱えが済んだら『念珠玉』購入

 

 お大師様、42歳の時に ここの岩窟で修行されたそうです

 

 他の、お大師様が修行された伝説の地でも、

 剥き出しの岩の合間に仏像が安置……と言うか、

 修行された岩場に、後から建物を造っただけ、という場所はあるので、

 

 とにかく、お大師様は何歳になられても、

 こういう岩場(で修行)がお好きなんだなぁという感想を、

 ここでも持ちました。

 

 画像だと伝わりにくいでしょうが、左側の暗渠には滝が流れています

 ※ 階段はあるけど立入禁止になってました 昔は滝へ降りて行けたのかな?

 

 滝の流れる岩場に、寺を建てて、くっつけた……そう建てようと思ったのが凄いし、

 結構、昔の時代(昭和中期?)に、建てられたのが凄い。

 

 自然空間の凄さ、そこに人工物をぶっつけた人間の凄さ、

 こんな辺境で平日なのに、子供の笑い声が奥で響いていて(何かの行事かな?)、

 僧侶の方も、現代人とはちょっと異なっているかんじ……

 

 とにかく、何もかもが規格外で、何とも不思議な場所でした。

 

 

 私 「……言うなれば『仙境』?」

 

 仙境、という言葉は、こういう場所で使う為にあったのだな、と、思いながら、

 この地を後にしたのでした。

 

 左:無事に来れて感謝です 右:登りは何とかなっても こんな急坂を原付で下るのが怖いんですよ!!

 

 

 それから、山道を下り、人里の中の192号線へ。

 昼食を調達する為に、伊予三島方面にあるファミマまで戻りました 三3

 

 此処はファミマ四国中央金田町店……だそうです。ファミチキ&HOTコーヒーランチ

 

 一遍路一ファミチキ(一日一善みたいに)。

 食後、次の目的地を目指します 三3 

 ファミマから4㎞弱ぐらいのところなので……原付だと、すぐ。

 

 第14番 椿堂

 左:駐車場は道路を挟んだ向かいに たまに通る他の車や歩行者に注意

  右:運転中のマスクはウレタン 曇りにくく寒さ対策にもなります

 

 大阪からの車遍路さんと、駐車場にて、しばし交流。

 歩き遍路の時は、駐車場にいるお遍路さんとは接触がないので、新鮮です。

 余談ですが、今回、大阪から四国に来ている車が多かったです。

 大阪、和泉、なにわ……なんでやねん? 知らんけど。

 

 

 

 別格14番 椿堂

 本尊 延命地蔵菩薩

 真言 おん かかかび さんまえい そわか 

 

goo.gl

 

 お寺のサイト↓

www.tubakidou.com

 

 左:朱塗りの鐘楼……山門 右:大師堂はその前

 

 入口の朱塗りの山門(鐘楼付き)が印象的、その御前が大師堂でした。

 参拝する順番に悩みますが……

 お遍路なので、一般的な順序として、本堂が先とします。

 

 

 これまた印象的な、朱色のお不動様像の奥にあるのが……

 

 

 本堂 ご本尊 延命地蔵菩薩

 

 本堂

 

 私は延命に興味が無いので、家族と友人知人の長い幸せを願います。

 これまた、福運に良さそうな恵比寿……いや、布袋さん像がいらっしゃいました^^

 

 

 火伏不動尊

 

 こちらは、しっかりと『火事になりません様に』の願文を。

 現在、個人事業主としてお店を借りたりしているので、大事なのです。

 

 大師堂 納経が済んだら念珠玉を入手

 

 おさわり大師

 

 右手でお大師様、左手で自分の患部を触って、お願いをするそうです。

 結構、念入りに『さす(る)さす(る)』してしまいました。

 しかし、人目があるところだと撫でにくい箇所があるジレンマが……(^0^;)

 

 この後、近くにあった消毒液で手をしっかり消毒しました。

 

 いま現在、不特定多数が触る物(鈴や銅鑼に下がっている紐や、柄杓)は、

 撤去されているのが散見されますが、

 触ると有り難い系の物は置いてくださっているところもあります。

 

 しかし、どんなに有り難いものに触った後でも、

 コ□ナ禍の所為で、消毒してしまいます……。

 

 

 ……さて、今日も、順調に来れたので、

 早めに宿に着きそうです。

 

 宿でゆっくり休むのもいいけれど……

 今日は歩き遍路さんを多く見かけます。(ました)

 

 早く着くと、彼らと重なって、お風呂や洗濯機待ちが面倒かな……

 歩き遍路は大変なので、勿論、優先して差し上げたいのですが。

 そんな思いもあって、

 時間をズラして遅め到着組に私はなる、ことにしました。

 

 一度、宿の傍を素通りして、ガソリン給油して……

 

 

 また、宿の近くまで戻り、

 ここから山を越えた向こうにある札所まで、走ります、原付が 三3

 

 

 愛媛→ 徳島→ 讃岐(香川)……と、ちゃんと雰囲気が変わるのが凄いです。

 画像では伝わらないかもしれませんが、土地の空気感がまったく異なるんですよね。

 人の気質(県民性)も、結構、違いますもんね。

 

 金陵とか川鶴とか……酒に詳しい方が見れば何処の地かわかる? 雰囲気のある町並み~

 別格霊場は(四国88ヶ所ほど)、

 看板がない、目立たないことが多いけど、

 別格16番 萩原寺さんへの道標は、ほぼ見当たらない……

 

 正規というか、ポピュラーな行き方じゃないからでしょうか、と、

 思っていると……

 

 あ、あった

 

 そして、別格第16番 萩原寺に到着した……のですが、

 

 

 

 別格16番 萩原寺

 本尊 伽羅陀山火伏地蔵菩薩

 真言 おん かかかび さんまえい そわか 

 

goo.gl

 

 お寺のサイト↓

www.hagiwaraji.or.jp

 

  駐車場はあちらです 進入禁止

 

 車はダメだろうけど、原付バイク・自転車等は入れそうなかんじ……?

