ナユミマ☆四国遍路の旅

1回目【第55~52番逆打ち】、2回目【第44~51番】 3回目に徳島【第1番~】区切り打ち開始☆

徳島6日目③ ドーナツを愉しんで生きる私~植村旅館

 

 2019年4月8日(月)…晴

 別格霊場①番 大山寺(たいさんじ)を下山します。

 

さらば 大山寺(たいさんじ)

 

 山門をくぐり出た時、ものすごい桜吹雪に遭いました。

 お別れを惜しんでくださる演出でしょうか……

 画像には収められませんでしたが、まぶたの裏に、その光景を納めました。

 

 いつか、年月はかかっても、

 縁を結んで頂いたことへの感謝を胸に、

 この山を登ってこれる日がくるといいなと思います。ました。

 

 

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 車道と歩き遍路道との分岐

  左 車道を下るか 右 山道から下りるか…

 

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 歩き遍路の山道

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 この高さから山道をえんえん下っていくことになります 

 

 車道を通って下りることにしました。

 

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 車道をゆくね!

 

 足元は見ての通りのスニーカーで……土が剥き出しの山道は滑るので、回避。

 もっとも、車道だと、思った以上に下肢が痛くなってしまったので、この後、

 結局、草とか土の道脇を歩くことになりました。(汗~;)

 

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 八丁目休憩所 その少し先からの歩き遍路道が要注意!

 

 この休憩所の先から入る歩き遍路道が、えんえんと続く山道です。

 逆に、車道の方を進んだとしたら、えんえんと車道を歩くことになります……

 どっちがいいかは、あなた次第です!(そりゃそうだ^^)

 

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 白く眩しかったコンクリートロード 

 

 午前中は、白い照り返しがきつくて辛かった道です。

 道自体は歩き易かったとしても、他のことで悪条件ということもあるし……

 自分は辛くても、他の人は辛くないかもしれないし。

 

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 左 草のある隅っこを歩き出す始末。。 右 歩き遍路道に入りました。枯れ草道の方がまだ歩き易い

 

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 14:00 徳島自動車道高架付近 通過

 

 大山寺山門のところで13時前でしたから、下りは約一時間。

 が、ここから最寄りバス停まで行かねばならず、結構、時間が押していました。

 行きのバスで一時間かかったということは、帰りのバスでも一時間かかるので、

 お手洗いを済ませてからバスに乗らないと!……コンビニに立ち寄らなければなりません。

 

 …何とか無事、コンビニで用を足して、バス停に辿り着きました。

 

 

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 国鉄神宅駅 跡

 

 この道路、元は鉄道が走っていたそうです。

 レールがあった場所が、まんま車道に転じているのは珍しいのだとか…

 そう聞いているのですが、なんか違ってたりしたらすみません。

 

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 いまはバスが運輸を担う道

  

 15:25頃 徳島駅に戻りました。

 

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 顔嵌めに自撮りは どうしても無理

 

 徳島駅で菅笠を持って歩いているだけでも、結構、うすら寒い目で見られるのに、

 こんな顔嵌めパネルがあるのは、何とも皮肉……

 

 

 f:id:nayumimahenro:20190501144945j:plain 菅笠でCAFE…は大丈夫でした^^

 

 突然ですが、次のバス移動まで約2時間の自由時間が出来たので、

 CAFEへ訪れました。

 

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 カフェオレとドーナツ…さくさくとして美味しかった!

 

 14g 徳島市東新町1-14-2F

 11:00~19:00 火・水休み

 

 ちょっと前まで、弁慶が銀杏の木を植えた?とかいう山の上にいたのに、

 ちょっとすると、こんな場所でドーナツとか食べている自分がいて、

 ギャップを感じます。我ながら。それで萌えるかと聞かれれば、萌えません。

 そして、そんな私の心の言葉は…

 

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 『苦しんで、お遍路することなんかないのさ(笑)』

 です。

 

 知る人ぞ知るけど有名らしい(?)、

 般若心経の現代語訳に、

 『苦しんで生きる必要なんてねえよ 愉しんで生きる菩薩になれよ』

 という一節があるのですが……

 …

 そこだけが猛烈に好きなんですよね。(そこだけって…(笑))

 

 まったく、その通りだ! うんうん…と、思えるんですよね。

 私はそう思うので、

 お遍路の途中にCAFEに来るし、ドーナツも食べます。(^O^)

 

 

  実は、今回のターンは、出発前にショックなことがありまして… 

 

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 前回のターン 2019年3月6~10日

 今回のターン 2019年4月8~11日

 

 前回の時は、迷いと苦悩の渦中といったところでしたが、

 お遍路の後で、思いもがけず、その渦から弾き出されてしまいました。

 詳細はここには載せられませんが……

 (事情を書いた記事もあるのですが、アップするのは止めておくことにします)

 

 ものすごく圧縮して平べったくして言えば、

 自分なりにがんばっていたことがふいになってしまい、気が抜けた、

 という様なことが、起きてしまいました。 

 ……思えば、必要もないのに苦しんで生きていた、かもしれません。  

 

 

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 14gさんは、街中に佇む薄暗いオアシス…みたいなCAFEでした。

 世の中にはこんな場所があるのだから、

 ゆったり、やさしく、時間や人生を過ごしたっていい。

 『苦しんで生きる必要なんかねえよ』……まったくその通りですよ!(^O^)

 

 だけど、自分は何が苦しいのか。そして、何が楽しいか……

 

 しかし、この度のことに、本当に気が抜けてしまって、

 喜怒哀楽のどの感情を自分は持ったらいいのか、わからなくなっていました。

 そんな4月第二週に、一週間ほどの空白が……

 そうだ、この機に、お遍路に行こう。それで心身を整えよう。 

  お遍路に行った後で辛いことがあった~ からの、転換をできたらいいな。

 そんな思惑もあったかもしれません。

 

 けれど、やはり気が抜けているせいか、

 出てくる時も、出てきてからも、しばらくボケーっと歩いていました。三3

 そんな私を、今年は見ても、何の感慨も浮かんでこないなぁと思っていた桜が、

 神仏や、徳島が、励ましてくれた気がします。

 今回のターン一日目に書くには、まだ早いですけれど。(笑)

 

 

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 17:30 徳島駅発 神山線バスに乗車 

 

 本日の宿へ向かいます。

 夕方なので、なかなか混雑する道を、バスが。

 郊外線なので、そんな街中から外れてゆき、山と渓谷の間を…バスが。

 前にも一度、バスで通過したことがある道なのに、ずいぶん距離がある様に感じます。

 こんなに山奥だっけ? 降りるべき場所を通過しているんじゃないか不安になる程の、

 奥地を…バスが。

 しかし、別に乗り過ごしてもおらず、降りるべきバス停に到着しました。私が。

 

 

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  18:33 『阿川』バス停

 

 前回(5日目)の終焉の地です。

 明日はここから、歩き遍路を再開です!

