2019年3月8日(金)…晴れ
第10番 切幡寺を出発して、
第11番 藤井寺(ふじいでら)へ。
この間、12キロ程なので短距離だと気軽に言われていますが、
途中、お店やお手洗いがないので注意が必要なのだそうです。
(そのことをうっかり見落としていて、今朝、コンビニで調達させてもらいました…汗;)
11:45 圧倒的宣伝力の旅館・飲食店『八幡』にて
昼食にいい時間帯ですが……朝、軽食を調達していたので、
お手洗いだけ借りて行くことにしました。
お遍路にはありがたい、大きな荷物置き場がさすがです!
12:05 遍路道脇 土木会社の休憩所
奥に、お手洗いもありました。 これもありがたい!
けど、ここは通過しました。
土手が見え始めたこの辺にも自販機ありました
この階段も遍路道!
是が非とも、晴れの日に歩きたかった遍路道なんです。
いよいよです、いよいよ!!
12:15 潜水橋(せんすいきょう)
ここを歩きたかった!
潜水橋①(大野島橋)を渡って、中州を過ぎ、
潜水橋②(川島橋)を渡る、そんな行程です。
ブログのヘッダー画像になりそうです。(2020年ヘッダー採用)
こっちの方がいいかな?(笑)
「君らもな!\(^o^)/」
この中州地帯、かつては学校や神社もあり人が住んでいましたが、
洪水などで冠水し、作物や家屋、人命までも流失することがあり、
明治時代に堤防を築く改修工事が行われ、住民は強制退去、
大正五年には無人島になったということで……人は住んでないそうです。
いまの時季は菜の花が見頃かも、と、言われて来ました。
いわゆる、一面の菜の花……という景観(観光用に植え付けた)とは違いますが、
自然の菜の花がちょうど時季でした。ヤッター。
WCマークがあります!? お手洗いがあるの??
この辺にはないと聞いて来たんですが…???
「えっと……まさか、アレ?」
それらしき物が見えます。ました。
近づいて行って見ていないので、確実にあったとは言えません。
2019年3月現在は、こうでした。
めっちゃ長閑な畑の中の道なのに……何故か、
パトカーが走り去ってゆく…
パトカーに遭遇してしまいました。
昨日も辺鄙なところで出逢いましたが……何故、こうも続くのか?
私 「へぇ、キャベツって、あんな風に干すのか」
JA板野
この字面…近所のスーパーで、こんな箱を見た覚えがあります。
私の地元は広島ですが、おそらく流通しているのだと思われます。
↑ 左端に 先程行った『切幡寺』が!
たっぷりと中州を歩きます。
あまりに長く歩くので、(本当に中州で合ってるのかと)だんだんと不安になるぐらい……
やっと(笑)、2番目の潜水橋へ辿り着きました。
川島潜水橋に差しかかりました 付近は工事中
すると……なんということでしょう。
「また、パトカーか!(笑)」
お遍路姿の何者かが緊急捜索でもされているのかと思いました。
だったら、職質をされるだろうけど。
吉野川ブルー
左 この透明感 右 橋を渡ると そこは吉野川市だった
巡礼の駅は『休業中』らしい ※2019年3月情報
川島潜水橋
眺めていたら、車で来て、わざわざ川原に下りている人がいました。そういう場所なんですね。^^
13:00 そういう場所で休憩 この日の昼食は質素(笑)
この土手からも、先程行った『切幡寺』が見えていました。
この後……巡礼の駅は休業中らしいので、
このまま川原に沿って進んでみることにしました。
一応、この川原沿いも歩き遍路の道らしいので。(黄色いへんろ地図本によると)
これもヘッダー画像向き?(記事サムネに使用します^^)
3月に、お遍路に来た甲斐がありました。
早過ぎたかもしれなかったのですが……この景色を見れたので、
自分の中で「よし」となりました。^^
川原を下りると、『へんろ道』の案内表示が復活。
示されるまま細い住宅地の道を行き、徳島線の線路をくぐって、
192号線の道路に出ました。
川を渡るまでの徳島は何だったのか?というぐらい、
交通量も多く、遭遇する人も、歩き遍路だからと特別に挨拶してこない印象でした。
比較的、都会…ってことでしょうか。
さて、明日は『へんろころがし』の山登りをするので、
水などを調達しておかなくてはなりませんでした。