 ですが、ウェルカムなかんじもしないので、看板に従います。ました。

 

 登り坂の少し先に駐車場&WC 広いけど、そのぶん、寺やWCが遠いのが地味にツライ

 

 『水不足です 節水にご協力ください』

 

 讃岐(香川県)のWC、っていうのを実感します。

 いつの時代もいつまで経っても、水不足の地域のイメージが……

 香川県のサイトを念の為に見たら、節水のお願いが出てました。現在も進行形なのですね(^_^;))

 

 話は変わりますが、性別プレートがかわいい。

 

 左:女の子……何か他人とは思えない、親近感(*^▽^*) 右:男の子はこんな↑ これは他人

 

 なかなか広い境内みたいですね

 

 境内にWCは……見当たらなかったなぁ。

 最初と最後ともに駐車場のをお借りしました。

 

 別格二十ヶ寺 お守り念珠とは こういうことです!!

 

 あらためて、境内へ……萩原寺らしく、『萩』があって、

 なんと花がついていたので驚きました!

 

 萩……ですよね

 

 旬(?)は初秋だけど、6月ぐらいには咲き始めるのだとか……?

 てっきり、秋の花だと思っていたので、意外でした。

 

 通称 ハギ寺 

 左:仁王像つき仁王門 但し、風雨などで傷んで修復中とのことで、空でした 右:石段を登ると……

 本堂だった

 

 四国88ヶ所の某お寺とよく似ていたので、急にワープしたのかと思った……

 まぁ、そんなワケはないし、そんなことはよくて、

 

 本堂 本尊 伽羅陀山火伏地蔵菩薩

 

 火伏せのお地蔵様なので、ここでも『火災に遭いません様に』の願文を。

 自分が出さないこと、自分が遭わないこと、どちらも大事です!

 

 大師堂

 

 先出の石段を下り、仁王門をくぐって、戻って来ました。

 

 泰平大黒天様 大師堂の向かって左手におられました

 

 全ての摂社・末社にお参り出来ないので、気になったところだけ……ご挨拶^^

 

 参拝後はお念珠の玉 購入 右の花は……これは萩ではないですよね??

 

 この萩原寺は、第66番 雲辺寺の後で寄られたという方いわく、

 ロープウェイ駅からの行き方がわかりづらく、迷われたそうです。

 私は今回、来れたので、次回予定の歩き遍路の時は寄らずに済む……迷わずにも済みそうで、

 よかったです。(^▽^)

 

 それから、明るい讃岐(香川)から、山中の徳島へと戻ります 三3 

 

 本日、泊まりますのは……

 

 

 民宿岡田

 徳島県三好市池田町佐野牛頭586

 

 個室 トイレ・バス共同

 一泊2食 + おにぎり弁当つき 6500円

 

 浴衣(!)、急須で淹れるお茶(!)、ティッシュ&ゴミ箱・TVあり 

 ……個人の遍路宿で、これだけ揃っているのは珍しい&有り難いかと。

 大きな宿坊でも、どれかが1~2つ欠けているので。(ま、何とかするのでいいんですけどねw)

 

 共同浴場・眺望無し ※ 浴室にフェイスタオルあり

 洗濯機あり 乾燥機200円

 

 

 駐輪場所は……当初、道路沿いに停めてましたが、

 (大丈夫だとは思うけど……ちょっと心配で、尋ねましたら)

 後で、奥の車庫近くに置かせてくださりました(*^o^*)

 

 1階の部屋(内鍵付き) 窓からのビュー 川がほぼ目の前!みたいな

 

 とても有名で、レジェンド宿とも称される老舗。

 立地も相まって、競争率がめちゃ高いのです。

 現在、新型コ□ナ対策で室数を制限しているそうでした。それもあったのね……😥

 

 一度、早く、泊まってみたい宿だったので、来れてよかった~!!

 

 夕食

 

 レジェンドのご主人(93歳)が同席され、

 私以外は歩き遍路、70代の男性4名の夕食でした。

 

 まったくの初心者、先達手前、セミプロ……歴戦数は様々でしたが、

 88箇所中、65札所はクリアして、

 結願が見えてきている所為か、充実と余裕の仕上がり感が見えました。

 

 ナイス煮付け アワード 現在1位 

 

 お料理も美味しかったです^^ 息子さんのお嫁さんが作られているみたいです。

 5月だったので、筍料理が出されており……

 我が家では沢山は食べ(られ)ないので、嬉しかったです。

 筍狙いという理由で、この時季にお遍路しようかな、と、思ったほど。(笑)

 

 レジェンド(ご主人)は、ご自分の知識や経歴をひけらかすことはなく、

 あくまで場の話をじっと聞かれており、その人に必要な情報を、

 空いた時のタイミングに出してくださる、というかんじでした。

 

 私も、いろいろ教わりましたが……その話は、また明日の記事で!

 

 最終形態だ…Z! 布団は自分で敷きます 

 

 

  【2022年 5月16日(月)】 

 本日の走行距離 107キロ

 

 08:40頃 新居浜のホテル 出発~

 11:00 別格13番 仙龍寺 到着

 12:40 ファミマで昼休憩

 13:14 別格14番 椿堂 到着

 14:30 佐馬地エネオスで給油

 15:15 別格16番 萩原寺 到着

 16:40 民宿岡田 到着

 

 時速10キロぐらい、ぶるぶるペースで更新して参ります!

 震えて待たなくてもいいですよ。

 (冗談です)