 本日の宿は、向こうに見えている植村旅館さんです。

 

 

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 植村旅館 名西郡神山町阿野本名12-1

 浴衣・タオル・TVあり 7000円

 

 徳島駅から18:25に着くバスに乗ると伝えて、予約しました。

 4月なので日が長くて十分明るいと思うのですが、遍路宿には遅い到着です。

 夕食は当然、始まっており…出遅れ感でじっとり汗をかきそうです。(でした^^;)

 

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 この日の夕食

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 徳島のすき焼きはしょっぱめ? 

 

 徳島で、しょっぱいと言えば、梅干し?

 なんでかわからないけど、昔ながらの近年稀に見る、しょっぱさらしいです。

 この日、同席になった逆打ちお遍路さんの方、いわく。

 他に、焼山寺へのへんろころがしの山道でヘルプしてもらったという男性。

 明日、逆打ち男性は山越えをして、ヘルプさんは今日救援された場所から再アタックで、

 焼山寺を目指すそうです。

 おふたり共、杖杉庵(じょうしんあん)を通過する筈なので、

 梅干し販売所がまだあるかも…という情報をお伝えしました。

 

 f:id:nayumimahenro:20190331163826j:plain 先月の杖杉庵(じょうしんあん)

 ここの梅もそんなにしょっぱいのかな…?? 

 

 男性は、食事部屋のある棟が宿泊部屋の様です。

 逆打ちさんに至っては、襖を隔てたすぐ隣がお部屋(!)みたいでした。

 

 私は隣接の、まだ新しい棟のお部屋でした。^^

 

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 本日の部屋 布団敷く前(BEFORE)→ 敷いた後(AFTER)

 

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 翌朝撮影 窓からのビュー 今朝に引き続き川沿いリバーサイド♪の宿でした。

 

 この日は女性はひとりだけだったので、一棟貸切みたいになって……

 なんか悪い気持ちになるぐらい、快適でした。

 

 【2019年4月8日(月) 晴れ】 

 徳島の気温 最高22.3℃平均15.3℃ 

 歩いた距離 計測してません

 8:30 徳島駅バス出発~9:32 神宅バス停着 

 11:20 別格①番 大山寺 12:59~

 14:17 神宅バス停からバス乗車

 15:30頃 徳島駅 

 15:45~ 14gでカフェオレとドーナツ

 17:30 徳島駅発神山線バス発車 18:30頃 植村旅館到着

  

 明日につづきます!

 

徳島6日目② 別格①番~大山の上で縁結びを

 

 2019年4月8日(月)…晴

 別格霊場①番 大山寺(たいさんじ)へ向かっております!

 

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 その道中は、前に行ったことがある方いわく、

 「女性がひとりで歩く様な道ではない」

 …そんな山道がこちらです。

 

 

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 だったら車道を歩けばいいじゃないの、と、さっきまで車道を歩いていたんですが…

 舗装路ではなくなり、白いコンクリート道路になって…照り返しが眩しくて辛かったので、

 また山道を選んで入ってしまいました。

 すると、なんということでしょう。

 いま迄は、山道(歩き遍路道)→ 車道 → 山道(歩き遍路道)…と、交互になっていたのに、

 今度の道は、ずーーーっと山道(歩き遍路道)なのです。

 車道のかからない、山の斜面を縦断するルートに入ってしまったみたいです。

 

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 結構な高さまで…標高で言ったら400ぐらい…登ってきました

 

 山道としては、そんなに険しくはないと思われますが……問題は、

 女性一人で歩くのに問題がまったくないかどうか、です。

 通常の遍路道ならいざ知らず、別格霊場への道な為、まるで人に出会いません。

 が、マムシに出遭う可能性はあります。いまや季節は春ですからね。

 もし、蛇に咬まれたとか、転落とかしたら、助けを呼ぶのは大変だろうな…

 いま歩いている山道ルートは前後が長く、車道から見える位置にないわけで、

 気づいてもらうのはおろか、場所をわかってもらうのが大変そうです。でした。

 

 

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 車道に出ました

  

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 シャガが群生している…シャガですよね??

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 ここを歩いていると……油断した頃に車がやって来ます。

 結構、往来あるんですね。歩いている人は全然、いないのに…(笑)

 

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 知らなかったけど、雰囲気のいい大杉に迎えられると、山門はもうすぐです。山門はね…

 

 

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 11:20 大山寺山門 

 

 12時迄に着ければいいと思っていたので、存外、早かったです。

  因みに、行き(上り)が1時間半、帰りが1時間…というのが、

 大山寺の往復の相場らしいです。

 何処から何処迄の試算なのか、わかりませんが。

 私は、帰り1時間では済まなかったので、やっぱり個人差があると思います。

 下りは早く歩けるから早いだろうと考える様な人は、気をつけた方がいいかと。

 そして、それは私…

 (下りの方が足に負担がかかるからそんなに早く歩けないということに、いい加減気づけ(笑))

 

 それはさておき、山門の傍らに山桜が咲いていて…たまたま、

 はらはらと散っているところでした。美しいです…見とれていたら、

 

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 こちらをじっと見るこの方が…いた

 

 こちらのお寺は、四国三十六不動霊場のお寺でもあるので…らしい。

 

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 でも、それは、36の不動明王がいる霊場だと思っていました。

 けど、これは不動明王真言ではありませんね。…童子? 36人いるの?

