4日目①のつづきです 三3
第27番 神峯寺(こうのみねじ)に、到着しました!
駐車場から少し登って行くと、山門と鳥居が並び立っています。
第27番 神峯寺
2年ぶりに、お礼参りに、ようやく来れました……。
前回、訪問時の記事はこちら(2020年4月)↓
左:神峯の水 相変わらず旨いけど 相変わらず家へは持ち帰れず(;。;) 右:また急斜な石段
石段を登ると……
こちらのカッコイイお大師様の、正に、お導きで、
ここまで無事に来れたのです。
今回も感慨深かったです…。
本堂
第27番 神峯寺(こうのみねじ)
御本尊 十一面観世音菩薩
御真言 おん まか きゃろにきゃ そわか
前と何も変わらぬ、後ろから明るく優しい光が溢れてくるのを感じる、
十一面観音様のご本堂です^^
願文 心願成就
前回も、『心願成就』の写経をお唱えしました。
その時、私はまだ、個人事業主ではありませんでした。
自分のやりたいことを仕事にして、
これからの人生を全うしたい、
この心願が、どうか成就します様に……
そんなお願いがしたくて、
第27番 神峯寺さんの山を、麓から歩いて登って来ました。
この時の歩き遍路の途中、
新型コ□ナによる初の緊急事態宣言が出て、
第35番をもって打ち止めとし、
高知駅から広島へ帰りました。
それから一ヶ月以上~ 家に居て、
何も動くことは出来ませんでした。
日本全国がそういう状況でした。
宣言が解除された後、時間のある内に……、と、
瀬戸内の島々を通る『とびしま海道』というところを、
今度は歩き始めました。
実は、この年の3月、
島で仕事をデザインする、みたいなセミナーが、
とびしま海道の島の中で開催されており、
数回、参加していました。
その時の主催者が経営するカフェや宿が、
最終目的地の集落に、あったのですが、
主催者の方に連絡するほど、親しいわけではなかったので、
勝手に行き、宿泊し、ランチを食べ終えて……
帰りのバスの時間まで、海辺のカフェに入ることにしました。
……そこに、偶然たまたま、
セミナーの主催者だった方がいて、
私の顔ぐらいは覚えてもらっていました。
主催者
「今、どうされているんですか?」
私
「コ□ナで、いま無職なんですよ」
すると、
この4月にカフェが撤退して、空きが出ている場所がある、と、
言われたのです。
主催者
「(そこで)やってみます?」
私がやりたいこと……自分のCAFEを始めたい、でした。
けれど、出店できる場所も、資金も、実は自信もありませんでした。
だけど、いま、それをやる機会が、この時に突如、現れたのです。
私に出来るのか、本当にやれるのか……不安ではありましたが、
この機会を試したい! という気持ちは強くあって、
すぐに、やりたい旨を伝えました。
新型コ□ナ禍で、国レベルで動けなかった期間は抜かすとして……
お遍路を終えて、すぐに、
自力ではどうすることもできないことを……
神様仏様に動かしてもらった様に思います。
CAFEを始められる(た)ことを、
それまで参拝していた神社仏閣に、
御報告&お礼参りをしに、まわりました。
が、四国は……県を跨いでの移動になる為、
すぐには行けませんでした。
『いつの日かきっと、必ず、お礼参りをしに行くんだ……!』
それを励みに、がんばってきた2年間でした。
でも、まだ2年……たった2年の間に、
願いは叶って、
いまも続けられているんだ……。
2020年7月1日 謹写した写経 やっと納経箱におさめられる時がきました記念に
開業届を出した日に書いた、写経でした。
2年近くも家に置いていたものを、
ようやく納経する時に至ったこと……感慨深かったです。
『お遍路を始めて、やっていて、何かいいこととか御利益とか、あるんですか?』
と、聞かれたら、
参拝したその後、私はこういうことがあった、と、お返し致します。(^_^)
左:突然ですが トイレの神様のお札&御佛籤を購入 右:今回は中吉……
そして、願いは叶っても、その後の人生は、続いていくのです。
現時点では、もっと収益を上げないと、
生活や経営が厳しい状況です。
続けていることで、苦しい気持ちになる時も、あります。
しかし、この日に引いた御佛籤には、
『今は難しいが将来は調う、今は苦しいが続けよ』
……と、ありました。
今すぐは好転しないのか……(思わず、笑)
だけど、「商売は続けよ」と、仰って頂けました。
将来は良くなるという、お墨付きも頂きました(*^o^*)!
