2019年3月8日(金)…
徳島3日目、越久田屋さんで朝食を。
『ゴチッス』のいか焼きそば いかのタウリンが疲労回復に効くはず…
昨夕、行ったお店で、お持ち帰りをお願いしていました。
素泊まりの朝は、コンビニごはんを考えていましたが、
それは何処でも地元でも入手できるし食べれるし、
おにぎり、味噌汁…と購入していたら、金額的に大差ないと判断。
レンジがあるので温めできます。太い麺で美味しかったです。^^
昨日、第八番 熊谷寺まで行っているので、
そこまで車で送って頂いて、スタートです。
8:23 熊谷寺入口
今朝も美しいお寺さんです。^^
いざ、第9番 法輪寺(ほうりんじ)へ!
今日の天気は『晴』。
これから歩くところは、絶対に晴れていて欲しい!
そんな場所だったので、本当に嬉しいです^^
あの看板のところで 左に曲がる
北海道とか、日本海へ向かう内陸の道を彷彿する風景でした。
8:54 法輪寺入口
しかし私は、もっと宅地みたいな地域だと思っていたので、
本当に田畑の中にお寺があって、意外でした。
ここでも たらいうどん + α あり
普段、和菓子はあんまり食べないのに、
こういうところに来ると食べたくなるから不思議です^^
ここで一服もよかったなぁ…しかし、どういう行程を組めば、
ここで昼食(もしくはおやつ)になるかなぁ?
私はここで3日目ですが、珍しい部類みたいです。
通常は、朝に第一番札所を出発する人が多くて、
その場合は2日目の朝に、ここを通過するみたいです。
第9番札所 法輪寺(ほうりんじ)
早速ですが…お手洗いへGOです 三3
昨日の宿で、コーヒーを淹れて飲むことができたので、朝も飲んできたら……
いつもより更に近くなってしまった模様。。
トイレには~ それはそれはキレイな~ 神様がいるんやて♪
だそうですが、綺麗…??
それはともかく、今日はこの後、お手洗いがしばらくない区間を歩くことがあるので、
ご加護をお願いしました。
見慣れない真言ですが、ちゃんとお唱えしましたよ!
本堂
ご本尊 涅槃釈迦如来
「のうまく さんまんだ ぼだなん ばく」
八十八ヶ所で唯一の涅槃している仏像だそうで、
5年に一回、来年(2020年)の2月に一日だけ御開帳だそうです。
うるう年にお遍路をする人は多そうだから、
日にちを気をつければお会いすることはできそう…ですが、
2月だと、ちと寒いかな…
大師堂
本堂と大師堂の間の植木を剪定されている方に、お声掛け頂きました。
職人さんに声をかけられると、なんか嬉しいですね。
さて、
納経はしているけど、納経帳を持っていない私は、
普段、納経所は素通りいたしておりますが……
ここだけは立ち寄らせて頂きます。ました。
御影 カラー200円 白黒100円
この、御影(おすがた)が欲しかったのです。
「カラーもあるんですね!」と、初めて知りましたところ、よろしかったら一緒に撮影どうぞ…と。
私、この御影の絵が、なんか好きなんですよね。(白黒の方)
いろんな動物がくつろいでる感がかわいいというか…
涅槃~~なので、深刻に哀しんでる最中なのでしょうが……
それだけお釈迦さまが愛されていた、という、
ある意味、愛を見出すことができる光景なのではないかと。
あっ、だから、なんか好きなのかな…
普段、納経所の方と長くお話することがないので、
ここで初めてお話しました、と、言うと、
そう言われてこちらも嬉しい、と、おっしゃって頂けました。
『田中の法輪さん』では、いい思い出しかありません。
田んぼの中に素敵な場所がありました、そんな思い出です^^
それでは、お次の第10番 切幡寺(きりはたじ)へ。
道中の画像がなかったので、急ですが……
切幡寺への坂道の入口
←【歩き遍路さんへ お荷物預かりの接待を致します】……とのこと。
私 『えぇ~っ、いいの?!』(心の声)
左 お礼に納め札を書き下ろし 右 身軽になった私
勿論、貴重品は身につけています。荷物が大丈夫かどうかは信じるしかない……
この上にある切幡寺には不動明王様がいらしたので、荷物の無事を祈願しました。
私 『いまの私にとって一番の災いは盗難なので、その除災を!!』
かくして、荷物は無事でした。
が、
他の歩き遍路さんを見かけると、皆さん、大荷物を背負っていらっしゃいます。
私 『皆、預けないんだ…』
気がつかなかったか、預けないと判断したのか、どうなのか……
簡単に預けてしまった自分の、修行者としての浅さを感じました。
で、
この日に泊まった宿で、この話をしたところ、
「ああ、荷物があるの見ましたよ」
……つまり、他人が預けてるのを見ても、預けなかったんですね。(汗)
徳島自動車道をくぐり まだ登りが続く
10:26 山門 山門をくぐればお手洗いあり
結構、距離があるので、大荷物はないにこしたことはないです。
あらためまして、
第十番 切幡寺(きりはたじ)です。
10:32 是より333段
この333段が有名なお寺ですが、
正直、個人的な感覚では、ここに来る迄が遠かったので、
333段ぐらいは大したことない気分になっておりました。(笑)
ここからは234段
女の厄は男、男の厄もまた女…と聞きますが、どうなんですかねぇ。
やはり、階段はそんなに苦を感じませんでした。
まぁ何せ、荷物が軽いからですね。 (笑)
本堂
ご本尊 千手観音菩薩
「おん ばざらたまら きりく そわか」
大師堂
こう、天気がいいと……雨を避けたい気持ちが増します。
あさって日曜日が雨予報になっていたので、
出来れば夕方からの雨になります様、お大師様にお願いすることにしました。
夕方迄に歩き終わる様に歩くので、歩き遍路みんなの願いとして…
果たして、お大師様の答えは……あさって出るのでした。
大師堂の左に← 『はたきり観音』像が
切り、幡、寺の由来になった伝説……
お大師様の為に、織っていた布を切って差し出した女性の話。
山を越えたところに、似たいわれがある別格霊場のお寺がありますが、
こちらは若い女性で、後者は老女とのことです。
更に上に お塔があるみたいです
仁和寺にある法師みたいになってもイヤなので、
(石清水八幡宮へ参詣したけど山の上まで行かなかった、あの話)
登ってみることにしました。
が、見ていると、
本堂へ登るのがやっとだったので行かない、という方が多かったです。
或いは、納経が目的で来たので大塔なんか見ない! のかも…(笑)
大塔 縦にも横にも収まりきらないデカさw
見た瞬間、「デカっ!」 規格外のワイドさ……と、言いましょうか。
重要文化財だそうですが、その価値はデカさにあるわけではない様です。
左 いろいろ歴史が書かれています 右 中にこういう絵が描かれてあるらしいです
人があんまり登ってこなかった為、セルフ写真は撮り放題でした。
跳んでる画像を撮りたかったので、何度もジャンプしたんですが……
周囲に何もないから高さ調整ができなくて、足元が写せず、
ダンスしてるか武道のポーズみたいな写真しか撮れませんでした。
そういう写真なら撮り放題でした。(笑)
壮観なるビュー
初めて訪れた私には縁もなじみもない土地ですが、
これから歩く、明日はあの山のどれかに分け入って行くので、そういう目で眺めました。
この画像よりも、もうちょい右の方の山でした。
大塔からの眺めも良く、登れてよかったです。
特に天気のいい日は、是非!
荷物は無事でした(^o^)v
②につづきます!