 

 

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 あらためまして 山門です

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 向かって左の仁王像…こわい 右は野趣あふれる印象

 前に来た人のブログを読んでいたら、その時は目の中に蜂の巣があったとか…こわい。

 こわいなーと思っていたら、何かの小虫がブブンと入ってゆきました……やっぱりまだこわいw

 

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 お寺はまだ上の様ですが、こんな雰囲気のいい竹林の中を歩けて、光栄であります。

 

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 輪袈裟『留め』の必要はこんな時にあるということに、帰ってこの画像を見て気づきました。

 せっかく撮った写真ぜんぶ、輪袈裟の左右がガタガタで…みっともないったらなかった。(泣)

 輪袈裟留めをそのうち購入する予定です。

 

 

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 幟がこちらに向いてはためいてくれたら…かっこよかったのに

 

 この手の幟が表側にそろって…ということは、ほぼ滅多にありません。この時も。

 しかし、『不動』という字がチラついているせいか、かっこよかったです。壮観と言うか。

 

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 前日が花祭りで…護摩法要イベントをされていた形跡

 

 別格霊場第①番 大山寺(たいさんじ)

 四国三十六不動霊場第一番

 

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 本堂

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 ご本尊 千手千眼観自在菩薩

 「おん ばざら たらま きりく」

 

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 私は普段、灯明・線香をあげていません。持ち歩いていない為です。

 (お四国のお寺さんは共用の蝋燭・線香を置いてないところが殆どなので、

  持参していないと、差し上げることができません)

 

  灯明は意味のある行為で、お唱えはしなくても、灯明はしている方を見ますから、

 自分であえて省略することではないのかも……とは思うけど、なかなか…

 が、

 こうしてたまに販売されているのに遭遇すると…ご縁と思って奉納しています。

 それと、私はマッチとライターが使えないので、着火装置が置いてあるかどうか、

 これ重要です。(笑)

 

 灯明に戻りまして、特にこのお寺では…『良縁祈願』を。

 

 

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 山岳系の神様は『縁結び』なのだそうです。なんでかわからないですけど。

 

 山岳系の神様は厳しそうなので、(実際、厳しいそうですね。地上の神様より)

 縁結びなんて浮ついたことを言おうとしただけで、

 ああン??…と、思われそうな気が、私みたいな素人からしたらします(笑)が、

 いざ祈願したらビシッッと叶えてくれそうな気も致します。

 あっ、と、

 こちらが縁結びで有名なのは、ご本尊がそういう観音様だからみたいです。

 (山の上の神様仏様なら、何でも縁結びってわけではないのですね)

 

 しかし、ここで私がお願いしたのは…恋愛とか結婚のことではありません。

 人間としての人生を有意義にする為の『縁結び』を、お願いしました。

  

 恋愛の縁結びをしてもしてるのに叶わない…!! とか、

 恋愛運が悪い人は仕事運など、他の運が上がるらしいです。(一般論)

 だったら、私は、金運を上げて欲しいです。

 私はお金があっても困らないし、お金があれば有意義に人生を過ごせる自信があるので。^^

 

 

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 大師堂へ向かいましょう 三3

 

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  大師堂にて 別格霊場専用の納め札…先月断念したので日付が先月吉日のまま

 

 生きていれば、後になってでも叶うこともあるよね!

 

 

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 くどいけど四国三十六不動霊場第一番

 

 不動尊は、ここからもっと山の上、奥の院にあるみたいです。

  

 不動明王は、好きな人が多いですよね。全三十六ヶ寺、周る人も多いのかな?

 四国三十六不動霊場は、車があって、山道や小回りの運転が得意なら、 

 四国の真ん中より右半分に片寄っているので、別格二十霊場よりは周り易そうな気が……

 あくまで個人の気のせいかもですが。

 不動霊場を周ると、胸飾りの玉を集められるみたいですね。

 

 別格二十霊場は、念珠の玉を集められます。

 

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 別格二十霊場の巡拝記念品

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 念珠の玉 女玉 300円

 

 納経帳は持ってないし、集めていませんが、念珠の玉だけは集めています。

 郵送もされていないレアアイテムですが、売店に来れば自己申告で頂けるので、ありがたい…

 (頂けると言っても1コ300円です^^)

 それを買いに来たら…

 

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 売店(納経所)でお接待!! 

 

 思いがけずお接待頂けて、更にありがたかったです。^^

 

 普段、納経所に立ち寄らないので、おそらくですが、

 納経所でコーヒーを頂くことなんて、きっと滅多にないんですよね?

 後で会った、6巡もしたお遍路男性と、大山寺に行った時の話になり、

 「あそこの納経所はコーヒー飲ませてくれるんだよねぇ」

 という風に、おっしゃっていて、

 それを聞いた他のお遍路さんの反応から察するに……他ではそうないのだろうと。(笑)

 

 

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 「これ買うので写真、撮らせてください」と…言ってる人がいたら、私かも(笑)

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 左 トイレの神様、右 鬼門除けの毘沙門天様、

 前から気になっていた箇所のお札に逢えて、ラッキーでした♡

 余談ですが、お札って、買った時から効力が始まるそうですね。

 私は、貼った時からだと思っていたんですが……買った日からなのだそうです。

 

 

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 左 境内のWCにも同じ札シールが貼ってありました^^

 右 そのWCの近くにあった看板 この広告主食堂で「車道を行けば行ける」と言われました

    寿食堂さん、ありがとう! 私、来れましたよ!

 

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 左 境内で昼食を 右 大銀杏を眺めたりしながら

 

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 本堂に掲げてあった屋島の戦いの絵。

 ご存知の通り、源氏の勝利です。

 

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 その源氏御一行、こちらのご本尊に必勝祈願に訪れていたのです。

 で、庭の銀杏は、

 その際に、あの弁慶が持っていた銀杏が元なんだとか。

 そう聞くと、弁慶が来たぐらいなら、義経も本当に来たのかも…と、思ってしまいました。

 バスで一時間ものこの距離を、バスもなかった時代にわざわざ来て、この山も登ったの?? 

 昔の人は、すごいなぁ…と。

 

 

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 そんな大銀杏と\(^o^)/

 

 

 ③へつづきます 三3  

徳島6日目① 前泊入り~別格①番 大山寺へ

 

 前回は3月、徳島5日目に打ち止めをしましたが、

 その翌月も、お遍路に来ることができました!

 

 ……が、それは、私事に変化があってのことでして。

 「これを機に心身を整えてきます」と、言って、広島を出て、

 徳島駅に着いたのは、深夜22時前でした。

 

 

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 外観は翌朝撮影しました
  

 ホテル越久(えちひさ) 徳島市富田浜1-22 徳島駅から徒歩15分

 朝食付き 禁煙シングル 浴衣・タオル・TVあり 4500円

 

 12~15時がフロント不在と…要注意なところがあるのですが、

 23時までチェックインできた為、

 高速バスで夜22時前到着の私にはうってつけでした。

 もうちょっと駅に近い宿がよかったのですが、

 この日は日曜日の夜にも関わらず各ホテル満室で、

 安価の宿は深夜帯のチェックインが出来ないんですよね。

 が、で、

 人工だけどラジウム泉のお風呂があるのと、朝食付きが決め手となり、

 こちらに予約しました。

 

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 左 ラジウム人工温泉 画像は男性浴場みたいで女性用はもっと狭かった(>_<)!