私は間違っていないんだ、と、
この道に進んでよかったのだと、思うことが出来て……
お礼参りに来れて、本当によかった……。
大師堂
大師堂でも納経した後は……このままショートカットして、
神峯神社へ 右:向かって左の石段を進むと、神社へ
更に山の上にある、神峯神社へと登ります。
前回は、先出の山門の右横に立つ鳥居まで戻り、入り直したのですが……
今回は、すみません💦 しかし、
前回、この注連縄が結界になっている様な……と思ったので、
ここをくぐれば、鳥居をくぐったのと同然な気がするのです。
※ 個人の言う気のせいです
15:25 神峯神社
15時台……そんなに早くもない時間ですが、当初予定よりは早く着いたので、
無事、参拝できて、よかったです。
誰もいない様で、誰か一人ぐらいはいる(来る)みたいな場所なので、
完全に無人になることはないのかもしれませんが……
ひっそりとした山奥なので、遅い&暗い時には入らない方がいいと思われます。
とても雰囲気のある狛犬様
ここまで参拝しに登って来るのは……これが最後になるかもしれません。
やっぱり、高知の第27番は遠いのです。そう思って、撮らせて頂きました。
土足では昇殿できない、とりわけ神聖な雰囲気のお社です。
何も変わっておらず、よかった^^
こうして、第27番 神峯寺さんへのお礼参りは無事、達成出来たのでした!
ゲートちゃんにも ここまでがんばってくれた御褒美💗
納経所で、何か記念になるものがないか探したところ……
原付に着けれる御守を見つけたので、購入しました!
因みに、下の駐車場代は、納経所でお支払いです。
(立ち寄らなかったら払い忘れるところだったので、丁度よかった💦)
これを見て、「一緒に第27番 神峯寺さんに行ったね~」 って、
ゲートちゃん(原付)に言うことにします!(*^o^*)
原付には、宿まで、もう少し走ってもらいます、
が……
途中、休憩に立ち寄ることに 三3
前の歩き遍路でも立ち寄った、道の駅 大山。
新道路&トンネルが出来たので、
交通量の激減した旧道に、
忽然と現れるオアシスみたいだったのですが……
夕方なのを差し引いても、
ずいぶん暗く、ひっそりしていて、よくよく見ると、
建物の中がもぬけの殻になっていました。
貼紙を見ると、一年ぐらいとか、
結構、長い改装工事に入るみたいでした。
WCは使えましたが……かつての活気とキレイさはナシ。
あの山の向こう、もっと向こうから ゲートちゃんが走って来れたんだなぁ 三3
朝は、徳島の山のてっぺんの方にいたのに……
いまはもう、高知の海辺にいるんだなぁ。
当たり前だけど、いろんな土地、場所に、
それぞれの暮らしがあるんだなぁ……。
さて、本日、私が泊まりますのは、
高知の海辺の市街地にある宿です。
原付は玄関前に駐輪^^ 車は裏に専用駐車場があり
もっと脇に寄せて停めたらいいのに?……荷台から荷物が出せませんよ(^_^;)
東風ノ家(こちのや)
築80年の古民家をリノベーションされたそうです。
公式サイト↓
一名部屋『志』 トイレ・バス共同
素泊まり 4000円
タオル・鏡あり
左:一名部屋 右:カゴが便利! こだわりを感じます💗
左下:窓からのビュー 車道が近いため 夕方の騒音は中程度
東風ノ家の家の中は、どこを撮っても、絵になります!
生花が活けてあるのは今日び ホテルでも珍しいですよ!(経費削減されてるから)
右:何か2~3日分のブログでも執筆したくなるスペース 人が通る方が落ち着くタイプには打ってつけ(笑)
……現に、有料で仕事や創作活動に貸スペースにしているそうでした!
右:青い壁! 珍しい色の奥にあるのが 第2トイレ・洗面台と浴室
特に素敵!! だったのが、キッチン&ダイニングスペース!
……雰囲気があるなぁ、と、眺めていたら、
客が使ってもいい『流し』スペースでした!
蛇口が短いし、一つしかないし、店で使うには不便というか、
これだと営業許可が取れないと思われますが(笑)、
日常使いには事足りますし、雰囲気が素敵。
キッチンは使えないので、簡単に食べられるものを買いに、出かけました 三3
夕方の安芸の町
店名に惹かれた、らーめん屋さんがありましたが……
この日は定休日でした、残念。
なので、その先にある、寿司チェーン店に足を伸ばしました。
小僧寿司 安芸店
昔はうちの近所にもあったのですが、
現在、広島県には一軒しかないので……
【追記】 この記事を更新した前日、閉店した模様です(;。;) そんなのアリ??
久しぶりに、どんな味だったかなぁ、と。
小僧8貫 + カルビ巻き
あぁ、昔、こんな味の寿司を食べたことあるなぁ……と、思う、
懐かしい寿司でした。
最終形態だZ!
デフォルトの枕は反対側だったのですが、
戸に、そば耳を立てて寝ているみたいだったので……逆にして、寝ました。
この夜は、どんな『夢』をみたのかな……
【2022年 5月18日(木)】
走行距離 113㎞
08:40頃 農家民宿 歩危農園 出発~
09:50 道の駅 大杉 到着
11:30 たいびんび 昼食
12:15 たいびんび 出発
12:29 夜須駅近くGS 給油
13:19 球場前駅 休憩
14:00 第27番 神峯寺 到着
17:10 東風ノ家 到着
5日目に続きます 三3