ナユミマ☆四国遍路の旅

1回目【第55~52番逆打ち】、2回目【第44~51番】 3回目に徳島【第1番~】区切り打ち開始☆

2回目遍路を前に③ お大師様とわたくしの膝

 

 待機期間も、お遍路の一部なので、

 何かあったら記事にします企画、

 第3弾。。

 今回も、ない方がよかった話…

 

 遍路情報に目を通しておりましたところ、

 こんな故事を知りました。

 

 お大師様が通りがかったある場所(香川県某所)に、

 梨が生っているのを見て、

 美味しそうだか欲しいだか言ったところ、

 「この梨は堅くて食えないんですよw」と、

 ウソをついて、あげなかった人がいたそうです。

 

 すると、

 不思議なことにそれ以降、

 その梨は本当に堅くて食えなくなったそう。。

 

 お大師様、結構、やってくれますよね…

 

 その話が面白かったので、

 お大師様は存外、

 意地の悪いこともやってくださるんだというテイで、

 他人に話しました。

 

 すると…

 不思議なことにその後、

 私の足に異変が……!!

 

 買物に行った先で、

 左膝が急に痛くなったのです。

 ぶつけたりくじいたり何かしたわけでもないのに…!

 

 即座に、

 『これでは来週末のお遍路が歩けなくなる』と、

 ぞっとしました。

 

 いえいえ、それよりも、

 いまから家まで帰れるのかも微妙でした。

 それほど、痛かったのです。

 だましだまし変な歩き方をして、その日は帰宅しました。

 

 夜になっても痛い… 立ち上がるのが難しいほど痛い…

 

 どうして、このタイミングで??

 と、思ったところで、

 「もしや…昼間のお大師様の梨の話が…」

 と、考えました。

 

 お大師様が、あんな話をしたくらいで、

 怒って私の膝をどうこうするとは思えませんが、

 その眷属というのか…

 お大師様リスペクト!な霊的な存在がいたとしたら、

 このくらいのことはするのではないか…

 

 だとしたら、

 『お大師様、助けて…(泣)』

 

 膝は腫れてもなく、触っても何ともなく、

 かえってそれが不気味でした。

 内部に何か悪い病気でも蔓延っておるのでは…

 

 …片足になっても、お遍路はできるんだろうか?

 

 そんなこと迄を考えつつ、

 起きたら何ともなくなっていることを祈りうつ、

 就寝しました。

 

 明けて翌朝。。

 

 残念なことに寝返りを打つにも激痛で、

 治っておりませんでしたが…更に異変が!

 

 膝の痛いところが変色しているのです。

 

 青血というより、

 液が滲みているかんじ…

 内部で何かがガキッとなったっぽい、

 けど、

 これ以降は治るかんじでした。

 

 ほら、

 青血ができるのは大した怪我ではない…

 というのと一緒。

 (…と、聞いているのですが)

 

 

 しかし2~3日は、

 本当に激痛(げきいた)かったです。

 梨の件でビビって、

 痛くないもの迄を痛がってるのではなくて。

 

 階段では手すりにすがらないと昇降できない程で、

 出先では杖をついて歩きました。

 

 医学的に正しい表現ではないのかもしれませんが、

 骨に水が当たっているとこんなに痛いなんて!

 これが脳で起こると、(脳梗塞的な?)

 どれだけ痛いんだろうと思いました。

 

 …が、まぁ、これほどのことが、

 一週間前に起こったので、よかったと思います。

 

 当日、歩いている最中、

 よりにもよって山中などで起きていたら…

 前日とか、もっと近々に発生していたら、

 間違いなくキャンセルしておりましたね。 

 

 どうせ起こることは起こるので、(多分)

 あまり困らない時に起こってくれた…

 その時に丁度、梨の話をしていた、

 ぐらいに考えることにしました。

 

 冷静になって考えれば、

 お大師様は勿論、眷属(?)の方々が、

 そんな災いなことをするわけがなく…

 

 ばっかだなぁ、歩きたけりゃ歩きなよ(笑) な、テイで、

 見守ってくださる気が致します。

 

 

 【後日追記】 無事に完歩できました^^