            風呂の受付は22時までだったので急いで入りにゆきました 三3

 右 湯とお茶がホテルからのご接待(笑) その他は自分の持ち込み

 

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 左    職場で頂いた大阪土産や友達にもらったゴルゴ展土産を昇華(笑)

 右 翌朝撮影の窓の外 ホテルは川沿いリバーサイド♪の宿でした

 

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 朝 ビュッフェスタイル 高級ホテルと比べるとアレに見えるかもですがじゅうぶんな品数かと…

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左 徳島名物フィッシュカツもあるし… 

右 好きなものを好きなだけ取れるのがいいですよね。そうすると茶色いものだらけになる私の嗜好(笑)。

 

 チェックアウト後も荷物を預かって頂き、昼過ぎに取りに戻ります。

 (12~15時の壁があるので要注意!)

 駅から15分もあるので、コインロッカーに預けた方がいっそ楽な気もしますが、

 この日の予定と時間調整を鑑みて、預かってもらうことにしました。

 

 こちらの宿は、本当にいい意味でスタッフの方がアットホームで好印象でした。^^

 施設の古さや駅からの遠さは否めないのですが、それらをカバーできてる感が。

 人間の印象は、その時その人それぞれなので、

 好感持てたからオススメします! とは言えないけれど、 

 (「好印象を持ちました」と書いたものに対してクレームを頂くことが私は多いので(;_;)) 

 駅前は宿がいっぱいあるので、参考の足しにでもなればいいなと思います。

 

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 駅前 橋(川)を越えない圏内が近くていいのでしょうけど

 

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 左 「いってら~!」…とは、言ってない(笑)

  右 桜の時季に、桜…この時は営業されてなかったけど

 

 

 あらためまして、

 2019年4月8日(月)…晴

 

 今日は、

 別格霊場①番 大山寺(たいさんじ)へ、

 徳島駅前からバスに乗って向かいます 三3

 

 私のルール上、『別格』は車でも何でも使って行っていいので、

 行けるところ……最寄りのバス停迄はバスで行くことに。

 

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 左 我が地元・広島へのバスと同じバス停なんかい\`ω´…と

 右 8:30 徳島駅発 鍛冶屋原線バス乗車

 

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 徳島駅近くの徳島中央公園 城跡公園です

 3月に来た時は『蜂須賀桜』が咲いてて、4月にも桜…桜尽くしな公園だ^^

 

 路線バスの旅… ぶらり途中下車はしませんが。

 一時間に一本路線でそんなことをしたら、お遍路どころではなくなります。(笑)

 一時間近く乗っている、バス旅も終わり…

 

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 9:32 神宅(かんやけ)バス停

 

 ここからは、歩き旅です。

 

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 徳島駅方面 時刻表… 14時か遅くても15時のバスには乗って帰りたい

 

 ひとりで気ままなペースで歩けるとは言え、バスの時間には拘束されます。

 

  f:id:nayumimahenro:20190429101657j:plain セブン上板町神宅店

 一時間もバスに乗っていたのでまずはお手洗いに それから水などもここで補給 

 

 神宅バス停から別格霊場①番大山寺まで、ふつうに歩くのであれば、

 簡単に借りられるお手洗いはここが最後かもしれません。

 私はお手洗いが近い(オテアライリスト)なので、ふつうにまっすぐ歩かず、

 そう簡単でもないお手洗いを借りに寄りますが…それはまた後の話。

 

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  9:48 神宅小学校そばの遍路休憩所

 

 先月、後ろ髪をひかれながらも、大山寺行きをあきらめた場所です。

 前に行ったという人が、女性一人で歩く様な道ではないとおっしゃってて。

 この後、この先にある老舗食堂の方に、車道を行けば歩ける!と、言われまして、

 じゃあ次は車道を歩いていこう、と、思ったんですよね。

 それで今回は……というわけです。^^

 

 

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 画像には写ってませんが、小学校に満開の桜が植わってます。

 今年(2019年)は3月末に桜が開花して、

 4月上旬…とは言え、都合よく桜の花と重なるとは考えてなかったのですが、

 徳島では、まだ桜の花が残っていました。

 4月最初に、天気はいいけど花冷えという日が続いたので、花がもったみたいです。

 

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 左 「ありがとう、桜」 右 幼稚園と小学校のあいだ

 

 幼稚園と小学校の間の道を……このまま山へ向かって歩き出しました。

 前にグルグルマップ検索したところ、それで行けると思った記憶があって…

 結論から書けば、どこか途中で曲がらないといけませんでした。

 

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 ここがその曲がるべき(最終)ポイントだった

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 道はつながっていて、何処かでちゃんと出られるだろうと思い、

 方角だけは合っている道を進んでいましたが、

 やがて、畑の中の竹藪でゆきどまりになってしまったのでした。(笑)

 あーあ…ですが、民家が点在する様な場所、何とかなるでしょうと迂回します。

 

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 軌道修正正しい遍路道に出てきました

 

 困ったことと言えば……民家の飼い犬に激・吠えられた(る)こと。

 普段、低身長の女が動物に警戒されることってそうはないんですが、

 菅笠を被っているせいもあると思われます。

 町中のコンビニで、子犬(!)に吠えまくられたこともあるし…(笑)

 あとはまぁ、やっぱりこの辺りは田舎なんでしょうね。

 

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 10:11 徳島自動車道 

 

 そんな、飼い犬がガチ吠えする様な田舎とは言え、(失礼)

 大阪など大都市への高速バス乗り場が目と鼻の先…ドアtoドアじゃないですか。

 いいなぁ、うらやましい…(笑)

 

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 大阪などへ行きたいわけじゃないですが、ここから道を逸れて…

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 ウェルカムゲートへ。

 

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 上板SA上り ようこそ!