今日は山の麓の宿に泊まるので、宿に行く手前で、買物をしておこうと思っていました。
セブンとローソン、コンビニ2軒をハシゴして…。
からあげクン(勿論、ローソン)
この時限定のオムライス味、しかも1コ増量中だったので、
小腹が空いていたので買ってしまいました。
目をつむって食べてもわかるぐらいオムライス味でした、が、1コ増量が仇になっていました。
フツーにチーズ味のにすればよかった……(個人の感想です(笑;))
ここで水をたくさん買ったので、一時的に荷物が重くなってしまいました。
からあげクンで体内も重くなり、宿までは平坦な道だったのに、やたら長く遠く感じました。。
14:45頃 旅館吉野
先に、宿へ荷物を置かせてもらうことに……
が、あれよと言う間にチェックイン、お部屋に上がらせてもらうことになりました。
ふつうのお家に「お邪魔します…」 そんなかんじ。(笑) 洗面所付きは個人的にとてもありがたい^^
旅館吉野
浴衣・タオル・テレビあり 6500円 + 翌昼の弁当 300円
山の麓にある宿なので、事前に登山靴と杖を送っていました。
そうすると、いま履いているスニーカーなどが荷物になるので、
少し小耳に挟んでいた情報があったので、宿に確認を……
私 「ここから(明日泊まる宿)なべいわ荘さんへ荷物を送れますか?」
宿の人 「17時迄だったら、送れますよ!」
おぉ!
山登りも出来る重さにして来ておりますが、
山登りの時は少しでも軽量の方がいいですよね!
さっき、一時的に重くなった荷物を背負ってみて痛感した為、
どんな手を使ってでも、遠慮なく軽量化しようと思ったのでした。
今日はまだこれから、第11番 藤井寺へ行くのですが、
頭の中はお遍路より、荷物をどうやって軽くしようかで、いっぱいに…(笑)
15:23 藤井寺仁王門
第11番 藤井寺(ふじいでら)
手水の水がゴボゴボしてる…
丁度、お寺の方が過ぎっていかれたので、質問してみると…
私 「これは湧き水ですか?」
寺の人 「谷の水!」
お忙しかったみたいです。
本堂
ご本尊 薬師如来 「おんころころ せんだり まとうぎ そわか」
大師堂
登山口
明朝、本堂脇のこの登山口から、
『へんろころがし』と呼ばれる山登りをします。
この時、15時過ぎ~だったのですが……
後で宿で聞いた話、外国人の方が山へ入って行かれたそうです。
健脚で5時間かかる山道なので止めたんだけど、
ドイツ人は宿に泊まることにし、アメリカ人は行ってしまったと…
まぁ、何とかするのでしょう。(だから行ったのだろうし)…
宿へ戻ると、着いた者順にお風呂!を、勧められます。
大浴場にバラバラと入る……大きな宿などと違い、
客ごとに家庭用より大きめなお風呂を使わせてもらうかんじ。
浴槽の湯に浸かるかは……湯水の状態を見て、判断。
因みに私は浸かってきました。どうせ最後にシャワーを浴びるので。
そんなことより、お風呂の蓋が(家庭用より)大きいので重くて、
閉めるのに四苦八苦です! でした。^_^;
入浴後は急いで、送る荷物の梱包を……!
登山靴を入れていた紙バッグに、みっちり荷物を詰め込んで!
フロントのおじさんに預けていたのですが、
17時頃、集配に来た業者さんにたまたま遭遇、お願いしますと言って、
無事、荷物を送り出せました。
配送金額は翌朝、チェックアウト時に精算になります。ました。
これで、明日は身軽に登山できる!!
……と、この時は考えていました。
翌朝、まさか、あんなことになるとは……
σ(^◇^;)
夕食は18時~
この夕食を頂きながら、先出の外国人の話を聞きました。
窓の外はどんどん暗く……いまごろ山の中でどうしているのだろう?
まぁ、何とかしたんだと思います。
【2019年3月8日(水)】 晴れ
徳島の気温 最高12.6℃平均8.2℃
歩いた距離 約18キロ(宿から藤井寺往復込み)
8:10 出発~ 8:54 九番 法輪寺 ~ 10:26 十番 切幡寺
11:45 八幡通過 12:15 大野島潜水橋 ~ 12:50 川島潜水橋
13:00 土手で昼休憩 七番 14:02 ローソン西麻植店?でからあげクン
14:45 旅館吉野へ立ち寄り 15:23 十一番 藤井寺
明日につづきます!