 

 大山寺へいっきに登るには、お手洗いがもつかどうか自信がなくて…

 調べていたら、ここの存在を知りました。お昼御飯も調達できるしね、ウッフフ…

 

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 が、先程の7でおにぎりを買ってしまいました。

 機会があれば、お食事してみたいです。そんな機会があるかわかりませんが、

 生きていれば何があるかわからないので、まぁ楽しみにしておきます。^^

 

 

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 10:24 またここ ここから歩き再開

 

 これだけ寄り道をしているので、時間は何の参考にもなりませんね。

 自分もお手洗いによく行く人間ですが、こうも寄られてしまったとしたら、

 さすがにこの人は大丈夫なんだろうかと考えるレベルですね…

 だから、ひとりで気ままに歩くというのは大切なことなんですよ 三3

 

 

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 別格とは言えさすがは①番 看板や表示が華々し 

 

 ここを歩いている時は、まだ知らない話だったのですが、

 歩き遍路で【へんろ道】の表示を30分間、見なかったら、まず道を間違っている、

 のだそうです。

 が、歩きで30分も間違えてしまったら、相当、進んでしまっていると思います。

 それはいくら歩くのが遅い私でも、かなり。

 10分歩いて、表示を見ないとしたら…ぐらいでもいいかと。

 私は5分でも見ないと、不安になりますけどね。

 さっき、道を間違えたり、寄り道していた人間が言うなってかんじでしょうが、

 あれはへんろ道を無視している自覚があるからいいのであって…

 へんろ道だと思って歩いている時に、5分間でも表示を見ないと心配になります。

 

 

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 とってもきれいだった混合花 (^○^)

 

 しばらく山へ向かっていくと…いよいよ民家もなくなり、

 

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 車道を歩けば(女性ひとりでも)歩ける! と、言われて来てるけど、

 この先の車道はグネグネと迂回して遠回りの様な気がしてならない…

 少しぐらいならいいよね、と、右の歩き遍路道へと入ります。ました。

 (だから、この先の車道がどうなってたかは、謎)

 

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 左をこのまま進むのがアンパイ…に見えて仕方ありませんが、遍路表示は右…

 

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 この幟を信じていくしかありません。

 でも、この幟があるのとないのでは、ここは大違いですね。信じられる何かがあるかどうか。

 

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 山桜が散る山道、きれいでした。 励まされる様です。

 

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 車道に出ました。

 別格霊場へは車でもOKというのがマイルールですが、

 この道幅だったり、崩落している箇所があるなど、車ならいいと言えるものでもなく。

 さすが別格霊場への道。行き難くてしょうがないですね。(笑)

 

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 左を行けば歩き遍路道 右は車道

 今度は車道を行きます!

 

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 大山寺まで3.5キロ 安全運転で!

 3.5キロ…車道での話でしょ? 歩きで山道を登るのでは、いまから何分かかるのか…
 

 

  ②へ続くことにします 三3

徳島5日目② 徳島駅~第13番~打ち止め

 

 2019年3月10日(日)…正午ごろ小雨、また雨

 

 朝、ひとりで山峠を越えてきた私ですが、

 この日の正午頃には、徳島駅にいました。

 

徳島駅前 

 

 朝にいた山とは全然、別世界だ…

 朝は鞍馬寺にいた牛若丸が、京都駅に来た、みたいな気分になりました。(本当)

 

画像はイメージです

 

 なんで牛若丸(源義経)なんだろう…?

 

 ここ徳島は、義経が来たことのある縁のある地だったんですね。

 (現・小松島市に、一ノ谷合戦で敗れた平家を追討する為に上陸したりした)

 この時は知らなかったのです。なのに、牛若丸を思い出していた私……なんで?(笑)

 

 さて、今日は16時25分の高速バスで広島へ帰るのですが、

 あと、4時間……どうしよう。

 雨なので、ネットカフェにでも行こうかなと考えたのですが、

 徳島駅周辺にネカフェはないんですね。

 

 で、これだけ時間もあれば、

 本当は行く予定だった 第13番 大日寺(だいにちじ)に、

 バスで往復すれば行って来れるんじゃね??…と、

 バスの時刻と路線を確認しに行きました。

 

12:50にバスがある!

 

 帰りの時間も確認したところ……これは往復できる!

 早速、大荷物をコインロッカーに預けて(空いてるかな??)…

 


一瞬どきっとしますね(笑)

 

 昼過ぎともなると、主要駅のコインロッカーは空きがなく、

 途方に暮れることも珍しくないですが……この時は空いていました。^^

 春休みとか、お遍路シーズンはどうかな??

 約30リットルのバックパックですが、500円で入れることが出来ました。よかった!

 

 バスの時間迄、お昼を食べる時間もある!

 

 徳島だし、雨の日だし、徳島ラーメンが食べたいな。

 けど、有名店へ往復している程の時間はないので、地下食堂街へGO!

 

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 12:05 徳島ラーメン 780円+税

 

 本場では初めてですが、徳島ラーメン自体は食べたことがあります。

 もともと、私はすき焼きが大好きなので、美味しくないわけがない!

 白飯をつけなければならない程、辛いのか心配しましたが、大丈夫でした。

 後で思えば、白飯が要る程、辛いのではなく、

 汁に白飯を入れたら最後まで食べれてウマイ、だったのですね。(笑)

 老舗や有名店の味と、どう違うのかわかりませんが、

 ここのは洗練された味なのではないかなと思いました。

 

 

 12:50 徳島駅から『一宮(いちのみや)』ゆきバスに乗車。

 

 第13番 大日寺(だいにちじ)は、一宮神社という神社と隣接しているのですが、

 ゆえに(?)『一宮札所(いちのみやふだしょ)』というバス停があり、

 ここが終点、そして下車です。※ 『一宮』『一宮西』など似た停留所も多いので注意

 

 『一宮札所』バス停に降り立った私…

 道路の向かいには、お遍路さんが……

 

 お遍路さん 「あっ」

 私 「あれっ…?!」

 

 なんと、それって東京女子さん でした!!

 

 朝、なべいわ荘でほぼ同時に出発しましたが、

 それって東京女子さんは、神山町ルートを歩いて来たのです。

 もう第13番は打ち終わって、宿にも荷物を置き、散策中だそうでした。

 

 私は、山越えルートで、バスに乗り、別格②番を打ち、電車で徳島駅へ出て、徳島ラーメンを食べて、

 いまここです。

 

 こうも違う道のりを経てきたのに、ここでバッタリ会う~~?? 凄まじい偶然でした。

  

 それって東京女子さんは、このブログを作成、アップ時も、

 まだ、お四国を巡礼中の筈です。

 比較的、晴れの日が続いておりますが、3月末日~4月は花冷えがひどく、

 花粉症的にもキビシイ筈なので、どうかお気をつけになって、

 無事、結願されることをお祈り致しております。

 そして、また、何処かで…??(笑)

 

 

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 13:35 立ち話の後で山門

 

 正午ごろ小雨になったけど、また、結構な大雨に。

 

 あらためまして、第13番 大日寺(だいにちじ)。

 

 f:id:nayumimahenro:20190403144108j:plain 本堂

 

 ご本尊 十一面観世音菩薩

 「おん まか きゃろにきゃ そわか」

 

 珍しく(?)、ご本尊がライトアップ……じゃない、照明が点けられていました。

 ありがたく、御姿を見させて頂いたのですが……

 その後、この時に居合わせた団体さんの為に点灯されたものとわかりました。

 後から遅れて来た為、見るタイミングを逃した方々がおられ……

 「ずっと点けておいてくれればいいのに(笑)」 と、言っておられ、察しました。

 関係ない個人の歩き遍路の私が見てしまいました、なんか、すみません。。

 

 

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 願文 『臨終の際、如来に会える』

 

 ここでは、こういう願文を書いた写経を納めました。

 ……死ぬのは全っ然、怖くない! と言う方もおられますが、

 私は残念ながら、死が怖いです。本能だからしょうがないと思います。

 が、

 厳密には、死ぬほど痛い、苦しい思いをして、死ぬのが怖い、です。

 理想は、「ああ、自分はこういう最期だったんだ…」というかんじで、

 すーっっと抜けていくことです。

 なので、死ぬ際に、如来にまみえることができたなら、安心できると思うのです。

 脳が死に瀕して、夢まぼろしを見せてるんだろうなぁ…とか、

 考えるかもしれませんけど。(私って…)

 

 ともかく、写経を書いて持ってきていたので、

 今回、第13番に来れなかったら、持ち帰るところでした。

 それだと私の性格上、プレッシャーになったと思うので、

 こんな(バスで往復する)来方にはなりましたが、来れてよかったです。

 

 思い返せば、1日目の雨の中……第3番 金泉寺にて、

 「雨降って、地固まる、かも…」と、尼僧の如き女性に言われました。

 雨が降って、バタバタ、ざわざわ、わぁわぁするのだけど、

 最後には、腹が決まって、決着する……

 そんな私の道程を、予言されていたのかもしれません。

 こうして第13番 大日寺まで来れた、いまとなっては、そんな風に思えたのでした。

  

 

 f:id:nayumimahenro:20190403150425j:plain 大師堂 

  

 束の間の、無人の時に急いで三3 撮ったものです。

 

 こちらのお寺は聞きしに勝る、

 狭い境内に面する車道は交通量があるし、この日は団体さんがひっきりなしで、

 とても忙しない場所でした。

 そして、なんというか、現代日本とは思えないぐらい……

 ひと昔も前の、信仰心篤い何処か外国にいるみたいでした。

 この日この時の個人の印象ですけど。

 

 そんな、第13番 大日寺の、道路を挟んだ向かいに……

 

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 一宮神社

 

 1日目のいちばん最初、大麻比古神社にごあいさつ&参拝させて頂きました。

 最終日は、一宮神社でごあいさつをして帰る……

 そんなエンディングを予定していたのです。

  

 当然、この後、一宮神社に向かいました。

 

 お遍路の格好で、鳥居をくぐるのは……奇妙な緊張感があります。ました。

 無事、今回のお遍路が終わります、ありがとうございました、的な、

 ごあいさつをさせて頂きました。

 

 その後、おみくじの自動販売機が設置されているのに気づきました。

 あるところにはあるのでしょうが、私は初めて目の前に遭遇しました。

 

 f:id:nayumimahenro:20190403151706j:plain しかも10円は安い!

 

 安いから、ではなく、

 一宮神社の神様は、私に何を言ってくださるかが気になり、買ってみることに。

 自動販売機でおみくじを引くのは、初めての体験です。

 

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 ぽっ、と、はき出す様におみくじが出ました。(笑)

 

 わかり易く言えば、中吉。なかなか、嬉しいことが書いてあります。

 が、そんなにいいことばかりも書いてなくて…

 この後、この記事を作成している今日迄に、ある事柄が起こりました。

 いま思えば、このことをおっしゃっていたのかと…

 

 野に山に 春の阿波雪(淡雪) 消えゆきし 

 今朝はほのかに 霞たなびく

 

 季節は春、今朝は確かに霞たなびく中、山を越えてきました。

 ぽっと出の自動おみくじなのに、当たっててスゴーーー!(笑)

 

 

 参拝後……再び、大日寺の境内へ。

 雨を避けられる場所でバス迄の時間を過ごそうと思い、

 本坊の建物脇にあった長椅子に向かおうとした私は……

 

 青い人Yさん 「あぁ!(みたいなリアクション)」

 私 「あーっ?!(笑)」

 

 なんと、青い人Yさんと、バッタリ遭遇しました。

 

 朝、なべいわ荘から出る時に会えなかったので、

 もう会うことはないと思っていたのに……会う人には、つくづく会うね。(笑)

 青い人Yさんとも、また、いつか何処かで??

 

 それから徳島駅に戻って、定刻発の高速バスで、広島に帰還しました。

 

 【2019年3月10日(日)】 雨

 徳島の気温 最高13.3℃平均10.9℃ 

 歩いた距離 計測不能

 7:10 出発~ 9:18 阿川からバス乗車 ~ 09:57 別格②番 童学寺 

 11:12 石井駅からJR 徳島駅 徳島ラーメンのランチ

 12:50 徳島駅からバス ~ 13:25 一宮札所前下車

 14:45 一宮札所前からバス ~ 15:30くらい 徳島駅

 16:25 広島への高速バス乗車

  

 【おまけ 今回のお土産】

 

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 徳島名物 フッシュカツ

 …カレー味の魚のすり身ですね。間違いのない味!^0^

 鳴門金時のいもきんつば

 …餅粉が入っていたのと独特の弾力が意外でした。

 

 荷物が大きかったので、今回は、これだけ入れるので精一杯。(笑)

 

徳島5日目① 山越えルートにて へんろころがされ

 

 第12番 焼山寺を打った後、なべいわ荘さんに一泊しております。

 

 夕食後……入浴はすでに済ませ、TVのない部屋で、

 明日、歩くルートを思案しておりました。

 

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 檜の(多分)匂いがする、立派な梁の下で寝転んでいますが……

 実はとても寒くて、まったく落ち着けません。

 この宿は、気心の知れた人と一緒だったらよかったのだと思いますが……(^_^;)

 

 

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 宿から、次の第13番 大日寺までは、大きく2つのルートがあります。 

 

 この時、同宿の皆さんは、舗装路の『神山ルート』を行くそうでした。

 明日は雨予報だし、山越えより1時間多く歩くことになるけど、舗装路がいいと。

 

 私は、『山越えルート』です。

 山道を歩くのは最初の15~30分だけで、峠を越えてしまえば、あとは舗装路だからです。

 山を越えた集落(植村旅館さんがあるところ)まで、約2時間だそうでした。

 

 

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 地図をよくよく見ていると、山を越えたところにバス停がありました。

 何時に何処ゆきがあるのか……スマホで検索してみると、

 9:18 徳島駅ゆき のバスがあるではないですか!

 

 7時に宿を出たとしても、2時間後……間に合う筈です。

 7時より早い時間は山道が暗いと思うので、自重することにしました。

 (ミニ懐中電灯は持っていましたけど)

 

 大幅なルート変更をすることに決めました。

 何をどうするのかは、ここに書き連ねても伝わらないと思うので、

 実際に行った内容をご覧くださいませ。

  

 明けて、

 2019年3月10日(日)…雨

 

 日曜の雨は夕方からになりますよう、お願いしておりましたが、

 お大師様はお遍路に、そんな甘いことは叶えないのでありました。

 

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 6:35 朝食

 

 f:id:nayumimahenro:20190401233045j:plain ティッシュはBOXで持参

 

 私は今日、打ち止めで、広島に帰るので、

 それって東京女子さんに、ティッシュを差し上げました。

 花粉症で困っていたそうで、私も花粉症対策で持ってきたのですが荷物に入らず、

 宿に置いてくつもりだったので、丁度よかったです。

 

 それって東京女子さんも、神山ルートで向かうので、

 これが最後で、もうお会いすることもないだろうな…と、お互い思って、

 玄関先でお別れしたのでした。

 

 青い人Yさんは、この時、姿がありませんでした。

 朝食の時に見たのが最後だったか…と、思いました。

 

 せめて、朝2時間の山越えの間だけでも降らないでほしい…

 そう思って、早めに出発するのですが……宿を出た時から降雨でした。

 

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 7:10 なべいわ荘出発

 

 歩き始めてから雨具を装着するのは容易ではない為、玄関先で足止めし、

 フル雨装備を整えてから、出発…

 

入口 雨の日ver.

 

 なべいわ荘を出て左へ、

 この入口しか知らなかったので、昨日きた道を戻るかんじでINしましたが、

 宿の前の舗装路からもINできたっぽいです。たぶん。

 

 すでに結構な雨量なので、ここからはスマホで撮影することに。

 

  

「よかった、地面は濡れてない」

 

 雨の日に登山することはないので(雨が降ったら中止してきたから)、

 雨の山歩きは初めてでした。

 木々が雨を遮ってくれるのだろう、と、この時は思ったのですが、

 当然、足元はどんどん濡れてゆきます。

 

 一度、舗装路に出て…また、山の中へ。

 

 この山道は岩が多くて崩落していたり、倒木などもあるので、

 昨日のへんろころがしより、こっちのが道が険しい印象でした。

 

 

ツルッツルのへんろ道

 

 気をつけてはいましたが…

 思いっきり足元が滑って、びたんっと前のめりに転倒してしまいました。

 

 昨日のへんろころがしでは転ばなかったのに! 

 今日はへんろころがされだよ! と、心の中で苦笑いしました。

 

 だけど、両手を突いたけど、捻ったり挫いたりせずに済んでよかった。

 転ぶ時に手をつく運動神経がまだあって、よかった。(笑)

 (最近の子と老人はとっさの時に手が出せないそうだから)

 

 こんな雨の山中……薄日などない筈なのに、

 足元に、菅笠の影が映っているのが見えました。

 雨の山中を歩くのは初めてで、私は不勉強だから知らないだけで、

 単に何とかかんとか現象なのかもしれないけど、

 『お大師様が見守ってくださってる…? 私はいま、ひとりじゃないのかも…』

 

 お大師様は、都合よく願いは叶えてくれない。

 けど、

 その人に越えられない試練は与えない。(多分)

 と、

 この時、思ったのでした。

 

 

舗装路だーー!!

この崖下へ 命の水の一本が落下

 

 フル荷物なので、バックパックがパンパンで、

 左右のサイドポケットに入れていた水のペットボトルが押し出され、

 一本が崖下に落ちてしまいました。

 手をのばせば届くかもですが…自分の身が滑り落ちる可能性もある…

 惜しかったけど、厄落としだと思って、あきらめることにしました。

 中身がまだある飲み物が落ちてる時って、こういうことかとわかりました。

 

 

玉ケ峠

 

 ここへ出てしまえば、もう舗装路だし、WCはあるし…

 文字通り、峠は越えたかんじです。

 

  

 

 このルートのWC事情を… ※2019年3月現在

 

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霧のたちこむ 森の奥深く

 

 

 人間、苦しい登りの最中より、何とか越え切った時の方が、

 あれは何だったんだろう、私はどうすればよかったんだろう的な、

 内省に陥るものらしいです。

 そうか? 私は、登ってる時から、弱音を吐くタイプの人間なので、

 そんなにがんばる人の気持ちはよくわからないと思っていたのですが…

 

 こんな自分は、いつも、達成しない、できない人間なんじゃないかと…

 

 この舗装路を下れば、バスに乗って、

 できれば行けたら行く的だった、別格霊場のお寺へ行くのです。

 他の皆は当たり前に、次の八十八ヶ所札所(13番)を目指しているのに…

 

 『いや、私も、このまま13番まで、歩いて行けちゃうんじゃない?

  どのみち、もしバスに乗れなかったら、そうするしかないし…』

 

 自分は、がんばればできる人間なのか、

 すぐに逃げ道を探しちゃう人間か、

 その、せめぎ合いになって、自分を責めるのでした。

 

 

谷の集落

 

 皆が社長になれるわけじゃない。けど、私は平社員以下だ。

 歩き遍路をする様な人は、それまで凄くがんばって働いてきた人種で、

 仕事できちんとやってきた様に、お遍路も完遂するのだろう。

 それに比べて、私は、隙をついては区切り打ちをしている様な人間だ、と。

 

 その通りだし、それしかできない人間も世の中にはいる。

 皆が皆、社長になれるわけじゃない。(二度目)

 

 けど、何もしなかったわけじゃないし、これからもできないわけじゃない。

 自分の区切り打ちが、他から半端に見え、唾棄されたとしても、

 自分が、自分で歩いてきた道を吐き捨てることはないし、しない。

 私には、苦しかった道を越えてきた実績もあるし、

 たくさんの素敵な場面、いろんな風景を見てきた自負もある。

 いろんな景色を、私は見てきた。

 

 

雲海と梅

 

  …とまぁ、そんなことを思ったりしながら、

 フル荷物で雨の中をひとり、山越えしたのでした。

 

 自分がだいたい何処を歩いているのか、わからないので、

 時計を見てもピンときません。余裕があるのか、時間がおしているのか…?

 正直なことを言いますと、

 昨日のへんろころがしで平均6時間のところ、

 自分は5時間30分だったのだから、

 大体2時間なら、自分は2時間弱で歩けるのでは…?

 と、考えていたんです。

 

 まぁ~…甘かったですね! 私はやはり歩くのが遅いのでした。

 

 下のバス通りの道路が見え始め、バス停近くの橋が遠目に見えた頃、

 あと数分でバスの時刻、という事態でした。なんということ!

 さすがに小走りになります。

 バスに追い越されることもあるかも…

 (田舎ではバスが時刻より早く行くことがあるから)

 その時はどんな手を使ってでも停めてやる!! と思いつつ、

 できればバス停からフツーに乗りたいので、急ぎます 三3

 

 

阿川バス停

 ※ 2019年3月当時

 

 バス停に着いたのは、何とか3分前でした。

 計算が合わないので、アナザーディメンション…時空のひずみを、

 通過した可能性があります。(ホントに)

 

 因みに土日祝は、このバスで最終です。

 僻地は土日祝に歩かない方がいいと、つくづく思いました。

 交通機関が極端になくなることもですが、郵便局とかも機能してなくて、

 周囲に人がいないから、本当に困るんですよね。 

 

 

大事な場所なので2度出します

 

 次回の歩き遍路は、ここからスタートです!

 便数は少ないけどバスがあるので、また戻ってこれるんですよね。

 そこまで算段しないと、区切り打ちはつながらないので。(笑)

 

 ここからバスに乗って…


有誠園(ゆうせいえん)前にて下車

入口はかろうじて表示あり

 

 別格霊場②番、童学寺(どうがくじ)の前を通る路線でした。

 

 ※ 徳島バス神山線

 ※ 第13番大日寺方面には行きませんが途中迄は行けます

 ※ 詳しくは徳島バスのサイトでご確認ください^^

 

 私は、四国八十八ヶ所は歩き遍路をしていますが、

 別格霊場は、歩きだと限定していないマイルールなので、

 バスを使ってもOKなんです。

 昨日や今日、決めたのではなくて……別格は難所にあったりするので、

 少なくとも自分は歩いて踏破できないと判断したんですよね。

 

 他人にできても、自分にできないことはしない。

 他人ができなくても、自分はする、できる。

 …人生は、その判断の連続ですわ。(笑)

 

 

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 9:55 童学寺 うわさ通りのかわいい山門(^u^)

 

 別格霊場②番 童学寺(どうがくじ)。

 

 1泊目の宿、森本屋さんでご一緒した二巡目の女性が、

 翌日、歩いてゆかれて到着時、絶賛されていました。

 その日は薄日が差して天気も良く、のどかな理想郷の様に感じられたみたいで。

  

 私も参拝後、ショートメールで、

 『雨の為、予定を変更して今日、私も参拝しました』と、お伝えしました。^^

 

 因みに私は、昨年の11月、

 愛媛県松山市別格⑨番 文殊院に立ち寄ってますので、

 ここは2つ目に訪れる、別格霊場となります。

 

 

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 本堂

 ご本尊 薬師如来

 「おんころころ せんだり まとうぎ そわか」 

 

 

別格の納め札

 

 四国八十八ヶ所にはそれ専用の、

 別格二十霊場にはそれ専用の、納め札があります。

 

 八十八ヶ所と合わせて来る人は、併用されている方が多いとかで、

 納札箱の中は、四国八十八ヶ所の納め札が殆どだったww

 という話を見聞きしていたのですが、

 この日、私が見たぶんには、

 ちゃんと、別格二十霊場用の納め札が殆どでした。

 

 この中に、先述の二巡目女性の札も入っているんだろうなぁ…と、

 思いながら、私も納札させて頂きました。

 

 

 f:id:nayumimahenro:20190403113511j:plain 大師堂 

 

 雨の中、予定を変更しながらも、山を越えて無事に来れたことに感謝。

 

 

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 そう、こちらは近年に、本堂が火災に遭ってらっしゃるんですよね。

 本堂裏の建物で漏電、本堂に燃え移り、幸い、仏像は避難。

 煙に巻かれた仏像もいくつかはあったそうです。

 

 それは知っていたのですが、知らないと気づかないだろうというぐらい、

 何処が焼失したのか、ぱっと見、わかりませんでした。 

 

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 藤棚が目に入りました

  

 藤の花が咲いて、天気のいい日には、藤源郷みたいになるんだろうなぁ、と、

 思いました。

 後で、本堂跡地に気づいたのですが…

 雨の中、わざわざ撮るものでもないと、自粛しました。

 

 この後、売店へ…

 

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 別格霊場の巡拝記念品 念珠の玉(画像は女玉)

 

 別格二十霊場で販売されている、念珠の玉を購入しに。

 

 前に別格⑨番を通った時は、ウォークイベント参加中だったし、

 二十霊場を周ることなどないだろうと、購入しなかったんですよね。

 でも、20コ全部は集まらないにしても、行ったところのは求めておこうと、

 今回から購入することにしました。

 

 全部、集まって、念珠にできたら一生もの、死んだら棺に入れてもらおう。

 私は納経帳も持ってないし、白衣に朱印を押してもらったり、

 掛け軸にするやつもないので、

 これが唯一、集めるものになりそうです。^^

 

 

 童学寺から最寄りの駅…二つあるのですが、どちらも同じくらい、

 徒歩30分くらいと聞いていました。※個人差あり

 電車が1時間に2本ペースなので、

 乗りたい時刻のに乗ろうとした私が歩いた時は、25分弱くらいでした。

 時間を気にせずだったら、やっぱり30分くらいかなぁ。

 

私は米米を思い出す派

 

 JR徳島線 石井駅から電車に乗り、徳島駅へ。

 

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